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相田 みつを の 心 ♪コミュのみつをの心☆【今日の言葉】

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     人間はねえ
     自分よりも
     人のほうが
     よくなると
     おもしろく 
     ねんだなあ
     人間のわたし



晩年の作品で、あたかも本音を叩きつけたかのような激しい筆勢で描かれています。相田みつをは、激しい気性を内に秘めながらも人への悪口や批判を口にしない人でした。
それ故、心の中にはさまざまな頬悶があり、それを作品に昇華する面があったのでしょう。
         『相田みつをの心』今日の言葉より。

コメント(208)


6月27日月曜日クローバー今日の言葉クローバー









長い人生には、いろいろな風が吹いてきます。何をやってもとんとん拍子にうまくいく追い風の時期もあれば、失敗ばかりが続く逆風の時期もあります。人生における風は、思うがままに吹いてくれない存在です。風がどのように吹こうが、毅然と生きていきたいものです。

      ‐抜粋‐

6月28日火曜日クローバー今日の言葉クローバー


おだてられれば

いい気になるし

わるくち

いわれりゃ

腹たつわたし



I feel great when flattered
and get mad as hell when spoken ill of


「長い年月、参師問法(さんしもんぽう)して、おまえは一体何がわかったか−?」
欲望と迷いのきりなく深い自分がわかった。いざとなると弱くてだらしのない自分のことがわかった。
自己顕示欲と自己嫌悪とうらおもてに交錯する自分の心の中がわかった。
そして−
いくつになっても美女には弱いどちらかといえば多情な自分のことが、よくわかった。
※参師問法というのは、師について仏法をきくことです。
相田みつを

      ‐抜粋‐

6月29日水曜日クローバー今日の言葉クローバー



ただ

花には人間のような

かけひきが

ないからいい

ただ咲いて

ただ散ってゆく

からいい

ただになれない

人間のわたし





人間には厄介なことに、世間というものがあり他人とつきあっていかなくてはなりません。そこでは「ただ」生きていくことは許されず、いろいろなかけひきや功利の中で生きていくとしても、「ただ」の価値を知る人間になれるかどうかが大切なことです。
     ‐抜粋‐

7月1日金曜日クローバー今日の言葉クローバー


花はただ

咲くただひ

たすらに






「谷間の白百合の花は、だれにも見てもらえないのですが、少しのかけひきもなく、精いっぱい、いのちいっぱいの美しさで懸命に咲いています。」別の作品にそうあります。見返りや評価を求めない「ただ」という世界へのあこがれが強く感じられます。(解説:相田一人)




     ‐抜粋‐

7月6日水曜日クローバー今日の言葉クローバー



なやみはつき

ないな生きて

いるんだもの




日めくりにするつもりで描いた作品で、やや縦長になっています。ここでは、生きている限り人には悩みが付きまとうが、仕方ない生きているんだから、という諦めの感情を発露するとともに、一生懸命に生きる姿勢を肯定し、むしろ悩んでいる人を勇気づけています。

     ‐抜粋‐



サボってました
すみません顔(願)

7月8日金曜日クローバー今日の言葉クローバー


そらもゆうやけ
みずもゆうやけ

かえりゆく

わたしも

つばめも

ゆうやけの

なか




渡良瀬川で釣りなどをしているうちに、あたりは夕焼けで一面が真っ赤になってきた、空も川の水もすべて同じ。そんな情景が目に浮かぶような、叙景的な作品です。大自然が自分や他のものと一体になっていく幸福な瞬間、それはまさに桃源郷であると言えましょう。

     ‐抜粋‐

7月9日土曜日クローバー今日の言葉クローバー


ひとつひとつ

かたずけて

ゆくんだね

具体的にね





何が「ひとつひとつ」なのかは人それぞれですが、誰でも目の前に悩みや障害といったものがあるはず。それらに対し、感情的な反応をしたり目をそむけて逃げようとしたりせず、何が問題点なのかをよく考えて冷静に一歩ずつ解決していくこと、それが重要なのです。

    ‐抜粋‐

7月10日日曜日クローバー今日の言葉クローバー



道は一本

単純で

まツ直ぐがいい

何かを欲しがると

欲しがったところが

曲がる

道は一本

まっすぐがいい



one simple, straight path is the best
whenever something is desired,
that desire bends the path
one simple, straight path is the best

父は小さいころから絵が大変好きで、旧制中学のころは画家になろうかと真剣に考えたこともあったようでした。
同時にそのころから書や短歌にも打ち込んでいたので、自分の生きる道について非常に迷ったようです。
結局は書家として独自の道を歩むことになるのですが、いくつになっても迷いというか、気が多かったのかもしれません。いや、「しれません」ではなく、実際にそうだったのでしょう。
この作品は、父が50代半ばのときのものです。「・・欲しがったところが曲がる・・」というのは、相田みつをの幾多の体験を踏まえての言葉だと思われます。
相田みつを美術館館長
相田一人

     ‐抜粋‐ 

7月11日月曜日クローバー今日の言葉クローバー


因も変り

縁も変る

なにもかも

みんな変って

ゆくんだね

人間関係も

変ってゆく

世の中

無常だから



mutability
factors are changeable
fate is changeable
all things change
human relations, too, change
this world
in which nothing stays the same
1991年 46.0×67.0


アノネ、いまここに一つぶの花の種があったとしますよ。この種、このままでは芽が出ませんね。この種を陽当たりのいい槌の中に埋めて、水をやったり、肥料をやったりすると芽が出ますね。
その時の種を因、土や太陽の光、水、その他諸々のものを縁というんですね。世の中すべてのものは、因と縁との関係の中で生じたり滅したりするんですね。これは仏教の基本的な考え方の一つです。因だけでも芽は出ません。縁だけでもダメです。
因と縁との関係の中で成り立つ世の中だから無常なんですね。無常とは常無しで一しゅんといえども止まることなくどんどん変わってゆく、ということです。
相田みつを

