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Slowlyコミュの楽曲解説頂きました

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 日本〜ヨーロッパのクラブジャズ・シーンで話題
をさらった??和製ジャズ・バンドのquasimode。彼ら
の記念すべきファースト・アルバム『oneself -
LIKENESS』のプロデューサーを務め、いままさに充実
の音楽キャリアを歩み始めた??Masato Komatsu。彼が
Shinya Abeと展開する、ユニバーサルなソウル・プロ
ジェクトがSlowlyだ。
 02年、Accomplice『遠い道のり』のリミックス・
ワークにて、音楽活動の扉を開いたSlowly。その活動
がハッキリと輪郭を結んだのは、9月にリリースし
たLisette Wilsonのカヴァー楽曲『Caveman Boogie』で間違
いないだろう。NEOによる伸びやかなヴォーカル、さ
らにquasimodeメンバーによるアコースティック・パー
トのコンビネーションにより、ソウルフルかつアウ
ター・スペースなブギー・フュージョンとなったこ
の曲は、quasimodeの作品同様ヨーロッパで大きなシャ
ウト・アウトを浴びることとなったが、アルバム
『Universal Thing』はさらにそれを大きく、確かなもの
としてSlowlyにフィード・バックすることになるかも
しれない。
 先のシングルでは「ソウルフルでブギーな」なも
のとしてとどまっていたSlowlyの音楽性だが??アル
バム『Universal Thing』では予想を大きく上回る多様性
を見せてくれる。ニューソウルな『One New Day』に
『Shining Bright』、ソウルフル・ハウスな『Find
Illusion』。濃度の高いダブ・ステッパー『Draw
Dub』、歌ゴコロ溢れるレゲエの『Mariwana』。表題曲
ということもあって輝きは屈指の『Universal Thing』で
は、ひたひたとアンダーグラウンドでの地歩を固め
るFat Freddy's Drop楽曲にも似た「ジャズ」と「レゲ
エ」のエヴァーグリーンなミクスチャー劇を見せる。
 宇田川ローカル発の、ユニバーサルなソウルフ
ル・ヴィジョン。Slowlyの音楽は膨大なヴァイナル・
メモリーの上に成り立っている。


■Slowlyによる楽曲解説

Slowly/Universal Thing

■Past into the future feat Alison Crockett
詩の意味はアルバム冒頭なのでこのアルバムの内容
に対しての説明的な意味合いを持たせています。色
んなジャンルが入っているけど過去、現在、未来の
全てのSOUL MUSICがここにある的な内容。

■One New Day
新しい一日という意味のこの曲はまずは静かにそし
てDubbyに始まり途中のブレイクでmoogをきっかけに転
調していきます。
突き抜けるようなシンセが印象的です。Shinya Abeの
ロールのプログラミングも冴えてます。

■Caveman boogie feat quasimode
LISTTE WILLSONのBOOGIE CLASSICのカバー曲ですが、余りに
好きなので敬意を表し原曲にかなり近い形でカバー
しています。
僕がプロデュースを手掛けたバンドquasimodeのメン
バーに全員参加して貰い彼等のFUNKYな側面を上手く
引き出せたのではと思います。またコーラスでは歌
姫NEOちゃんに参加してもらい日本人離れしたコーラ
スを披露してくれてます。実際に「このボーカルは
誰だ」と海外から問い合わせがありました。

■Find Illusion feat Alison Crockett
自分にとってのフェイバリットの一人であるアリソ
ン・クロケットに参加してもらえるなんて思っても
いませんでしたが、アルバムの全体の構成が見えて
来た時点でこの雰囲気にあうのは彼女しかいないと
思いオファーしました。レコーディング当日の歌入
れは非常に早く本当のプロだなと感心させられまし
た。こちらもquasimodeのベースの須長君に参加しても
らってますが彼のエレキベースも本当にかっこいい
です。

