霊界：死後の生コミュの貴重なハゲ

私が霊魂の存在を知ったのはハゲが決め手でした。

　それまでは生命も自然現象の一つに過ぎず、宗教は幻想、人生無意義と断定していました・・・

　レイモンド・ムーディー著「かいま見た死後の世界」で、外科医の著者は死後の世界を見て来たとの報告を集めています。

　心肺停止、瞳孔拡散・・・等医学的に「ご臨終」と死を断定された人間が蘇生しての報告例などです。これらを全て幻覚と判断するのはごく自然な医学的態度でしょう。

　ところがその中に、客観的事実を含む体外離脱（離魂現象）という事例がありました。

　患者は体外離脱して、自分の肉体に対する蘇生措置を天井からながめ、関係者の動きなどを蘇生後に語っているのですが・・・

　「先生の頭頂部にハゲがあるのが見えました」という証言が含まれていたのです。

　これは、当の先生も周囲の同僚も誰一人知らない事実だったのです。何故ならそのハゲは頭頂部で、周囲の頭髪にガードされて見えにくかったからです。そして確かに手術室の照明で天井から眺めれば目立つ存在でした。

　つまり体外離脱中の報告が全て幻想では片付けられない、「天井から見下ろした」というのは事実と合致したのです。

　これがきっかけで、「あの世を見て来た」という報告の中に事実が含まれている可能性を知ったのでした。

　ハゲはハゲでも、私にとって非常に貴重なハゲでした。。。

　・・・その後いくつかの、事実と認めるしかない転生の事例を知るに及んでは、現世と前世との中間の「あの世」の存在に対する報告例も、また真実を含んでいると。。。。