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フレデリック・ショパンコミュの「仲道郁代 ショパンのミステリー 特別編」

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このような 風変わりな題名の番組を ハイビジョンTVで観た。

 彼女は 神様のように大切なショパンの本質を究明しようと ポーランドやパリを訪れ ショパンの自筆譜や お弟子さんの楽譜に書き込まれた彼の自筆の指示 初版や二版の楽譜 などを 現地の研究者と共に つぶさに調べ 現代の原典版などと詳細に比較し とりわけ 強弱記号やペダリングの指示について 確認を行った。

 また パリでは 彼が晩年に弾いていた貴重な プレイエル社製 のピアノを弾き ショパン奏法のあり方について 模索致した。

 その結果 現代の楽譜の強弱記号やペダリングマーク からは考えられない 当時のピアノに合った奏法があった事を 発見した。
 これは ショパンに限らず 楽器の性能や音量(現代のホールは2000人 当時は サロンでは200人) とホールの規模の違いから 奏法も自ずから 異なったものになる という事です。

 かような理論と奏法を確信した彼女は 帰国後 今年の二月に サントリーホールで 日本に一台しか無い 当時のプレイエル社のピアノ(個人マニア所蔵)によって 画期的なショパンのリサイタルを披露した!
 実に素晴らしい演奏でした!

 一段と好きになった彼女のショパンを聴いてみたいと思い Webで探したところ 驚いたことに これから7月までの5ヶ月間弱の間に 何と 30回 という驚異的な回数のリサイタルが 北海道から沖縄の全国で開催され しかも ショパンの全曲だけでなく モーツァルトとベートーヴェンそれぞれのソナタの連続演奏までも 行われているではないか!

  彼の肺結核の療養のため 半年間にわたり 彼とマジョルカ島に逃避行をした ジョルジュ・サンドは「彼の作曲の姿は 苦悶に満ち 同じ局を10回も書き直し 最初の曲に戻るなど 見るに耐えないほどの 苦しみの連続であった!」 と述懐している。

 この偉大なショパン弾き 仲道郁代の求道の歩みを注視し 末永く愛聴していきたい。

コメント(3)

当時作曲家は、特にピアノはその機能と競争のように
曲を作っていったのですね。
かつて当時のピアノでベートーベンのソナタを聴く機会がありましたが、
ピアノが悲鳴を上げていました。
プレイエルとショパンの曲は相性があったのですね。
早速Web検索してい聞いてみます。

Julianさん貴重な情報ありがとうございました
rokka さん

 大変な ピアノマニア ですね!

  お役に立てて 光栄です!
自分もNHKhiでの番組を見ました。

仲道郁代さんはそれまで全く知りませんでしたが、この番組でいろんな視点から
楽曲の内容を知ることができて有益でした。

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