ログインしてさらにmixiを楽しもう

コメントを投稿して情報交換!
更新通知を受け取って、最新情報をゲット!

ユング心理学研究会コミュの2018年5月17日(木)ユングサロンのご案内

  • mixiチェック
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
ユング心理学研究会からのご案内です。
==========

ユングサロン/最新セミナーのご案内です。
御興味のある方、是非ご参加ください。 ※事前のお申込みは不要です。
-----------------------------------------------------
2018年(前期)テーマ『現代におけるリベラルアーツの様相』

■日時:5月17日(木) 19:00〜21:00 (開場は18:45)
■会場:中野区産業振興センター(旧称 勤労福祉会館)

■演題:「ユング、ヴァールブルグ、ベンヤミン」〜イメージと象徴の力〜
 『変容の象徴』『心理学と錬金術』などのユングの著作は、古来からの宗教・オカルト哲学の著作から引用された、膨大な量のシンボリックなイメージの図版に溢れている。1910年前後から20年代における、グノーシス哲学や錬金術との出会い、及びそれらへの探究が、ユングの心理学の全般に、圧倒的な深い影響と、ことに象徴的イメージの重要性への開眼をもたらしたことは明らかだ。この20 世紀前半、「イメージの力」の持つ重要性に着目した多く
の人々のうち、美術史家のアビ・ヴァールブルグ(1866〜1929)と批評家のヴァルター・ベンヤミン(1892〜1940)の仕事にも着目して、彼らのユングとの並行関係を考え、現代文化における「イメージ」の重要性を今いちど考え直してみたい。

■ 講師からのコメント
 アビ・ヴァールブルグは、古今の象徴に関する文献の膨大な収集による「ヴァールブルグ文庫」の開設、そして「ヴァールブルグ学派」と呼ばれるグループの筆頭に立ち、またイメージを「読み解く」ことによって過去の文化に迫ろうとする「イコノロジー」という美術史学上のアプローチの確立に、大きな貢献を果たしました。またヴァルター・ベンヤミンは、初期の主著『ドイツ悲劇の根源』でアレゴリー(寓意)を考えることの意義を説き、また後の『複製技
術時代の芸術』などの論文で、写真や映画などの視覚文化も焦点に据えながら、現代においてイメージを通じた思考を行うことの意味を繰り返し論じていきました。ユング、ヴァールブルグ、ベンヤミンの仕事には、20 世紀前半という時代に、「イメージ」を収集し、その底知れぬ重要性と呪術性に光を当てようという、共通した衝動を見てとることができるように思えます。膨大な視覚情報に溢れる一方「ポスト真実の時代」とも呼ばれる現在において、「イメージ」について思考することの意味を、彼らの仕事の共通性を通して、いま一度捉え直すきっかけにしてみたい、と考えています。

■講師: 倉林 靖
 美術評論家・音楽評論家・リコーダー奏者。
 1960 年群馬県生まれ。青山学院大学文学部史学科卒業。1986 年、美術出版社主催「芸術評論」募集で第一席入選。以後、現代アートを主な領域として評論活動を展開する。現在、武蔵野美術大学、東京造形大学、東海大学および東海大学大学院、専門学校桑沢デザイン研究所で非常勤講師。美術評論家連盟会員。森鴎外記念会会員。
 いっぽう、リコーダーを大竹尚之氏に師事、またヴァルター・ファン・ハウヴェ氏に国内のワークショップでレッスンを受ける。これまで評論活動と並行して断続的にリコーダーの演奏・教育活動を続けてきたが、特に2013 年以降、
リコーダーの分野にいっそう多くの力を注いでいる。現在、宮地楽器リコーダー科講師。
 著作:「意味とイメージ」(青弓社)、「超・文化論」(日本経済新聞社)、「現代アートの遊歩術」(洋泉社)、「現代アートを聴く」(スカイドア)、「岡本太郎と横尾忠則」(白水社)「新版・岡本太郎と横尾忠則」(ブックエンド)、「澁澤・三島・六○年代」(リブロポート)、「震災とアート」(ブックエンド)、他に共著書・展覧会カタログ執筆等多数。現在、月刊『ギャラリー』誌と月刊『音楽現代』誌に毎月連載・寄稿。

■会費:1,000円
■アクセス:中野区産業振興センター(中野駅南口下車、左手の交番脇線路沿い 直進、
      コンビニ手前右折すぐ左側、徒歩5分)
      http://www.city.tokyo-nakano.lg.jp/dept/162000/d017624.html

■ユング心理学研究会 公式ウェブサイト  http://jung2012.jimdo.com/

※ユングサロンは事前予約は不要です。お気軽にお越し頂けると幸いです。
※セミナー時に撮影した写真を当研究会のホームページやFacebook等の ソーシャルメディアに公開する場合があります。 あらかじめご了承ください。

※当会ユングサロンコミュニティ(写真等はこちらをご覧下さい):
https://www.facebook.com/%E3%83%A6%E3%83%B3%E3%82%B0%E5%BF%83%E7%90%86%E5%AD%A6%E7%A0%94%E7%A9%B6%E4%BC%9A-281102485276364/

---------------------------------------------------------------------------
【2018年前期ユングサロンについて】
■テーマ:『現代におけるリベラルアーツの様相』

