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PWL音楽論コミュのPWL THE HIT FACTORY

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今年1月、NHKスペシャルにて放送された「平成史スクープドキュメント」。
テーマは「安室奈美恵 最後の告白」と題し、プロデユーサー小室氏との関わりについて紹介された中に驚きの映像が流れた。
安室さんの当時の心中が明かされる内容との事で、私もビデオを録画しました。

番組中で、小室氏が88年当時ヒットメーカーであったPWLに注目し、サウンドへのヒントを模索していたエピソードの流れで、ナント!当時のPWLスタジオの映像が流れた。
これにはビックリでありました。
小室氏とPWLの繋がりは、ご存知のとおりGET WILD 89’のPWLリミックス。
88年当時のスタジオ映像からみて分かるように、本家SAWの姿は一切映っていない。
これは当時、どれほど多忙であったかが分かる。
映像としては約2分半ではありましたが、非常に嬉しいシーンでありました。
冒頭、現在のロンドンはあのBOROUGHでPETE HAMMOND氏とともにNHK記者が当時のPWLスタジオの場所へ訪れるシーンに始まる。

GET WILD 89’はPETE HAMMOND単独によるリミックスワーク。
リリースは4月であり、当時のPWL活動ワークを振り返るとPETE HAMMONDによる単独ワークが数多く手掛けられた時期。
88年のトレードマーク的なSAWサウンドワークが終わり、リミキサー単独として動き始め、88年後半から89年にかけてLONDON BOYS、DAMIAN等の大ヒットを記録。

小室氏としても、恐らくSAWとの対談を望んでいたと推測されますが、当時では本国の取材であっても中々実現できなかったのでしょう。
(後にMATT AITKENとの対談が実現)
小室氏がPWLスタジオへ訪問し、必死にサウンドワークを依頼して実現したのが
GET WILD 89’であり、続くDIVE INTO YOUR BODY(同年7月)にも繋がる。
当時どんな取引があったか想像はできませんが大変であったのでしょう。

NHK放送で、久しぶりに88年当時のスタジオ映像を見ることができ、何とも言えない
ノスタルジーな気分にさせてくれた。
例えるなら、2013年にテレ東にて放送の「アド街ック天国−上大岡」での
伝説の貸レコード店で当時の貴重な店内写真が流れた時以来である。

この2つのエピソードは、のちに自然と繋がることになる。
小室氏自身もPWLサウンドは憧れであったと考えられますが、後のavex社長となる松浦氏による後押しがあったこともヒット記録を語る上では欠かせない。

松浦氏は、ご存知のとおり貸レコード屋時代はHI-ENERGYやEUROBEAT全盛期をリアルで見てきた人物であり、そのサウンドの衝撃を知る数少ないプロデユーサーでもある。
後に松浦氏ご本人が語られたように、この出会いは非常に重要となる。

個人的にも、貸レコード屋とPWLとの出会いがなかったら、今の自分は無かったかも知れない。

avexと言えば、昨年12月にGENERATIONS / G-ENERGYとE-GIRLS /
EG-ENERGYがそれぞれリリース(rhythm zone)された。
サウンドを聴いてビックリさせたのが、聴き覚えのある激しいハイエナビート!
恐らく仕掛け人はLDH社のHIRO氏。
エッジの効いたハイエナビートも勿論ですが、2曲ともに共通して言えるのは
アッパーサウンドに絶妙にフィットした素晴らしいボーカルアレンジメント。
これは作曲家T.KURA氏(G-ENERGYはLL BROTHERS-TAKANORI氏共作)
によるものであり、本業であるR&Bジャンルを極めた人物ならではの歌いまわし。

またTMネットワークと言えば、今年1月に日テレで放送された「笑神様は突然に」でギターの木根氏と共に出演したのは、我らがロバート秋山とRGによる
「歌さんぽ」。
中でもTMサウンド風に仕上げた「ニット地蔵」(ひたすらニット地蔵を連呼し、
笠はもう古〜い〜フレーズが入る)と、リス・トウ・ザ・コミュニケーション
(リスは動物のリス)とラストは木根氏を通り抜けるリスをテーマにした
「リス・木根・スルー」。これは永久保存モノである。

話を戻しますが、久しぶりに見た映像とともに、98年に訪問したPWLスタジオが思い出される。
そして最近入手したPWLプロモが、LEE GARRETT’Sの76年カバー曲
JOHNNIE O − You’re My Everything(12”)。
これは90年プロモリリースで、プロデュースはHARDING & CURNOWコンビ。
オープニングSEサンプリングはDONNA SUMMERでも使用されたのが当時を物語っており、
こちらもPWL関連としてはレアな1枚と言える。

ということで、また長くなりました..。

(PWL写真は98年当時のもの)

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