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PWL音楽論コミュのUNRELEASED TRACKS VOL.6

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引き続き、ダウンロード・オンリーによるレア音源について。

◆All Mixed Up (Original 12'' Mix) / The Twins(91年作)

こちらもまた、まっさらなSAWサウンドが味わえる。
JAZZYなピアノ・アレンジが非常に心地よく、特にBメロ部分「We wanna sort the problem out〜」後のタイミングに入り込むのがまたいい。
楽曲タイプは異なるが、「I’d Rather Jack」オリジナルと同様な、音階をつけたベースラインをはじめ、リゾートテイストなシンセ音を含め、「ダンスミュージック型」に捉われない「GOOD-POP」であることが再確認される。
「EXTENDED」もいいが、こちらも魅力的。

◆Happenin' All Over Again (Tony King Instrumental ) / Lonnie Gordon(90年作)

前回にも取り上げた、最もオリジナルテイストな「Tony King 1990 Remix」を元音源とした
「Instrumental」がここに存在した。
「Original 12'' Mix」(Pete Hammond)に始まり、続いて少しダンステイストを加えた
「Tony King 1990 Remix」、そして最終的に「Hip House Mix」が採用されたという、
アレンジスタイルの進化が感じられるとともに、結果的にファーストに相応しいインパクト効果が大ヒットに繋がった。
これが正に「Pete Waterman」ならではのメイクアップ・センス。

◆So Proud Of You (Original 12" Mix ) / Paul Varney(91年作)

さて、このバージョンのプロデューサーは誰でしょう?
「STOCK & WATERMAN」?
いや、これぞ「STOCK,AITKEN,WATERMAN」によるオリジナル・プロデュース音源であったのです!
ではその根拠は?
「So Proud Of You」は、元々SAWによるソングライトであり、正規盤「KEYBOARDS奏者」に
「Matt Aitken」がクレジットされている点を含め、楽曲が未完成状態(DEMOバージョン)であったということは考えられない。
何より動かぬ証拠となるのが「サウンドアレンジ」。
60年代音楽に憧れた「STOCK & AITKEN」らしい、正にジャストフィットといったイメージ。
よく考えてみれば、「S&Wバージョン」(正規盤)でのサビメロ「Everybody knows〜」後の空白が妙に気になっていたのですが、オリジナルを聴いて納得させられた。
元々はこの部分にコーラスが入るという訳だ。
ホーンセクションやストリングスが多く色付けされている点もまた特徴的。

では、プロデューサー「Matt Aitken」の存在とは?
それは「Mike Stock」のソングライト・イメージを最大にアシストするパートナーであり、STOCK単独では完成することのない、二人だけの60’Sサウンドの世界がある。
このイメージをキープしながらWATERMANが更に手を加え「SAWサウンド」が完成されるが、
「S&W」の場合、ポップミュージック低迷も重なって、流行サウンドを取り入れるシーンも多々見られたが、特に2者の好みが二分される傾向も強くなり、「60’s-POPテイスト」から「R&B」寄りへと
サウンド・シフトされた。
このような2バージョンが存在するパターンは極めて異例であり、ファンにとってレア中のレア音源と言える。
ソングにフィットしたアレンジで言えば、何といっても「SAWバージョン」でしょう。

◆If Only I Knew (On The Buses Piano Groove ) / Paul Varney(91年作)

こちらの方は、「S&W時代」でなければ味わえない貴重な「DUB-GROOVE」。
これぞ、「PETE WATERMAN’S-GROOVE」。
個人的には、
「Looks Like I'm In Love Again (Eddie's Piano Instrumental)」(プロモオンリー)
「Make This A Special Night (ORCHESTRAL DUB )」、そして
「On The Buses Piano Groove」を「DUB-GROOVE3部作」として挙げておきたい。

この流れるピアノソロは正にグルーブセンスに尽きる訳ですが、元々は譜面に沿って打ち込まれており、2コーラス部分は同様のフレーズが続く。
しかし、後半になるとインスピレーションひとつで「乱れ打ち」が繰り広げられるが、
ここでも繊細なグルーブが発揮されている。
譜面の元となるのは、あくまで「グルーブ」であり、
これを無くして生きたモノは作れない。
「Whenever You Need Somebody (Pull It Off Mix)」ピアノソロとは違った世界。

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