死ぬ程笑える面白いコピペ犬爆笑コミュの679の段「コント：人命救助」

「コント：人命救助」


息子「父さん、さっきのラーメン美味しかったねー。」

父「そうだね、父さん。」

息子「あんた誰だよ！」

父「あっ！人が倒れてる！」

息子「えっ！助けようよ！」

父「待て、こんな時は慌てるな！まずはあの喫茶店でコーヒーでも

息子「飲んでる場合か！」

父「まずは周囲の確認からだ！」

息子「そうだよね……。周囲の確認。」

父「右にハシ。左に茶碗。ダメだ。両手が塞がって助けられない。」

息子「そんなん置いとけよ！」

父「よし！意識の確認だ。肩を叩きながら、呼びかけるんだ！」

息子「もしもーし、大丈夫ですか？もしもし。もしもーし！」

父「圏外か？」

息子「違うよ！」

父「よし！とりあえず俺が救急車を呼んでやろう！誰か！119番をお願いしますー！」

息子「父さん携帯持ってないの！」

父「圏外なんだ！
　えぇい、俺達でなんとかするぞ。口の中に何か詰まってないか、指でガマグチを開くように口の中を見るんだ！」

息子「口腔内確認……。異物なし！」

父「小銭は入ってないのか？」

息子「入ってないよ！」

父「ヒューヒューとかゴロゴロとか、チャリンチャリンとか

息子「小銭は入ってないって！」

父「ガビーンとかエクスペクトパトローナム!!とかは？」

息子「意識があっても言わないだろ！」

患者「エクスペクトパトローナム!!」

息子「言うのかよ！」

父「気道の確保ができたら今度は、５秒間、耳を倒れている人の口元に近づけて呼吸の確認だ。」

息子「１……。２……。３……。４……」

父「♪マルハッチ〜♪」

息子「邪魔すんなよ！」

父「い、いま、３の時アホにならなかったけど良いのか！」

息子「そんなのいいよ！」

父「人口呼吸だ。成人男性だから、息を１〜２秒間、吹き込め。」

息子「なんか、照れくさいな。」

父「うんこくさいよりはいいだろ。」

息子「関係ないよ！」

父「脈の確認も５秒間だ。」

息子「脈がないよ？」

父「マズイな。ミゾオチから肋骨を中指でなぞって中央、人差し指一本分のスペースを空けた場所が、心肺蘇生法のポイントだ。8.5cm〜15cmくらい15回押せ。一分間に80〜100回くらいのスピードでだ。腕が胸に垂直になるのを忘れるな。」

息子「なんでそんな詳しんだよ！」

父「続けて人口呼吸を二回！これを３セット繰り返せ。デタラメだから効果はナシだ！」

息子「駄目だ、脈が戻らない！」

父「仕方ない！こうなったらＥＴＣを使おう！」

息子「ＡＥＤだろ！でもＡＥＤなんかどこにあるのか分からないよ！」

父「電気ショックを与えます。みんな、下がって！」

息子「持ってるのかよ！」

父「Ｇショーーック！」

息子「そんなんで生き返るか！」

父「何とか息を吹き返したみたいです。」

息子「どんな患者なんだ！」

父「よし！脈が戻った！
涼しい場所に搬送法（はんそうほう）で移動するぞ。」

息子「はい！」

父「待て、ファン・ソンホンだったかもしれない！」
息子「どこの韓国人だよ！
　この人、胸がくるしそうだよ」

父「あ！しまった！俺の大事なセカンドバックを胸の上に置きっぱなしだった。」

息子「なにやってるんだよ！」

父「あ！いい物がある！最近、風邪引いて貼り薬なんてのをもらってたんだ。｣

息子「あー、胸に貼ったら気管を広げて呼吸を楽にするヤツでしょ。」

父「貼ってみよう……」

息子「って、乳首に貼るなーー！」

父「やっぱり★型に切らないと効果ないのかな。」

息子「もっダメーっ！なにやってるんだよ！そんなんじゃ絶対助からないよー」

患者「ブハーッ、助かったー！」

息子「助かるのかよ！」

父「よし、呼吸も安定したみたいだ。安静にして今度こそ救急車を呼ぼう。」

息子「僕が観ているから、頼んだよ父さん。」

父「いやん///そんなに見ないで！」

息子「あんたなんか見てやんないよ！」

患者「ングッ」

息子「大丈夫ですか！もうちょっとですから頑張って下さい！！」

父「大丈夫ですか！もうちょっとの命ですから頑張って下さい！！」

息子「あんたが死んでくれ！」

父「俺は大丈夫だ！ウチの家系はな、結構長生き家系なんだぞ。」

息子「へぇ〜。それは良かったねえ？」

父「ウチの婆ちゃんはな、近所じゃ、平安京エイリアンって呼ばれてるんだよ！」

息子「色んな意味でショックだよ！」

父「いやいや、冗談は顔だけにしてくれ」

息子「なにを言ってるんだよ、早く救急車を呼んでよ！」

父「エロイムエッサイムン。エロイムエッサイムン。我は求め、訴えたり。出でよ、救急車！」

息子「そんなんで来るわけないだろ！！」

救急車「患者さんは、どちらですか！」

息子「来るのかよ！」

救急車「さあ、運びますね！」

患者「助かりました。何てお礼を言ったら良いか…」

父「気にするな！そんなことより、あの喫茶店でコーヒーでも？」

息子「っ場合か！
　　頑張ってね！」

患者「ありがとう、せめてお名前だけでも」

父「はい、ファン・ソンホンです。」

息子「っ誰だよ！！！」




父＆息子＆患者「っども！ありがとーございましたーｗ！」



おしまいｗｗｗ