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PWL音楽論コミュのDEPECHE MODE With PWL

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80年代を代表する「BRITISH−ELECTRIC SOUND」に匹敵し、また様々なアーティストとの繋がりからも、当時の音楽シーンをリードしたグループと言えば、「DEPECHE MODE」。

それは彼らの活動履歴をみると、驚くほどの影響力を生み出したグループであった。
サウンド作りの中心人物は、「MARTIN GORE」と「VINCE CLARKE」。
PWLが関わった作品2曲については「MARTIN GORE」によるものだが、全体像を固めているのは恐らくソングライターである両者なのでしょう。

「VINCE CLARKE」の方は、「YAZOO」の楽曲を手掛け、後にリード・ボーカル
「ANDY BELL」とのデュオ「ERASURE」を結成、数々のヒット曲を生んだ。
PWLと共通ジャンルである「ELECTRIC−SOUND」は、後に「DEPECHE MODE」、
「ERASURE」とのリミックス・ワーク実現へのきっかけとなり、「NEW WAVE系ジャンル」を担当したのは「PHIL HARDING」であった。

初回ワークである「A QUESTION OF TIME」は、「7インチREMIX」とオリジナル12インチ
「EXTENDED REMIX」を担当。

この曲に関しては86年当時のDISCOではかなり人気があり、それもそのはず、
ディスコ・ヒット・チャート「BOOBY」で堂々のナンバーワンを獲得していたのです。(新宿ディスコ「ビーバー」と「ニューヨーク・ニューヨーク」でした。)

このディスコ・チャート誌は、あの伝説の貸レコード屋「YOU&愛」で戴いたモノで、店長の松浦氏には本当に何から何まで感謝の気持ちでいっぱいです。

あの「EXILE」のHIROさんも著書で語られていたように、店内にはターンテーブルがあって、何時でも試聴する事ができ、長時間独占しても怒られることはなかった。

また、個人的には松浦氏にレコードを譲って貰えるようお願いしたこともあり、その時も「ああ、
このレコード前は2枚あったんですけど、紛失してしまって、もし2枚あれば1枚お譲りしていいんですけど。」と、親切な対応して頂いた。

ちなみにそのレコードとは、今では簡単に手に入る「BANANARAMA/
I HEARD A RUMOUR(MIAMI MIX)」でありました!

話はチャート誌に戻るが、「NEWS RANDOM」というコーナーがあって、この86年11月号でのテーマは「レコードの選び方」について。
その方法としてプロデューサーをチェックするという中に「SAW」が紹介されている。

DIVINE,HAZELL DEAN,DEAD OR ALIVEといった「HI−ENERGY」サウンドから、
HAYWOODE,O‘CHI BROWN,PRINCESSといったブラック系サウンドを含め幅広く手掛けているプロデュース・チーム、という正に、当時ではエネルギー有り余るインスピレーションに溢れた「バリバリ感」が伝わる。

他には、「IAN LEVINE」、「BOBBY ORLANDO」、「TREVOR HORN」についても紹介されており、リアル世代にとっては涙モノ。

「A QUESTION OF TIME」は、数あるPWLワークの中でも珍しい「NEW WAVE−DANCE」でも非常にノリがいい。
サビメロでのメインドラム「スネア」がバスドラと重なる「4つ打ち」部分がそれらしい。

このノリの要素はメイン・ボーカル「DAVE GAHAN」の低音ある独特な歌声と、重みあるシンセ・ベース、そして強烈なクラップである。
これは正に「HI−ENERGY」代表曲「YOU SPIN ME ROUND」に通じるモノがあり、
改めて才能あるサウンド作りと個性あるボーカリストという偶然がフィットしたことにより生まれた事に気付かされる。

この曲の大ヒットにより、続く「Strangelove (Pain Mix)」でもリミックス・ワークを発揮。

「PHIL HARDING」の得意分野である「HOUSE」リズムを上手く取り入れたサウンドは、スロー・テンポながらも重みある楽曲がいい意味での一定感がある。
中でも、スネア・ドラムに対して跳ね上がる位置で打ち込むクラップが最も発揮された作品であり、
これは本家「SAWワーク」の「MEL&KIM」から使われた手法である。

この12インチバージョンは、本国UK盤では数少ない「セカンド・ミックス」扱いとなり、手頃なところではUS盤がお薦め。

しかし、実は「PHIL HARDING」による別バージョンが存在していた!

それはUKプロモ・オンリーで、ミックス・タイトルは「THE FRESH GROUND−MIX」。
(「BLIND−MIX」との2トラック・プロモ)

これは非常にレア・アイテムで、そこらではお目にかかれないようである。
興味のある方は是非、GETしてみて下さい。(私も今探してます。)


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