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薬学生の薬学勉強会コミュの漢方薬学 『理気薬』

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『理気剤』

気鬱:脳内イメージ、ストレスによって体に悪影響が起こっている状態。

*気鬱の治療には、理気薬と患者とのコミュニケーションも必要。

(気鬱の具体的症状)
頭重感、頭帽感、胸苦しさ、胸のつっかえ感、呼吸不規則、食欲不振、悪心、嘔吐etc...。

*頭帽感:帽子を被っているような感覚。
*ストレス性下痢:ストレスによる下痢もこれで治療可能。

?症状が気鬱のみ→香蘇散(理気薬)

 香蘇散はシソの葉、ショウガ、ミカンの皮などでできていて、精油成分を利用して気鬱を治療する。材料からも分かるとおり効果は強力でなく、使いやすい漢方薬です。

?気鬱+精神安定剤の使用→柴胡剤

 五臓において一番気鬱の影響を受けるのは肝である。さらに肝は精神安定剤によっても負担をかけられ、肝はかなりのダメージを受けている。この状態を『肝気鬱結』という。

*五臓の肝とは肝臓だけでなく胆嚢、膵臓、脾臓、自律神経も含めて肝と呼んでいる。

(肝気鬱結の症状)
頭痛、胸・背の痛み、胃潰瘍、顔面紅潮etc...

 柴胡剤の小柴胡湯を用いて、ダメージによって反応性の高くなった肝を冷やして落ち着ける。精神安定剤は小柴胡湯と併用しつつゆっくり減剤→廃剤を行う。精神安定剤は半分量くらいが一番苦しい頃なので慎重に減剤。

?生理や下半身の冷え(上半身の熱証)→駆お血剤

生理等からくるストレス性精神病は桂枝茯苓丸を用いる。




コメント(2)

確か香蘇散は精油成分が重要だからエキス製剤では効果が下がる可能性があるとかあったよね?
香蘇散は辛温解表とかの風邪症状に使うときとかはエキス剤でもイイですが、理気剤として使うときはエキス剤だと理気効果はなくなるってノートに書いてたよ♪(๑→‿ฺ←๑)
貴重なコメントあざ〜す!!+゚ヽ(・c_,・。)ノ.+゚

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