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ユング心理学研究会コミュの10月2日(木)ユングスタディのお知らせ

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ユングの『赤の書』を取り上げる、ユングスタディのシリーズ第2回です。

前回の第1回では、初回オリエンテーションとして、まず前半に『赤の書』の成立過程や出版に至った経緯について説明をしました。出版された『赤の書』は、あくまで研究者たちによって今の形に落ち着いたものであって、これと関連する草稿を含むユングの様々な表現行為がその背後にあることを考えると、実態としての『赤の書』はもっと広い領域に及ぶものであって、『赤の書』はいわば「輪郭のない著作」と呼べるものであることが示されました。後半では、『赤の書』に収められているイメージ豊かなビジュアルを鑑賞してきました。ユングの表現のあり方が、それ自身として変化していく過程をたどっていくことになりました。

第2回となる今回では、実際に『赤の書』の内容を読み進めていきます。取り上げるのは「第一の書」の部分になります。この書において、ユング自身である「私」は、「深みの精神」に導かれ、「この時代の精神」とは異なる魂のあり方を求めて、魂の荒野に降り立ちます。そこからさらに「地獄」へと降下した私は、おびただしい血と無数の蛇とで満ちた地下水流内で英雄の死骸を見つけます。私は奸計を用いて英雄ジークフリートを殺しますが、そのことを通して自分の中に「神」が受胎します。その後出会った予言者エリアと盲目のサロメに導かれ、「神」に関わる密議が執り行われていきます。

荒唐無稽とも言える、神話的かつ密議的なイメージが紡がれていく中で、後に『タイプ論』や『自我と無意識』などの著作に結実していくユング思想の原点が語られていきます。実際の進め方としては、ますは「第一の書」の全体の流れと概観した後に、重要と思われる箇所を読み進めながらユングの後の思想との比較を行い、皆で感想や印象を共有しながら議論を深めていきたいと思います。

(白田信重:当研究会会長代行)

■日時:10月2日(木) 19:00〜20:30 (開場は18:30)
■会場:中野区産業振興センター(旧称 勤労福祉会館、JR中野駅南口 徒歩5分)
■会費:1,000円(ドリンク付)
■主催:ユング心理学研究会http://jung2012.jimdo.com/
■問い合わせ先: jungtokyo_info@yahoo.co.jp(研究会事務局)
※初めて参加される方は事務局へメールをお願い致します。

※セミナー時に撮影した写真を当研究会のホームページやFacebook等のソーシャルメディアに公開する場合があります。あらかじめご了承ください。

コメント(3)

ユング心理学研究会の皆さま

10月2日(木)の「ユングスタディ」(旧読書会)のレマインドです。

今回は、今期テーマ「ユング 『赤の書』 を読む」の第2回目で、赤の書の文章の抜粋をテキストとして講読しユングに触れていく予定です。
講師は、ユング研究家・当会会長代行白田信重氏です。

なお、ご参加頂く際は、以下のURLにある当会ホームページの右上方にある「当日の資料」をクリックして、そちらに添付されているPDFファイルをダウンロードし、各自、印刷してご持参頂けますよう、お願いいたします。

当会ホームページURL⇒http://jung2012.jimdo.com/
※資料開封には、パスワード「redbook」の入力が必要です。

もし、ダウンロードまたは印刷頂くことが出来ない場合は、当方でご用意させて頂きますので、お手数をお掛けしますが、こちらのメールアドレス(jungtokyo_info@yahoo.co.jp)宛にその旨ご連絡ください。

その際、会費とは別に印刷諸費用および手間料として\100を申し受けさせて頂きますこと、ご了承くださいますようお願いいたします。


***講師より***
今回ご用意しましたテキストは、『赤の書』第一の書より、冒頭の「来るべきも のの道」、中盤の「神の受胎」、最後にあたる「解決」、の三章です。

「第一の書」全体の概要を説明した後に、これらテキストを少し詳しく読んでいく予定です。
この三章に関しては、各自で打ち出して、当日持ってきていただけるようお願い致します。

また、添付の写真も参考までにご覧下さい。
(こちらは打ち出す必要はありません)
これらの写真は、林道義『図説ユング』(河出書房新社)から抜き出したものです。
ひとつは『赤の書』の現物、もうひとつはアイオーン神像です。

アイオーン神像ですが、テキスト「解決」の章の p.232、「蛇は私の体じゅうに巻き付いてしまい、私の顔はライオンになっている」は、明らかにこうした異教の神のイメージを意識していると思います。
(p.233 の注釈では、ユング自身はこのイメージをミトラ教のレオントセファルス神としています)
このアイオーン神像については、今のところアイオーン神像として考えられてはいるものの、これが何であるのか正確には判明していないとのこと。
それこそ、ミトラ教の神像であるという説もあるそうです。
********

■日時:10月2日(木)19時〜21時(開場18時30分)
■会場:「中野区産業振興センター」(JR中野駅南口 徒歩5分)
■会費:1,000円(含む茶菓))
■主催: ユング心理学研究会 http://jung2012.jimdo.com/
■問い合わせ:jungtokyo_info@yahoo.co.jp

それでは、当日お目にかかれますことを楽しみにしています。
【ご報告】

 昨日、10月2日(木)のユングスタディ、「『赤の書』を読む」第2回のご報告です。ユング研究家・当会会長代行の白田信重氏のガイドによる読書会では、『赤の書』に散見されるユングの「心の軌跡」を追うような、大変意義のある内容となりました。次回のユングスタディ(11月6日予定)もお楽しみに。

ユング心理学研究会ウェブサイト
http://jung2012.jimdo.com/

※次回より、ユングスタディは配布資料や座席数の関係上、前日〆切の事前申込制とさせていただくことになりました。お申し込みはユング事務局へのメール(jungtokyo_info@yahoo.co.jp)にて承ります。詳しくは、上記ウェブサイトをご覧ください。

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