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PWL音楽論コミュのBANANARAMA MEGA-PWL DUB & REMIXES

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今回はつい最近に作ったミックステープについて紹介したいと思います。
90分テープA面に録音したのはBANANARAMA。

BANANARAMAと言えば、SAWワークの一つのコンセプトとして力を入れていたのがリミックス
バージョン。
これは約7年のSAWワークをみても分かるとおり、これ程にもサウンドに幅を利かせたのも珍しいシーンだと言える。
一般にリミックスワークというと、オリジナルバージョンに続くセカンドミックスを指しますが、
BANANARAMAの場合はアルバム曲を含め、オリジナルの時点で様々なジャンルのアレンジを取り入れたシーンが数多くみられた。

この貴重とも言えるSAWワークをMEGA-MIX形式にできないだろうか?
そんな思いをきっかけにイメージさせたのが、以下のラインナップ。

BANANARAMA MEGA-PWL DUB & REMIXES

Venus (Fire & Brimstone Mix)
More Than Physical (Dub & Original Mix)
A Trick Of The Night (Pete Waterman’s-Dub Mix)
Set On You
I Heard A Rumour (Miami & Dub Mix)
I Can't Help It (Hammond Dub)
Love In The First Degree (House Dub)
Some Girls (12" Dub)
Amnesia
Love, Truth & Honesty (Balearacidic Dub & Hot Power Mix)

全体イメージは、オープニングのVENUS、MORE THAN PHYSICALと、ラストを飾る
LOVE TRUTH & HONESTYの3曲は基本フルバージョンとし、その間の楽曲についてはDUB-MIXをコンセプトとして、あえてボーカル部分を使わず、ある意味フィーチャリングSAWサウンドを描いてみた。
よほどのファンでなければDUBバージョンなど聴く人はいないと思いますが...。

SAWはVenus (Fire & Brimstone Mix)の初期時点からリミックスワークを戦略としていたことが分かると思う。
当時は、VENUS大ヒットにより3バージョンがリリースされ、セカンドとなったThe Hellfire Mixは
ゲストリミキサーIAN LEVINEによるリミックス。

HI-ENERGYサウンドによる衝撃デビューを果たすと共に、一気に名プロデューサーとして躍進するきっかけを与えてくれたIAN LEVINEへの感謝の意も含まれており、結果としてSAWによるリミックスバージョンはサードミックスとしてリリースされることとなった為、あまり目立たない存在となってしまったが、IAN LEVINEバージョンを抜きにして考えてみると、Fire & Brimstone Mixが本来のセカンドミックスとなる。

サウンドの方は、My Heart Goes Bang (American 'WIPE-OUT' Mix)のビートとBRILLIANTサウンドのようなシンセアレンジをイメージさせるグッド・ミディアムなノリに仕上げられており、SAW自ら手掛けた、ある意味貴重なリミックスバージョン。

続くMore Than Physicalで使用したのは、オリジナルバージョン。
これは12インチバージョン(GARAGE-MIX)ではなく、アルバムTrue Confessions収録となった
LPバージョン。
恐らくこれがオリジナルに当たるサウンドイメージであり、GARAGE-MIXがシングルとしてリリースされたのは、GARAGEサウンドが当時流行していたのと、もうひとつは前作VENUSに近いサウンドをキープさせたものだと考えられる。
今回はオリジナルバージョンを軸にGARAGE-DUBを両端で挟んでみた。

A Trick Of The Nightは、US盤のみ収録となったWATERMANによるDUB-MIX。
続くSet On YouはMEL&KIM-HOUSEテイストなインスト曲という意味でセレクト。
この後は大ヒットアルバムWOW!からのメドレーをDUBで描いた。

恐らく殆どの方が注目していなかったと思われるのが、I Heard A Rumour ( Dub Mix)。
実はこれほどにもDUB-BEATSのみで繰り広げるWATERMAN’Sグルーブを感じさせる作品もまた珍しい。
シンバルドラムやハイハット、そしてDUB-MIXのみに使用されたファンキードラムによるビートの刻みに注目したい。
MIAMI-MIXは、ロングなギターソロを含む後半ブレイク部分を使用し、これにDUB-MIXをロングに重ねてみた。

I Can't Help It は、PETE HAMMONDによるセカンドミックス(サウンド全体はあくまでWATERMAN)を
2枚使用してブレイク部分をメインとし、Love In The First Degreeは幻となったPETE HAMMOND-
HOUSEミックスで、リミックス専門レーベルDISCONET収録のDUB-MIXを絡ませた。

Some Girlsは、NYフリースタイルなビートを取り入れて生み出された貴重なSAW作品であり、この特徴ある12インチブレイク部分であるビートのみを取り入れた。

Amnesiaは、以前にも取り上げたSAW流フュージョンサウンドにBANANARAMAをコーラスに起用したという、ある意味こちらもまたフィーチャリングSAWといった楽曲。

そしてラストを飾るのは、何と言ってもLove, Truth & Honesty (Hot Power Mix)!
こちらもUS HOT-DANCEを見事に取り入れた傑作リミックス。
オリジナルDANCE-HALL VERSIONからの絶妙なイメージチェンジを感じて頂きたい。
今回は、UKリミックスプロモオンリーとなったBALEARACIDIC-DUBをオープニングブレイクでスタートし、基本はHOT POWER-MIXをフルバージョンとした。

まあ、こんなの誰が聴くんだ?という感じもしますが、もしも聴いてみたいと思っていただける人がいたらと思い、今回ついにYOUTUBEにアップしました。
ご興味のある方は聴いてみて下さい。

このMEGA-MIXは、あくまでじっくりと聴き入ることを目的に作成したものであり、いわゆるサウンドを
小刻みに混ぜ合わすようなモノではありません。
また所有のDJミキサーのクロスフェーダーが故障気味であり、途中で裏の音が入り込むことがありますが、技術面を含め、ひとつ御勘弁のほどを..。

またもうひとつアップした音源については次回に紹介したいと思います。

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