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ちーむ Tコミュの改!作文。

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え〜なんか、ぐちゃぐちゃになったため全部こちらに移動します。

これからみんな(コミュ以外の方も)で物語を作って行きましょう!
今から書く文の後にどんどん話を考えてつなげていってな。

一文とは言わない、思い付く限り書いてOKよん。


下ネタ禁止 おふざけ禁止 ヤルとかそういうのも一切なし!
最低2行以上は書くこと!
上記のことに反する書き込みは即削除及び1ヶ月アクセス禁止。

みんな最低2回の書き込みで30までいったら終了。
25番目以降の方は注意して書き込みしてください。

終わったら
管理人のサンチン様に編集してもらい
大々的にみなさんのページに貼り付けして公開!

そしていつかはコミュニティ作って
すごい小説作って、製本化!
夢だけは大きく行きましょう!!!

それでは始まり始まり〜

コメント(25)

今思えばあれが始まりだったんだ。蒸し暑い夏の夜、僕は神社の縁日で君に出会った。

その日僕は去年の楽しかった思い出を振り返りながら縁日へ出向いた。
去年初めてできた彼女と最初で最後の一緒に出かけた思い出。
それを思い出すために・・・・。

そんな僕とは正反対に、君は楽しそうに金魚すくいをやっていた。
『おじさん、このポイ破けやすくない?』
『お譲ちゃん、バカ言っちゃいけねーよ。ウチは一番すくいやすいって評判なんだから。』
僕は、一年前にもこんなやり取りを聞いていた。








概略:
こいつ(主人公)は、去年の彼女との思い出を振り返りに縁日へやってきて、そこで楽しく金魚すくいをやってる彼女(去年の子とは別の子)に出会うのです。
そのうち名前を決めますが、それまで主人公は俺で通します。
(はる♪さんより。)

僕とはちょっと離れたトコでは「キャハ♪見てみて、金魚すくえたよ。」
と女の子がはしゃいでる。

おじさんが「ほれみい!ちゃんとすくえるだろ?」と言ってきたがそんなことより何故かその女の子のコトが頭から離れなかった・・・
彼女はそれからも何回か続けたが一向につかまえれる気配が無い。
彼女の隣りで捕っていた男の子はもう5匹もすくっている。

彼女はその男の子に負けるものかと言わんばかりに、気合いを入れもう一度挑戦した。
だが結果は、すぐにポイが破けた。
『あーん!』

そんな光景を微笑ましく見ていると突然彼女が振り向いた。
(はるより)

不意に彼女と僕の目が合ってしまった!!
しかし彼女を見つめていた。いや目を離す気になれなかった。

彼はその女の子にたいして一言つぶやいた・・・

「瑞希?」

そう、彼が瑞希と言ったのは去年一緒に祭りにきた女の子の名前だった。
??『瑞希って誰??あたしは、香月って言うのよ』

香月『ところであなたさっき私のこと笑ってたでしょ!?』

彼女の質問にハッと我返った!
そう彼女は、今年の春に病気で死んでしまったはずの瑞希にそっくりだった。

俺『あっ!えっと!・・・・』
香月『もう、ハッキリしなさいよ。あなた、私が全然金魚をすくえないものからあきれて笑ってたんでしょ!?どうせ。』

図星を指され俺は返す言葉が無かった。
香月『そうだexclamationあなた私を笑ってたんだよねexclamation & questionってことは、あなたは上手いんだよね金魚掬い。』

そういうなり彼女は俺の腕を引っ張って金魚屋の屋台まで連れて行った。

香月『はいexclamationやってみせてウッシッシ自信あるんでしょるんるん


ちょっと迷ったけど笑ってしまったてまえ、断る事はできなかった。

『よしっexclamationじゃあ、おっちゃん一回ね!』

300円を出しおじさんからポイをもらう。
気を取り直して続きをやろうとしたが、手が震えてうまく掬えない。

そしてすぐまたポイが破けてしまった。

そばで見ていた彼女は
香月「人のこと笑ってたけど、結局あなたも下手くそじゃん!」

僕「たまたまだって、いつもはもっと上手いんだから。」


香月「そんなこと言っても、でも笑った事には変わりないわ。なにか罰をしてもらわないと。」


僕「はっ?バツ!」

罰と聞いた時、僕は焦った。
なぜなら昔から、罰と言う言葉に弱いのだ。


香月「そっ!当然でしょ。」

僕「マジかよ。逆立ちで境内一周とか言うなよ。」

香月「大丈夫!もっと簡単な事だから。」

僕「簡単?」


香月「今日祭りが終わるまで私と一緒に回って!」
「実は今日友達と来るつもりだったんだけど、その子が仕事で急に来れなくなっちゃって、しょうがないから私一人で回ってたの。でも一人って詰まらないし心細いじゃない!?だから一緒に回って貰いたくて。」