■Rise Your Steps
こちらはアルバム中唯一の相方安部君が一人で作曲
した曲です。元々はBPM90位の遅い曲でしたが、WEST
LONDONを意識したBROKEN BEATSに仕上げました。トラン
ペットはquasimodeでもサポートで参加している福山さ
んに参加してもらい華やかなアレンジを
してもらいました。

■Black Sun feat Alison Crockett
こちらはまだプリプロ途中段階のトラックの上にア
リソンにフリーで歌ってもらい、それを切り刻みエ
ディットしました。
自分達のデトロイトからの影響が伺える出来になっ
てます。T.Dの段階で高宮さんからのアドバイスでよ
り良い構成になりました。

■Shining Bright feat Delroy Pinnock
こちらはオルガン奏者CHARLES EARLANDのアルバム
Revelationに収録のカバー曲。
個人的にこの人はMERCURY時代の作品が好きです。こ
れはオリジナルからはかなりアレンジを変えて仕上
げました。
VOCALはLONDONに遊びにいったついでにレコーディング
しました。ボーカリストのDELROY PINNOCKはLONDONの友達
で以前TALKIN’ LOUDからリリースしていたRAWDEALから
SOULFULなREGGAEシンガーという事で紹介してもらいま
した。80年代のUK LOVERSで有名なS&Gというレーベルか
らリリースしている知る人ぞ知るボーカリストでJAH
TUBBYSのレコーディングにも参加しているそう。

■Draw Dub
元々はeico用に作ったトラックを発展させた曲でス
テッパーチューンに仕上げました。
quasimodeのMATZZさんにスネアを入れてもらいました。
彼は元々CULTIVATERというNEW ROOTS系のバンドに在籍し
ていただけあってREGGAEのつぼを良く分かってます。
ちなみにこの曲のピアニカとメロのキーボードは僕
が入れてます。

■Mariwana feat Delroy Pinnock
EARL”china”SMITH率いるソウル・シンジケートの名曲
のカバーで、10年以上DJの時にかけているくらい好
きな曲なのでこちらも原曲に近い形でカバーしまし
た。こちらもボーカリストはDELROY PINNOCKでSOULFULに歌
い上げてくれてます。
参加ミュージシャンは僕のレゲエ人脈を総集結して
おり、BASSは元振動弐百の小池さん、パーカッショ
ンは元CULTIVATERでquasimodeのMATZZさん、そしてホーン隊
はREGGAE DISCO ROCKERSの西内さんと元REGGAE DISCO ROCKERSの
太田さんで、太田さんはこのレコーディングが終
わってしばらくしてRDRを脱退しました。彼等の最後
の競演という意味では貴重な音源になりました。

■Universal Thing
ラストはアルバムタイトル曲で締めくくります。タ
イトルのUniversal Thingは直訳で「普遍的なもの」とい
う意味ですが、大げさな意味では無く、自分の中で
の普遍的な音楽=SOULを集約したアルバムという意味
でこのアルバムタイトルにしました。JAZZYなレゲエ
を作りたくて色々と試行錯誤しながら作りました。
前面に出てくるPIANOは勿論quasimodeのリーダーである
平戸祐介で素晴らしい演奏を披露してくれてます。
彼にはこのアルバムでは殆どの曲に参加してもらい
アレンジなどをやってもらってます。彼無くしてこ
のアルバムは完成出来なかったと思います。

■Alison Crockettプロフィール

NYのミュージック・シーンで高い評価を得ているピ
アニスト、ヴォーカ リスト。US3、Sylk130(a.k.a.King
Britt)等にフィーチャリングされたり自身の作品が
Gilles Petersonの2004年の年間チャートの3位となり、数
多くのDJにプレイされたり、別曲でもDJ SpinnaのRemix
が大きな話題を呼ぶ。ピアノを中心としたジャジー
なそのサウンドはオーガニック・ソウル・ブームの
波と は無関係に素晴らしい音楽を作り出し、クロ
スオーバーの理想的な形を作り出しているのが"ア
リソ ン・クロケット"である。

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