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ユング心理学研究会コミュの2017年11月2日(木)ユングスタディのご案内

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ユング心理学研究会からユングスタディのご案内です。

2017年後期 ユングスタディのご案内

「ユング『元型論』を読む (続)」(第3回/全4回)
 今期第2回となる前回のユングスタディでは、「母娘元型―デメテル=コレー神話」、「トリックスター元型―インディアン神話によせて」の二本の論文を読み進めました。
 母娘元型は、女性の場合には上位人格すなわち「自己」、男性の場合はアニマに対応します。女性の場合、母と娘という世代を超えたペアの元型は、時間を超えた不死の感情を生み出し、全体性の回復に繋がる治癒体験を伴うものとして作用します。ユング曰く、デメテル=コレー神話は「男には分からない、男を除いた母と娘だけの体験領域を表わしている」とのことです。
 トリックスター元型は、「初期の意識段階、未分化な人間意識」を反映しているものであり、「集合的な影の像」にあたります。こうした影の像は、自我人格に対して補足的・補償的関係にあり、環境世界の条件に適応できない一方で、高い意識発達の可能性を持っています。トリックスター神話を保ち続けていくことは、「影の像を意識的にしておき、その上で意識的批判にさらすための、最善にして最も成功率の高い方法」です。影が意識されずに他者に投影される場合、「原始的な暗黒世界が、最高の文明段階においてすら起こりうる」「政治がこの最もよい例」とユングは警鐘を鳴らしています。
 今期第3回のユングスタディでは、「童児元型」論文を読み進めます。ユングによれば、童児は個性化過程において、意識的・無意識的な人格要素の総合から生まれる全体的な形姿の先ぶれです。上位人格たる「自己」の萌芽が童児元型です。童児がたどることになる運命は、自己が生成し実現する際に起きている、心の中の様々な出来事を表現しています。個性化過程との関連で重要な位置付けにある童児元型について、詳しく検討しつつ理解を深められればと思います。

進行役:白田信重、岩田明子、山口正男(ユング心理学研究会)
第3回 11月2日(木)19:00 〜 21:00 (開場18:45)
■ 会場:中野区産業振興センター (中野駅南口 徒歩5分)
■ 会費:1,000円
■ 主催:ユング心理学研究会 http://jung2012.jimdo.com/
■ 問い合わせ:研究会事務局 jungtokyo_info@yahoo.co.jp
※資料準備の都合等から、事前の参加申し込みが必要です。
※セミナー時に撮影した写真を当研究会のホームページやFacebook等のソーシャルメディアに公開する場合があります。あらかじめご了承ください。

※当会Facebookコミュニティ(写真等はこちらをご覧下さい):
https://www.facebook.com/%E3%83%A6%E3%83%B3%E3%82%B0%E5%BF%83%E7%90%86%E5%AD%A6%E7%A0%94%E7%A9%B6%E4%BC%9A-281102485276364/

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