KING RYUKYU SOUNDコミュの本日発売です！KING RYUKYU DUB MIX!

日本で一番ジャマイカに近い島、沖縄で1991年からシーンのパイオニアとして活躍してきたKing Ryukyuが活動20周年を記念してこれまでに録り貯めてきた膨大なダブ・プレートの中から50曲を厳選セレクトした最初で最後のオール・ダブ・プレート・ミックスをリリースした。

イントロマンでお馴染みの故ファジー・ジョーンズやプリンス・オブ・レゲエ故デニス・ブラウンなど20年間の歴史を物語るベテランサウンドならではなスペシャル・チューンをはじめ、King Ryukyuらしい独特なトラック使いや、アーティストとのリンクから生まれたな曲、リリック等、聞く者を魅了するKing Ryukyuにしか表現する事の出来ない正にワンアンドオンリーなスペシャルチューンが満載の必聴盤!!今回のリリースにあたり、King Ryukyuを主宰するTurner氏と親交の深いChelsea MovementのMartin Kinoo氏からコメントを頂き、Turner氏にはショートインタビューをしてみました。

[Martin Kinoo (Chelsea Movent) コメント]
20 年という歳月は、何かを長く続ける事の重要性を示すのに充分な時間だ。KING RYUKYU sound...。彼らもその時間を駆け抜け、今ここにその存在を残している。DUB PLATEのみでのMIX音源は、彼らにとって初でありこれまでの"証"ともいえよう。技術や機材の近代化により、DUBも簡単に録れる時代になったが、 20年前のJAMAICAの状況を想像してみてほしい...。どれだけDUBを録るという事が大変な作業であったのかを! ARTISTとの交渉の中でもっとも時間と労力を費やしたのは、曲とリリックとトラックのチョイスだったと思う。ここにどれだけのアイディアを注ぎ込み、センスとオリジナリィティーを追求するのか? 現場はホントにMUSH UPするのか? 徹底したオリジナリティーの追求は、時代が変わってもSOUNDMANの一番のこだわりだと思う。このCDにも収録されたDENIS BROWNやBUJU BANTONのオリジナルリリック、HUGH MANDELの代表曲ARISE&SHINEのトラックを使用したセグメントなどは、まさにKING RYUKYUならではのセンスである。FUZZY JONESのイントロなんていうのもREGGAEにどっぷりとつかった僕らのハートを熱くしてくれる。BACK TO DANCEHALL...。このCDを聴いてもっともっと新しくオリジナリティーの溢れる音が現場に戻ってくることを熱望する!

[Turner (King Ryukyu)ショート・インタビュー]

Q: 「20周年という節目の年に初のオールダブ・ミックスをリリースするわけですが、今回リリースにいたったきっかけは?」

A: これまでもずっと、出さないんですか?って話は何度もあったんだけど、一度出しちゃうと次も、次もってなっちゃうのが個人的に引っかかってて中々踏み出せなかったかもですね。あと、最初の5年、10年、15年と何気に節目節目でメンバーが増えたり、減ったりっていう歴史もあったかもです。ここ6、7年は、相棒のSALUTEとウマがあっていい動きができた。制作という展開ができたのもチームのサポートが自然にできてきたので、ミックスCDの制作のながれで節目だから最初で最後のつもりでつくろっか!というかんじですね。

Q: King Ryukyuならではなチューンが随所に盛り込まれていますが、Turner氏自身が特に思い入れのあるチューンは?なんかエピソードなどもあれば?」

A: 特にってなっちゃうと、50曲に絞ったぐらいだから全部!っていいたいぐらいですね(笑)やっぱ、デニス・ブラウンはどこでプレイしてもいい反応もらえるし、去年NYでDOWN BEATと一緒にプレイさせてもらったときにも、トニー・スクリューさんはニヤリとしてくれましたね。あとは、「Hugh Mundell/Arise & Shine」オケの一連は唄ってくれるアーティストもいいオケだ!っていってくれたし。ブジュ、シズラ、リッチー・ステファンズのチューンは、結構ヘビーローテーションですね。

Q:今後の展開などを教えてください

A: 僕らが始めた頃は、すでにいいサウンド沢山いたんですね。それで20年の間、追いつけ追い越せって感じで何かを追っかけて来た様な感じがあったんですけどこつこつとやってきて、仲間も増えたし、サウンド、アーティスト、ダンサーと、地元を代表として背負っていける人達もしっかりでてきた。、また沖縄のダンスはヤバい!外人もいるし、ノリもいいしひと味違う!って言われる様にもなったし、色々な海外のサウンドやアーティストのツアーもばっちり沖縄にきてくれる様になった。ある意味、20年やってきて役目は果たせたと思う。今後は、これまで通りマイペースに自分等がやりたい事をしっかりやっていきたいです。
SUPER SOUL SHOWや、IRIE&MELLOW、ALOHAWAIIANといった作品を見てもわかるように、「レゲエ•サウンド」というカテゴリーに留まらず、色々な良い音楽があるのでそれをもっと紹介していけたらいいなと思ってます。レゲエ以外の現場でもプレイしていきたいです。

Q: King Ryukyuファンに何か一言ありましたら?

A: いつもサポートありがとうございます!CDを通して何か感じてもらったら幸いです。今後も気軽に絡んでくださいね。

■ 商品詳細
King Ryukyu "All Time Best Dub Plate Mix 1991-2011: This Is The First & Last" KGR-013
発売日 : 2011年7月11日
価格 : 1.890円-(税込)

■ King Ryukyuプロフィール
1991 年日本で一番ジャマイカに近い島沖縄で自身のキャリアと同時にKING RYUKYU SOUNDを立ち上げる。今年19年目を迎える日本でも屈指の老舗サウンド。サウンドの活動は主に90年代に全国にその名が広がり、MIGHTY CROWNやGUIDING STAR等と一時代を築く。その後、幾多のメンバーチェンジを経て、近年はセレクターのSALUTEと二人で活動。現在、KING RYUKYUの活動と並行にFadda-T's SUPER SOUL SHOWと題し、自ら提唱するJAMAICAN SOULというオールドソウルやレゲエの元ネタを中心とした選曲をメインに全国主要都市のレゲエクラブでプレイ! 同タイトルのMIX CDやライヴCDもリリースし、新たなムーブメントを巻き起こしている!

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