ジャワの芸能コミュのワヤンクリとガムラン

15年前から、インドネシアの芸能、ワヤンと宮廷舞踊に魅せられて、ジャワのジョクジャやソロへ通っています。
最初、日本ワヤン協会主宰の松本先生に連れて行って頂いたワヤン見物は、観光客では出会う事が容易でない、村の中での徹夜の上演でした。ジャワ語はもちろんのこと、インドネシア語もほとんど話せなかった頃でしたので、演目の内容がさっぱりわかりませんでした。でも、ラッキーだったのは、ワヤン研究の第一人者である松本先生のそばに寄り添って、いちいち解説して頂いたことで、内容も把握でき、有意義な撮影ができました。
そして日本ワヤン協会の会員になり、インドネシア語とワヤンについて学び、益々その魅力に取りつかれていきました。

そんな魅力に取りつかれた仲間がワヤン人形の操作の勉強をしに現地へ行くようになり、それに同行したり、今日はあちらの上演、明日はこちらの上演と毎日のように、当世有名ダラン（人形遣い）達一座にくっ付いて、徹夜で眠る事無く撮影をしました。

その時の写真は、マニアックすぎるのか、一般の出版社では、なかなか出版に至っていませんが。　個人的に作ったインクジェット印刷の写真集（59ページ）を欲しい仲間に販売したりしてはいますが。 http://www.stbears.com/jawarord.html

そして、撮るだけでは物足りず、ガムラン演奏もやろうと思い、仲間が始めたワヤンクリ上演グループに参加して、サロンなどを叩いています。
そのグループは、現地で直接人形操作を勉強してきた女性ダランA.K
ガムラン演奏を勉強してきたクンダン奏者のY.Nが主宰するクルタクルティ。
ここのホームページにはワヤンに関する情報がたくさんアップされているので、ワヤンについて知りたい人には、必見。 http://kluthak.kazekusa.jp/
この10月28日に栃木県の佐野の親子劇場の招聘で、公演に行ってきます。