    ‐抜粋‐

7月13日水曜日クローバー今日の言葉クローバー




あのそばの味

あのパンの味

本当のところはね

だれにも

説明ができないんだよ

ことばは

不完全だから




この世の中には、言葉では表現できないことばかり溢れています。言葉にできること、説明できることは、その中のほんの僅かな部分だけ。不完全な言葉だからこそ、一歩でも真実に近づこうとするし、言葉で表しきれない感動を大切に育んでいく必要があるのです。

     ‐抜粋‐
7月17日日曜日クローバー今日の言葉クローバー


くさびだから

一番大事な

ところへうつ

くさびだから

見えない

ところへうつ





楔(くさび)とは柱の繋ぎ目などに打ち込む大事な金具ですが、見えてしまったら用をなさない面があります。人と人との繋がりにおいても、本当に大事な心遣いは、人に知られずに行ってこそ意味があります。自分自身の人生への楔も、打つタイミングが重要です。

      ‐抜粋‐

7月20日水曜日クローバー今日の言葉クローバー


この世は

わたしが

わたしになる

ところ

あなたが

あなたに

なるところ





これは若い世代に人気の作品です。「自分が自分になる」ということは、当然のようでいて、きわめて難しい課題です。相田みつをにとっても、生涯最大の問題でした。それと同時に、他人の他人らしさということへの配慮も忘れてはならないのです。

     ‐抜粋‐
7月21日木曜日クローバー今日の言葉クローバー




この我執

そして

この気の弱さ

共に必要あって

佛さまが

わたしに授けて

くれたもの



相田みつを晩年の作品です。我執という強いものに対して、気の弱さを配するところに円熟した幅広さが感じられます。それを仏が「必要あって」授けたというところに、自分という存在が、仏によって支えられ、しかもそれなりの価値があるのだという自信になっています。

     ‐抜粋‐

7月22日金曜日クローバー今日の言葉クローバー









懺悔の懺の字一つが、大きく描かれている作品です。誰でもこれまでの人生を虚心に振り返れば、懺悔したくなるような過ちの数々が思い起こされることでしょう。しかしそのやるせない気持ちが未来を開くのです。懺悔して初めて人間に近づくのかもしれません。

     ‐抜粋‐

7月27日水曜日クローバー今日の言葉クローバー


たね


種子さえ

蒔いておけば

いつかかならず

芽が出る

よいたねには

よい芽が

悪い種子には

悪い芽が

忘れたころに

ちゃんと

出てくる



遺作集に収められた作品の一つです。相田みつをが因果応報という仏教の教えをどれだけ実践的に感得していたかわかりませんが、ここでは、よいことはよい、悪いことは悪い、その因果はいつまでも続く、ということを鮮やかに指摘してたしなめているかのようです。

     ‐抜粋‐


私は子育てにおいて、この事を実感しました。


いつまでも子供だなぁと思っていた我が子に慰められて思わず、ありがとうと言った時に、子供が

『育てたのは お母さんでしょ』

と言ってくれました。


遠い日に、人として持っていて欲しい感覚を静かに教えていた日々を思い出しました。


撒いた種は忘れた頃に花を咲かせてくれるのですねクローバー



7月28日木曜日クローバー今日の言葉クローバー




ちからを

いれてりき

まない

それがなかなか

できないわたし




力を入れていながら力まない、とはどういうことでしょう。必要な力を必要なだけ正確に出すことができる能力があり、しかも他人がそれとわかるほど表に出さないということ。これは至難で、相田みつをも匙を投げるほどですが、生き方の目標にしたいですね。

     ‐抜粋‐
7月29日金曜日クローバー今日の言葉クローバー



遠くから

みている




あれは四年生の時だったでしょうか。例によって一切宿題をやっていなかった私は、先生になんて言い訳をしようか、と明日に迫ってしまった始業式を前に考えあぐねていたものでした。
そんな私に父はこれを先生に渡すようにと手紙を差し出しました。その後の記憶があやふやなので、私がどうしてそれを知ることができたのかはっきりとしないのですが、手紙の内容は次のようなものだったようです。
「自分は夏場に弱く、特に今年は体調もよくなくて、ろくに仕事をしなかった。親がそんなありようなので、息子も宿題をやっていないが、それは自分のせいである」
  相田みつを美術館館長
    相田一人


    ‐抜粋‐

7月30日土曜日クローバー今日の言葉クローバー



トマトがトマトであるかぎ

りそれはほんもの

トマトをメロンに見せ

ようとするから

にせものになる




相田みつをはいろいろな作品で「あるがまま」の価値を詠いあげています。この作品でも、自分を大きく見せようとすれば、いつか馬脚をあらわす、自分が自分であることをはっきり見せれば、これほど強いものはない、という真実をトマトに例えて表現しています。


     ‐抜粋‐
8月1日月曜日クローバー今日の言葉クローバー




なやみは

つきねんだ

なあ

生きているん

だもの




‘−生死(しょうじ)は仏家の調度なり−
道元禅師のことばです。
生死というのは、この場合は人間の迷いのことです。迷いというのは、仏道を修業する者(仏家)にとっては、日常生活の調度品、道具のようなものだ、というのです。
道具だから使うのはこっち(自分)です。反対に、道具に使われたらダメですね。迷いにふりまわされないで、迷いを使ってゆけ、ということでしょう。
煩悩無尽−迷いは尽きない−といわれますが、煩悩を離れて人間の生活はありません。
つきることのない煩悩を、どう扱いどう処理してゆくか−。それが毎日の生活ですね。(相田みつを)



     ‐抜粋‐


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