■スケジュール(予定)(敬称略)
 ※会場の都合等で、日程が変更になる場合があります。

第1回 2月15日(木)
 輸入された『音楽』を通して『日本』を考える 
 〜創作を通じて日本の深層を浮き彫りにする面白さ〜
 ワキマル・ ジュンイチ

第2回 3月15日(木)
 いのちのリズムと芸術としての人生 ―ユングの向性理論の生涯発達心理への適応性
 岩間 浩

第3回 4月19日(木)
 中島みゆき「夜会」の世界 〜能に連なる鎮魂の芸術〜
 阿部美穂

第4回 5月17日(木)
 ユング、ヴァ―ルブルグ、ベンヤミン 〜イメ―ジと象徴の力
 倉林 靖

第5回 6月21日(木)
 昔話はいかにパロディ化されるか 〜ハリウッド脚本術を読む
 原田佳夏

第5回 7月19日(木)
 哲学で読み解くシュルレアリスム
 岡野利津子

------------------------------------------------------------

コメント(1)

ユング心理学研究会からのご案内です。
======

ユングサロン/最新セミナーのご案内【リマインド】です。
御興味のある方、是非ご参加ください。 ※事前のお申込みは不要です。

-----------------------------------------------------
2018年(前期)テーマ『現代におけるリベラルアーツの様相』

日時:5月17(木) 19:00〜21:00 (開場は18:45)
会場:中野区産業振興センター(旧称 勤労福祉会館)

演題:「ユング、ヴァールブルグ、ベンヤミン」〜イメージと象徴の力〜
 『変容の象徴』『心理学と錬金術』などのユングの著作は、古来からの宗教・オカルト哲学の著作から引用された、膨大な量のシンボリックなイメージの図版に溢れている。1910年前後から20年代における、グノーシス哲学や錬金術との出会い、及びそれらへの探究が、ユングの心理学の全般に、圧倒的な深い影響と、ことに象徴的イメージの重要性への開眼をもたらしたことは明らかだ。この20 世紀前半、「イメージの力」の持つ重要性に着目した多くの人々のうち、美術史家のアビ・ヴァールブルグ(1866〜1929)と批評家のヴァルター・ベンヤミン(1892〜1940)の仕事にも着目して、彼らのユングとの並行関係を考え、現代文化における「イメージ」の重要性を今いちど考え直してみたい。

■ 講師からのコメント
 アビ・ヴァールブルグは、古今の象徴に関する文献の膨大な収集による「ヴァールブルグ文庫」の開設、そして「ヴァールブルグ学派」と呼ばれるグループの筆頭に立ち、またイメージを「読み解く」ことによって過去の文化に迫ろうとする「イコノロジー」という美術史学上のアプローチの確立に、大きな貢献を果たしました。またヴァルター・ベンヤミンは、初期の主著『ドイツ悲劇の根源』でアレゴリー(寓意)を考えることの意義を説き、また後の『複製技術時代の芸術』などの論文で、写真や映画などの視覚文化も焦点に据えながら、現代においてイメージを通じた思考を行うことの意味を繰り返し論じていきました。ユング、ヴァールブルグ、ベンヤミンの仕事には、20 世紀前半という時代に、「イメージ」を収集し、その底知れぬ重要性と呪術性に光を当てようという、共通した衝動を見てとることができるように思えます。膨大な視覚情報に溢れる一方「ポスト真実の時代」とも呼ばれる現在において、「イメージ」について思考することの意味を、彼らの仕事の共通性を通して、いま一度捉え直すきっかけにしてみたい、と考えています。

■講師: 倉林 靖
 美術評論家・音楽評論家・リコーダー奏者。
 1960 年群馬県生まれ。青山学院大学文学部史学科卒業。1986 年、美術出版社主催「芸術評論」募集で第一席入選。以後、現代アートを主な領域として評論活動を展開する。現在、武蔵野美術大学、東京造形大学、東海大学および東海大学大学院、専門学校桑沢デザイン研究所で非常勤講師。美術評論家連盟会員。森鴎外記念会会員。
 いっぽう、リコーダーを大竹尚之氏に師事、またヴァルター・ファン・ハウヴェ氏に国内のワークショップでレッスンを受ける。これまで評論活動と並行して断続的にリコーダーの演奏・教育活動を続けてきたが、特に2013 年以降、リコーダーの分野にいっそう多くの力を注いでいる。現在、宮地楽器リコーダー科講師。
 著作:「意味とイメージ」(青弓社)、「超・文化論」(日本経済新聞社)、「現代アートの遊歩術」(洋泉社)、「現代アートを聴く」(スカイドア)、「岡本太郎と横尾忠則」(白水社)「新版・岡本太郎と横尾忠則」(ブックエンド)、「澁澤・三島・六○年代」(リブロポート)、「震災とアート」(ブックエンド)、他に共著書・展覧会カタログ執筆等多数。現在、月刊『ギャラリー』誌と月刊『音楽現代』誌に毎月連載・寄稿。

■会費:1,000円
■アクセス:中野区産業振興センター(中野駅南口下車、左手の交番脇線路沿い直進、コンビニ手前右折すぐ左側、徒歩5分)
http://www.city.tokyo-nakano.lg.jp/dept/162000/d017624.html

■ユング心理学研究会 公式ウェブサイト  http://jung2012.jimdo.com/

※ユングサロンは事前予約は不要です。お気軽にお越し頂けると幸いです。
※セミナー時に撮影した写真を当研究会のホームページやFacebook等のソーシャルメディアに公開する場合があります。あらかじめご了承ください。

ログインすると、みんなのコメントがもっと見れるよ

mixiユーザー
ログインしてコメントしよう!

ユング心理学研究会 更新情報

ユング心理学研究会のメンバーはこんなコミュニティにも参加しています

星印の数は、共通して参加しているメンバーが多いほど増えます。

人気コミュニティランキング