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今日の読書コミュの困った上司、はた迷惑な部下

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矢幡洋氏著「困った上司、はた迷惑な部下
組織にはびこるパーソナリティ障害」と
いう本を読んだ。

 いわゆる人格障害とは(近年は否定的な
ニュアンスが強すぎるためパーソナリティ障害
と言う)「病的な個性」あるいは「自我の形成
不全」 ともいえる状態。

 当然かなり学術的で難しいのだが、研究された
最新の人格障害パターンを我々サラリーマンの
世界にあてはめ非常に分かりやすく書いてある。

 しかもどの事例も「こんな上司いる!
こんな部下がここにも(笑)!」というくらい
ずばずば身近にいる人を言い当てており、その
対処法まで具体的に書かれており相当ためになる。

 著者の矢幡氏が数多くの会社を実際に渡り歩き
そこで出会った多くの「実例」をベースに書かれて
いるためで、自分の性格を適切に知るためにも、
またサラリーマンとしての処世術を磨くためにも
なかなかおすすめの本である。
 こういう人がいるんだなあ・・・というのを知る
だけでもストレスが少し軽減されるのではなかろう
か。

 ちなみに分類の一例を挙げると
「未来の大物たる俺様が、こんな雑用やってられ
るか!」 → 「自己愛性性格」
「すぐにむくれる天邪鬼」 → 「拒絶性性格」
「俺に任せとけ!と調子のいいことを言い、その
場限りに終わる」 → 「演技性性格」

うちの部長さんは間違いなく「強迫性性格」。
一部「自己愛性性格」がブレンドされている。

ちなみに私は完全に「回避性性格」

自分の過去を全ていい当たられ、丸裸にされた
ようだ。顔から火が出るくらい恥ずかしい。
それくらい当たっている。
本来このタイプはあまり人前でも話せないし、
管理職にもまるで向かないが、たぶん私はそのあたり
の弱点を自分で認識し、比較的うまい方向に克服
してきたのだと思う。健全な部類の回避性では
ないだろうか。

ネットで回避性を調べると相当に「病的」でこれは
まったく当て嵌まらないが、この本で言う回避性
には抜群に当て嵌まる。それだけ学術的な部分を
一般化している証拠であり、改めて役に立つ本だ
なあと思い知らされた。

もちろん健全な人は、どれかひとつのパターンに
当て嵌まるということは少なくて、その場面場面で
様々なパターンに適応する。それが成熟した人格
である。
なので一概に言うことはできないが、こんなに手軽
に自分自身の性格が客観的に納得できた本は初めて
である。

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