僕「あっあぁ、それぐらいならいいぜ!」

彼女の思わぬ言葉に正直驚いた!
僕にとっては罰と言うよりむしろ神様からのご褒美に思えた。


香月「じゃあ行こっか!」

僕「おう!」
うれしそうに走って先をゆく香月の後を僕も追った。

ようやく香月の足が止まりふと振り向く。

香月『ねぇねぇ。ちょっと聞いていい?』
香月『ところで聞いてなかったけど、あなたな・ま・えなんて言うの?』

確かに、話の流れで彼女の名前は聞いていたけど、自分の名前を教えていなかった。

僕『そういえば、言ってなかったね。俺は戸織海渡(とおりかいと)って言うんだ。』

香月『海渡?』

海渡『そう!海を渡るって書いて海渡!』


俺の名前を聞いた瞬間、彼女の顔が曇った気がした。

海渡『どうかした?』

香月『ううん。なんでもない、ただ変わった名前だなぁと思って。』

彼女は考え込むようにうつむいた。
そんな彼女を見た俺は、会話をしようと思い話し始めた。

海渡『そういえば、君の名前は香月って聞いたけど苗字は?』

さっきまでとは打って変って彼女に笑顔が戻った。
なので、その時は彼女が顔を曇らせたことについてそれほど気にしなかった。

香月『あっ!そうだった。私は二ノ宮香月って言うの。よろしくね!戸織君!』
香月『ところで戸織君!』

海渡『海渡でいいって!』

香月『ごめん、実はちょっと海渡って呼びたくなんだけどね・・・。それでどこ行く?』

彼女の言葉が異様に引っかかった。

海渡『ああ、とりあえず上まで行こうか!』

香月『うん!そうだね。』

海渡『ところで、さっきの海渡って呼びたくないって何で?』

香月『・・・・実は、元彼の名前なの。死んじゃったけどね・・・ははっ』

彼女は笑いながら言ったけど、俺には寂しく見えた。
無理して笑っている彼女を俺はいつの間にか抱きしめていた。

海渡『実はさ、俺も去年彼女居たんだけど、1月に交通事故で死んじゃったんだ・・・』

香月『さっき、瑞希って言ってよね!?もしかしてそれって・・・』

海渡『そう。その彼女の名前。』

香月『そうなんだ。そんなに似てる?私と彼女。』

海渡『うん、とても。信じられないぐらい。』

香月『ねえ、あなたとその人とのこと聞かせてくれない?』

俺は、話し始めたこの子に全部話して少しでも楽になろうと、この子に支えてもらおうとすこし思ったから・・・・・。

1年半前。。。
そう…

それは去年の今日の出来事。

一生忘れられないような一日の出来事。。。

僕のひと夏の幻の恋が始まった日…
その日も、今日のように穏やかな日和で気持ちのいい風が吹く涼しげな夕方であった。

瑞希と俺は、同じ職場の同僚。
その日は二人とも祭りへ行くため、仕事を急いで終わらせた。
瑞希と付き合い始めたのはちょうど1週間前。

今日は付き合って初めてのデートでもあった。

心を弾ませ祭りへと向かう二人であったが

この時はまだこれから知ることになる
真実を知るはずもなかった。

瑞希『仕事 無事早く終わることできてよかったね〜』
僕を引っ張って歩く瑞希が何かを見つけ急に立ち止まった。

瑞希『ねぇ!アレやろうよ!!』

瑞希が指差すほうを見てみると、金魚すくいの文字が見えた。

海渡『うん、じゃあ多く金魚すくったほうが勝ちでどう!』

瑞希『おっ!自信満々じゃん!』

海渡『あったりまえじゃん!俺は金魚すくいだけは得意なんだ☆』

瑞希『じゃあ、負けたほうがジュースおごりね♪』

瑞希・海渡『おっちゃん、一回ね!』

おっちゃん『おうっ!がんばりな!』
「ははははっ!海渡って焦るといっつも女言葉になるよね。早く治さないと」

笑いながら楽しそうに瑞希が言う。



二人ともこんな些細な事でじぇれあう日常が大好きだった。
そしてお互いがお互いを一番好きでいた。




だけど・・・・



翌年の1月、大雪の降った日。

『ガッチャーン!!』

雪でスリップしてブレーキが利かなくなった車が、歩道を歩いていた瑞希に一直線に突っ込んだ。


病院に運ばれた時にはもう息はなかった。


こんな重い話を、今日初めて会った子に話してるなんてどうかしてると思いながらも海渡は一生懸命自分の話を聞いてくれる香月にすべて話した。
香月『本当は言いたくない話を私なんかにしてくれて、どうしたの?』

  手元には二人ですくったたくさんの金魚が泳いでいた。

海渡『今、隠し事なんかするなって、金魚が言ったように聞こえたんだ』

香月『海渡って子供を大事にしそうなタイプだねハート
海渡「はははっ!でもそれだけじゃないんだ。」

香月「えっ!?どういうこと?」


海渡「やっと、あいつのこと忘れれそうな気がするんだ...。君に会えたから。」

香月「そっか、だからって私のこと好きになっちゃだめよ!」
香月は、どこか寂しさを隠したように笑いながら言った。

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