まずは、「LAURA BRANIGAN / Whatever I Do (Wherever I Go)」。(87年) ご存知、オリジナルは「HAZELL DEAN」ですが、どうしても「HI−ENERGYサウンド」という イメージが抜けない人は多いと思う。 その要因として、それらしいクラップが打ち込まれた「PWL−EURO」に仕上げられている一方、 ギター音が全面にアピールされたポップ感が、その理由のひとつなのでしょう。
ちなみに本アルバム「TOUCH」の収録曲であった「Whatever I Do」は、USプロモ7インチで 「CRY WOLF」とのカップリングとして存在していた。 もしも「SHATTERED GLASS」が大ヒットしていたら、シングル・リリースも候補として考えられていたようですが、最終的にサード・シングルは「CRY WOLF」が採用され、カップリング曲は「TOUCH」 (アルバム同タイトル曲)に変更された。
続いては、「RICK ASTLEY」の大ヒット曲、「FKW / NEVER GONNA GIVE YOU UP」。(93年) これについては以前も書かせて頂いたが、RICKのようなパワフルで且つ、ゆったりとソウルを表現出来るアーティストはなかなか存在し得ないが、93年にPWLレコードよりリリースされた「FKW」バージョンは、当時「HADDAWAY」といったパワフルに歌いこなす「EURO−HOUSE」が流行した事もあって、いち早くこのスタイルを取り入れたというモノ。
聴いてのとおり、早いBPMの中で「力強く」そして、「淡々と歌う」この歌唱方法によって、オリジナルに無い攻撃的な楽曲として進化した。 サビメロ部分での「NERVER GONNA GIVE〜」フレーズ・サンプリングが活かされ、新たなノリを生んだ。(最もクオリティを極めたのは「Seize The Day」カップリング収録となった 「DMC REMIX」。)