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アメリカの仕事人コミュのArtemis Institute for Girls, Incの増渕 信哉さん 

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今週の人
Artemis Institute for Girls, IncのAdministrative Manager

増渕 信哉さん Shinya Masubuchi

Artemis Insitute for Girls, Incは、 グループホームとカウンセリング・センターの2つの施設をカストロに構える非営利団体です。クライアントは基本的に12〜18歳の女子が大半ですが、18歳以上の大人の女性向けのプログラムを、近いうちにスタートする予定。今秋は、設立時の2年前当初より、意欲的にプログラムの企画・運営に携わってきた増渕信哉さんにお話を伺いました。


増渕さんの道のり

日本では?
横浜生まれの埼玉育ち。1998年東海大学建築学科在学中より、東京都の非営利団体・ふるさとの会、新建築技術者集団等の活動を行い、東京・サンフランシスコのホームレスの実態における調査・政策に携わる。

2000年
渡米

2001年
シティーカレッジ・オブ・サンフランシスコへ入学
HIV/性病学科専攻

2002年
サンフランシスコ州立大学へ編入
老人学部専攻

シティーカレッジ・オブ・サンフランシスコへ編入
HIV/性病学科とコミュニティー・ヘルス学科専攻

2003年
アジアン・パシフィックアイランダーウェルネスセンター(APIWC)にてHIVカウンセラー・ヘルスケアワーカーのインターンとして活動

2005年
シティーカレッジ・オブ・サンフランシスコを卒業

Huckleberry Youth Programに就職
Residential Counselorとして働く

2006年
Artemis Institute for Girls に転職
Residential Counselorとして働く

2007年にAdministrative Managerに就任。


●渡米のきっかけは?

日本に居る時は社会福祉関係の施設建築のプロジェクトに携わっていたのですけれど、自分の社会福祉分野に対する知識のなさと、日本のシステムの遅れに直面しました。そこで、渡米して勉強しようと思いました。


●学科の変更を何回かされていますよね?

そうですね。飽きやすい性格だからかなぁ(笑)。ホームレスの勉強から老人学へ、そしてHIV/性病関係の分野へ。欲張りなんですね。結局、全部勉強したくて、コミュニティー・ヘルスに辿り着きました。各分野を勉強しながら、変更してきたので、結局知識は増えましたね。


●インターンシップを経験するきっかけは?

卒業後に就職するためのコネクションつくりですね。あとは履歴書にも書けますしね。


●アジアン・パシフィックアイランダーウェルネスセンター(APIWC)における活動とは?

初めはボランティアとして入りました。ストリートフェアー等のイベントごとの手伝いでしたね。そこから、Outreach Workerとして、上司と共に、週2回のペースで、夜のバーやクラブでアンケートを取ったり、HIV性病予防のカウンセリングをしたりしました。その後、Youth Programのアシスタントを終え、HIVのTesting CounselorというHIV抗体検査をするカウンセラーの資格を取るために、1年を通してトレーニングを受けました。


●就職活動はいかがでしたか?

楽ではありませんでしたね。初めの2ヶ月はインタビューの連絡は無し。そこで、就職カウンセラーをしている友人に、レジュメの変更や仕事探しのヒントを貰い、インタビューが来るようになりました。15箇所出したうち、10個のポジションはインタビューに漕ぎ着けました。


●Residential Counselorというお仕事について教えてください?

基本的には、シェルターやグループホームにて宿泊しているクライアントの生活管理を行うと共に、クライアントの抱えている問題等に対してカウンセリングをしていくしごとですね。慣れるまではよく英語の発音をからかわれましたね。クライアントは大体高校生ですので、口が達者ですから、日々言葉の戦いでした。次第にコツを掴んでいき、何とかなりましたけど。


●Artemis Institute (AGI)とHuckleberry Youth(HUX)は同じ形式の非営利団体ですか?

基本的には違います。クライアントの年齢層はYouthなので同じですが、プログラムの内容は違います。AIGはグループホームですので、基本的に何かの理由で家族と同居することが出来ない子供たちを、長期間宿泊可能な施設でお世話します。AIGのクライアントの親権はDepartment of Human Serviceに有ります。HUXはシェルターで、駆け込み寺的な存在ですね。基本的にクライアントは、家族と生活していますし、親権がDepartment of Human Serviceに有るクライアントの受け入れは禁じられています。理由としては、他の施設よりの逃亡した可能性があるので、施設に戻す必要性があります。それと、AIGはリストカットをするクライアントを専門的にケアーしています。


●Administrative Managerのお仕事をお聞かせください?

Residential Counselorの監督・トレーニングや、施設の衛生管理を行う傍ら、クライアントの医療・精神治療の各ケースを管理します。基本的には、セラピストや医者とのミーティングが中心ですね。それと、ディレクターと相談しつつ、プログラムの運営管理、向上計画も随時行います。新施設が、11月からスタートする予定ですので、そちらの施設管理から、ワークショップ等の計画・遂行も行う予定です。結構、今は2つの施設を管理しているので、時間が過ぎるのが早いです。

インタビューありがとうございました。

コメント(2)

やはり向こうで学ぶことが第一歩のようですね。

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