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Bimota DB2 Ownerコミュのリアマスターシリンダのロック現象とその対策

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 本題に入る前に、事の経緯を少々書かせて頂きます。しばしお付き合いを。。。
 昨年から始めたロードバイク(自転車)にハマッてしまい、このところdb2を長い間放ったらかしにしておりました。
 これではイカンと先日に所沢まで零戦を見に行くのにdb2で出かけたんですが、どうにもシフトの入りが渋い。
 そろそろペダル周りのグリースアップが必要な時期がやってきたようなので、シフト・ブレーキの両ペダルとも分解して、グリースアップ。再組み立てしました。

 前回のペダルメンテ時にはシリコングリスを使用しましたが、これは耐水性はあるものの、粘度がイマイチ柔らかいんで余り長持ちはしないようです。
 ですんで、今回はロードバイク用に購入したシマノ純正の”デュラグリス”を使用する事に。
 これは粘度がかなり高く、親指と人差し指にグリスを付けて指を開くと、糸を引く位です。防水性と耐久性は期待できそうですが、回転系に使用する場合にはちょっと向かないように思えますね。

 さて、グリースアップも完了、ペダルを組上げるとカシカシと気持ち良くギアが入るようになり、メデタシメデタシの筈だったんですが、ブレーキペダルをフルに踏込むと何か引っかかってペダルの戻り動作が悪くなってます。
 暫く放ったらかしといたんで、マスターシリンダ内のピストンでもイカれたのか?O.H.するしかないか…。

 お世話になってる単車屋さんへ修理持込みの日程を調整する電話を入れた際、今までに似たようなトラブルはあったのか?どこに異常があると思われるか?を尋ねたところ、ロッドとピストンの位置関係が狂っている場合に、こんなトラブルがあるとの事。
 ペダル周りを分解・組立する以前はトラブル発症していないから、「もしや…」と思い、再度、現物を検証して見る事に。
 すると、プッシュロッドのアルミ製先端部品の下部の六角ナット形状部分のエッジが、シリンダのロッド用開口部の淵に引っ掛かる事により、ペダルの踏込みを抜いてもロッドが戻らない事が判明。

 「えっ?部品の組み方は間違えてないよな…。何でこうなる???」
 現物を観察すると、フルブレーキまで踏込んだ位置でのプッシュロッド軸の角度とマスターシリンダの取付角度にズレがある為、ロッドのエッジとシリンダ開口部のエッジの干渉が生じている事が判りました。
 そうなると、両者の角度関係が変わった要因は、取付ネジ穴の”遊び”により位置関係が変わってしまった為としか考えられません。
 プッシュロッド側のピロボールは今回、取外してませんので、そうなるとマスターシリンダの取付位置が変わった事が原因の最有力候補に。

 と言う訳で、マスターシリンダの固定ボルトを緩める事にします。
 しかし、このボルト、裏からナイロンナットで2重に締付されており、このナットを緩める為の工具を差し込むスペースも取れないから、いちいちステッププレートを取外したうえ、ナットを外なけりゃならんので面倒くさい。
 ナイロンナットを外した後、再びステッププレートを仮止めしたうえで、プッシュロッドとマスターシリンダとの位置関係・動作の引っ掛かりが無いかを確認しながらマスターの位置を決めてボルト締め。
 その後、仮止めのステッププレートを外して、裏からナイロンナットを締付後、ステッププレートを本締め固定。

 面倒な手順を踏まされましたが、これで問題は完全に解決。
 安心して乗れるようになりました。

 皆さんも、リアマスターやプッシュロッドのピロボールの取付ボルトを緩めたり外したりした際は、必ずリアブレーキペダルの動作確認をして下さい。
 でないと、不具合に気がつかないまま、交差点等のタイトターンなんかでリアブレーキを使ってしまったら、ペダルの踏力を抜いても暫くはブレーキがかかったままですんで、ポテごけしてしまいますよ。。。

 

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