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松田優作と吉川晃司が好きコミュの優作 21回目の命日

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 夕飯くって家でまったりした。身体がまだ痛い。運動会の綱引きの影響だ。そしてしみじみと6日夜のことを思い出す。

 6日は隣町の蔦屋で借りていたDVDを返却するとそのまま小田急で下北沢に向かった。時刻は21時。下北沢の街は賑わっている。いつ来てもこの町の夜はブレードランナーだ。駅から通い慣れた商店街を抜けると声をかけられた。今晩一緒に飲む予定のお二人さん。彼らは食事をしてから合流するという。21年目の夜のレディジェーンに到着。重い扉を引き開けると、カウンターに見慣れた顔があった。毎年ここで合う作家の鈴木さんだ。今宵はなんだかんだでこの後人数が6名に膨らむ予定なので左奥のテーブル席に陣地をとった。

 バーテンさんに頼み、グラスを一人分多くもらう。これは今日来れなかった友人のためでもあるし、今宵一緒に飲む"優作のグラス"でもある。そう仮定してバーボンソーダを一杯つくる。鈴木さんと俺、そして優作の3つのグラスをチンと合わせて夜は始まった。鈴木さんとは彼が執筆した本の話や、先日購入した「映画時代」の探偵物語特集の話など。しばらく経つとハードボイルド工藤が合流。そして先ほどあったお二人さん、さらに役者をやっている弟、優作ファンの大先輩、さらに大木オーナーも交えて大宴会だ。みんなそれぞれ勝手なこと言ってわいわい盛り上がる。笑ったのはベストキッドのコブラ会の話か。僕が持参したiPadで優作さんの写真が3Dで動くのにみんな驚く。これはiphone/ipad用のphotospeakというアプリ。ちょうど工藤ちゃんがいたので彼に声を入れてもらった。それから、来月広島で予定されている舞台「不在証明」の話になったら、「吉川さんが出る、優作さんの舞台なのに何故マスターJOKERは来ない!?」と周りに詰問され(笑)、結局その場で広島行きが決定。これからスケジュール調整だ。

 やがて夜もとっぷり暮れ、解散が近づいた時、ふらっとヒトリカンケイが現れる。あぁ、これで今日は帰れなくなった(笑)。時刻はてっぺんを回り、気が付けば優作の指定席へテーブルを移動して、大木さん、弟、自分、ヒトリカンケイでまたまたいろんな優作話をした。ちなみに今日は銀座あたりでトシオさんや野瀬のてっちゃん(初代イレズミ)も一杯やってるらしい。各地でやってるんだろうな。そして優作邸でもきっと。

 無くなられた加藤善博さんの話や優作が嫉妬深い男だった話、筒井ともみさんの「それから」の話、優作さんの旅行土産の話、形見分けの話、そして森田芳光さん、内田裕也さん、崔洋一さん、梅林茂さん、美由紀さん、吉川晃司さん、阿木燿子さん・・・大木さんが空間を見ながらゆっくりと語るその口元からは、優作の仲間達が飛び出してくる。バーボンソーダを喉に流し込みながら話を聞く。毎年そうだが、この日は全く酔わない。不思議だ。
弟は役者をやってるから論を持っており、酔ったせいもありひときわ大声で映画と演技について熱く語る。大木さんも徐々にボルテージが高まり大声で語る。ちょっと優作の物まねが入った時はどきっとした。たぶんこうやって優作の事を語っている時、優作は生きているんだろう。心の底から通じ合っていたであろう親友だった大木さんが、時間を遡って少しだけ「あの時」を共有してくれたのが嬉しかった。以前だったら「もし優作が生きていたら絶対遠巻きにみるだけ」と言う太田光の論に大賛成だったが、これだけ歳をとるともはやどうなってもいいから優作に無理矢理話しかけて仲良くなってみたい。それくらい親近感の湧くお話がきけた。

 やがて午前4時。店には他の客はいない。大木さんが景色と同化してしばしの沈黙。静かな店内に低く音楽が流れ闇が濃くなっていく。21回目か。弟にもらったメンソールの煙がゆっくりと流れる。そろそろかな。4時半になって大木さんに小さく挨拶し、席を立った。3人で店を出てヒトリカンケイと別れたあと、弟と空腹を覚えて牛丼をかき込んだ。丁度始発の時刻。寝ないように、寝ないようにと電車で帰宅。そんな21回目の夜だった。疲労感は全く無かったが自宅に着くと泥の眠りに落ちた。

あ、関係ないけどついったーやってます。
フォローしてください。
ゴミのようなネタをつぶやきます。
kudochan2009

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