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クルマの故障探求コミュの3重苦

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クルマはH9年式プジョー406、走行12万キロ。
知り合いの中古車屋さんから入庫したのだが、その不具合が、

・充電警告灯点灯
・パワーウインドがうまく動かない
・ドアミラー電動格納作動しない

の3点だった。

外車ということで軽く引いていたところだが、やれるだけやろうと思って、預かることにした。

中古車屋の店主自らが持ってきてくれたのだが、このお方は今までよく中古車屋がやってこれたもんだ、というくらいメカに疎い。

急がないから、と言って車を置いて帰った。

私はその日の作業を済ませてから探求に乗りだした。

まず充電警告灯だが、オルタネータの不良が考えられるが、発生電圧、電流に異常なし。バッテリー本体も正常。
ICレギュレータの不良か、と思った。

次にパワーウインド。上げ下げの途中で引っかかる。ドア4枚ともだ。
スイッチか配線の不良を考えた。

そしてドアミラー。いくらスイッチを押しても左右とも作動する気配がない。角度調整すらできないのでこれもスイッチ不良かと考えたが、右側だけ倒れたままの状態で入庫してきたので、手で開けようとすると固くて開かない。左は逆にグラグラだった。

外車の部品など取り寄せるだけでイヤになるが・・・
配線図などもどこから取り寄せてよいやら・・・

このテの探求はイヤだ・・・

そして何気なくヒューズボックスを眺めていた。
この車種は、国産と違って、いちいち外さなくてもどのヒューズが切れているかわかるようになっている。さすがフランス、などと思っているとそのうちの一つが切れているのに気が付いた。

28番のヒューズが切れていた。
これは何だ?と思ってたらなんとドアミラーのヒューズだった。

とりあえず国産のヒューズに換えてみたがドアミラーは動かなかった。
どうやら右のミラーアクチュエータがロックしてヒューズが切れたようだ。

そして何と。充電警告灯が消えた。
もう一度ヒューズを抜くと点灯した。

回路上、電気がランプに回り込むのかもしれないと思った。

こうなればあとはパワーウインドだが、これは他の業者の人に聞いてみると、
『それは、学習しないとダメだよ。バッテリー外したろ?』

そうだった。入庫の際、店主が私の目の前でバッテリー端子を外していたのだ。
・・・しかし、普通はオートが効かなくなるのだが・・・これはわからなかった。

つまりこういう図式だ。


ドアミラーがロック
   ↓
ヒューズが飛ぶ
   ↓
警告灯点灯
   ↓
店主が調べるためバッテリーを外した
   ↓
パワーウインドがリセットされ、動きがおかしくなる

・・・と一本につなげられる。何だそりゃ。

全てを店主に伝えると、倒れたままのドアミラーをせめて起こしておいてくれないか、とのことだった。(ミラー交換は断念した模様)

しかし、このドアミラー、かなり固い。何かかみこんでいるのか、溶着したのか?
そこで車からミラーを外して、ヒザの上で

『フン!!!』

とさば折を食らわすとバキッと音を立てて何とか戻った。
その代わり左のミラー同様グラグラになってしまったが。

そのまま組み付けて、透明な梱包テープで固定した。
ミラーはもう動かさぬよう、配線を抜いておいた。

そのまま納車。
あーやれやれ・・・

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