しかし、1995年PWLファンにとって度肝を貫かれるSAW作品がリリースされた。 それは、ALMIGHTY RECORDが「GAY ANTHEMS」というタイトル通り、GAY向けコンピレーションアルバム・シリーズであるVOL2にあのLONNIE GORDONの幻シングルとなった 「How Could He Do This To Me」が収録されたのである。 (私は当時、ある人を通じてこの情報知ることが出来たのは非常にラッキーでした。)
SLAMM--That's Where My Mind Goes+ LOVELAND--(Keep On) Shining※ SLAMM--Can't Get By+ SLAMM--Just Can't Stop My Heart+ SYBIL--So Tired Of Being Alone+ JOHNNA--In My Dreams+ JOHNNA--Let The Spirit Move You+ QUARTZ LOCK/LONNIE GORDON--Love Eviction(mix by Miller Waterman)
GIRLS@PLAY、STEPS、SCOOCH、KERRI ANN、NATALIE BROWNE など、「ALMIGHTY−MIX」によってPWLを継承するサウンド・サポートを務めた。 また、ALMIGHTYでもSAWソングが数多くカバーされ、その中に「How Could He Do This To Me」が含まれているところも深い関係を示している。
話は「How Could He Do This To Me」に戻るが、ラッキーにも12インチバージョンでのテイクというのはファンにとって非常に嬉しいところ。 UKではリリースされなかったアルバム「IF I HAVE TO STAND ALONE」には収録されることはなかったが、12インチバージョンが存在するという事は恐らくLONNIE GORDONにとっての「SAW第4弾シングル候補」となっていたと思われる。 しかし、ファーストシングル「HAPPENIN' ALL OVER AGAIN」以降、ヒットは生まれず、 結果UKでのアルバムリリースまでもがお蔵入りとなった。
それにしてもこの曲はSAWらしさ溢れる作品だ。 あの「THE DEVIL & THE DEEP BLUE SEA/Erik」同様に、「さざ波」や「カモメの鳴き声」の効果音が加わった「海」をイメージさせる「爽やかPWLポップチューン」そのものであり、お蔵入り曲にしてはGOOD MUSICな仕上がりである。 1988〜89年頃にリリースしていれば確実にヒットしていたのではないかと思う。 LONNIE GORDONのシングルの殆どがダンスミュージック色の強い楽曲が多いところをみると、当時のコンセプトに合わなかったのでしょう。