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中部技術士補・修習技術者の会コミュの【技術討論道場:予想問題を考える 9(要求分析及び要求定義)】

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 ファンクションポイント法とは何か、概説せよ。
また、ファンクションポイント法を組み込みシステムに
適用した場合の留意点を、その手法の特性に着目して述べよ。


 これも3枚(1800文字)にまとめましょう。

コメント(4)

<方針>
 私の不得意分野なので、
(1)知っていることを最小限書く。
(2)自分の得意分野に論点をずらす。
(3)応用能力を示すため、得意分野から技術移転できないか考えてみる。

<骨子>
1.ファンクションポイント法とは(0.5枚)
2.組込みシステムの開発規模見積もりの現状(0.5枚)
3.組込みシステムに適用する場合の留意点
3.1.H/Wによる機能を見積もる場合(0.5枚)
3.2.タイミングに依存する機能を見積もる場合(0.5枚)
4.将来展望(0.5枚)

 うまく書ければ、2.5枚となり、分量的には充分あります。
1.ファンクションポイント法とは
 ファンクションポイント法とは、ソフトウエアの規
模を測定するための手法の一つである。
 ソフトウエアが備える機能の数や複雑度などをもと
に、ファンクションポイント(FP)値を算出し、開発工
数やコスト、期間などの見積もりに使用する。
2.組込みシステムの開発規模見積もりの現状
 現在、典型的な組込みシステムにおいて、開発規模
見積もりは、担当者の勘と経験で日程立案されている
ことが大半である。
 その結果、新規システム開発時において、日程やコ
ストの大幅超過する例が少なくない。
 そこで、ファンクションポイント法などによるソフ
トウェア工学として科学的な裏づけのある手法での見
積もりが必要となってきた。
 ファンクションポイント法は、以下の前提で用いら
れる手法である。
(1)システムは機能を分割することで把握できる。
(2)機能と工数は1対1に対応する。
 しかし、組込みシステムの場合、上記前提のみでは
把握できない要因がある。
 すなわち、機能がハードウェアもしくはソフトウエ
アのどちらで実現されるか、タイミングによる要件は
どのように見積もるべきなのかなどの課題がある。
 以下に、組込みシステム独自の要因とその留意点に
□□□□1ページ目□□□□

ついて述べる。
3.組込みシステムに適用する場合の留意点
3.1.H/Wによる機能を見積もる場合
 組込みシステムにおいて、通常のソフトウエア開発
と異なるのは、実現手段がソフトウェアに限らず、ハ
ードウェアとして新規に設計できる点がある。
 通常のファンクションポイント法では、機能と工数
は、ほぼ1対1に対応するという前提で用いられる。
しかし、ハードウェアで実現した場合の工数を標準的
に見積もる手法はない。
 そこで、ハードウェアに実装する場合、別途、工数
を見積もる必要がある。
3.2.タイミングに依存する機能を見積もる場合
 組込みシステムでは、リアルタイム性が特に要求さ
れるアプリケーションが多い。
 例えば、サーボモータを制御アプリケーションの場
合、数ms以内の応答性が要求される。しかし、ファン
クションポイント法の分析では、このタイミング要件
をあらわすことは難しい。
 そこで、重要なタイミング要件は、別途機能として
独立させて見積もるか、その要件を実現する機能の係
数を大きく見積もるなどの対処が必要である。
3.3.恒久的対策
 これらの留意点は、直近においては個別に対応し、
プロジェクトに影響を出ないようにするべであるが、
□□□□2ページ目□□□□

恒久的には、何らかの対策が必要である。
 恒久的対策として、ファンクションポイント法の拡
張を提唱する。
 同様の取り組みは、UMLに対するeUMLの拡張があげら
れる。一般のUMLは、ソフトウェア開発に注力している
のに対し、eUMLではシステム全体を記述し、ハードウ
ェアやタイミングに対する記述力を強化している。
 これと同じようにファンクションポイント法におい
ても注目する要因を拡張し、システム全体を見積もる
ことが重要であろう。
4.将来展望
 ソフトウェア開発は、他のエンジニアリングと異な
り、プロジェクトが計画された通りに実現することが
少なかった。
 しかし、今後は、プロジェクトの工数などを数値と
して表現できる手法が開発され、普及することにより、
ソフトウェア開発は成熟していくであろう。
                    −以上−
□以下空き5行□
□□□□3ページ目□□□□
組込み系システムの場合はCOSMIC-FFPという手法が注目されています。(万能ではありませんが(^^;)
 情報ありがとうございます。
COSMIC-FFPについて、全く知らないので上記論文となっております^^;;
 COSMIC-FFPについて、ちょっと調べてみたいと思います。

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