(SIDE.1) 1.Let's Get To It (Tony King 12" Mix) / KYLIE MINOGUE◆+ 2.Walk On By (CLUB-MIX) / SYBIL+ 3.I Can’t Wait (P.W.L-MIX) / DELAGE●+ 4.Make It Easy On Me (THE REMIXES-VERSION) / SYBIL●+ 5.Until You Come Back To Me (PHIL HARDING 12” MIX) / BASIA◇ 6.Show Me Love (AKA-REMIX) / ROBIN S++ 7.Make This A Special Night (THE ICE BOX-GROOVE VERSION) / COOL NOTES◆+
(SIDE.2) 1.Don't Make Me Over (The King-Dom Come Mix) / SYBIL+ 2.Experienced / BARRIO BOYS◆+ 3.Reachin’ / KELLY CHARLES & JAMES BRATTON□ 4.Right Here Right Now (Tony King 12" Mix) / KYLIE MINOGUE◆+ 5.If Only I Knew (ON THE BUSES PIANO-MIX ) / PAUL VARNEY◆+ 6.Step Back In Time (Tony King Remix) / KYLIE MINOGUE●+ 7.Free To Love Again (SWING-MIX) / SUZETTE CHARLES◆++ 8.The Love I Lost (12”CLUB PROMO VERSION) / WEST END Feat. SYBIL◆++
PRODUCED BY STOCK AITKEN WATERMAN● EXCEPT PRODUCED BY STOCK & WATERMAN◆ REMIXED BY TONY KING+ REMIXED BY AKA( TONY KING & ASHA )++ REMIXED BY PHIL HARDING◇ MIXED BY HARDING & CURNOW□
スタートを飾るのは、「I Wanna Sex You Up」(COLOR ME BADD)のリズムトラックを「R&B-POP」として変換させた「Let's Get To It」。 こちらはオーストラリア盤CD「GREATEST REMIX HITS」シリーズ収録の 「Tony King Remix」で、オリジナルに比べてよりインパクトあるこの「ミックス・チューニング」技術は、やはり「TONY KING」以外に存在しない。
続く「Walk On By」は、こちらも「TONY KING」による代表作ですが、2コーラス目にセカンド・ミックス「PJD Remix」(PETER DAY)に切り替えるが、後半サビメロで「CLUB-MIX」に戻し、 ベースはあくまでオリジナル音源とした。
3曲目は、ある知人に提供して頂いたレア音源で、「GRAND-BEAT」を取り入れた「NU SHOOZ」の86年大ヒット・カバー。 4年後という短いスパンでカバーされたのは、SAWが「GOOD-MUSIC」として評価した表れであり、また私自身にとってもお気に入り曲であった事が何よりも嬉しい。 恐らく音源からすると、リミキサーは「TONY KING」だと考えられる。 後半ブレイクからレゲエ・テイストなサンプルが入ってくるのですが、これが「JASON DONOVAN / Another Night (J.D IN DUB-MIX)」に近い音源となっており、このあたりもそれらしい。
そしてA面中盤を盛上げるのは、幻の「SAW-SOUL」の名曲、「Make It Easy On Me」。 ここは特にバリエーションをアピールしてみた。 スタートはグッドメロウを演出するオリジナルテイストな「UK-MIX」とし、徐々に盛上げていく訳ですが、2コーラス目で切り替えるのは面白くないので、2コーラス「Bメロ」から「US-MIX」に切り替え、後半の魅力ある「GRAND-BEAT」全開なブレイクは最高なグルーブポイントとなり、ここはじっくりと流したいところ。 また、エンドあたりから複雑に打ち込まれるドラム音が魅力的な「Drumming Remix」 (KEY TRONICS)を絡ませる。 複雑なドラムパターンに「US-MIX」による「GRAND-BEAT」が完全に重なり、 これが「クロさ全開」なビートが演出できた。 このあと「ピアノ・ソロ」が続くが、ある程度のところで次曲へカットアウト。
この後は、こちらもUSプロモCDオンリーとなる最も魅力ある 「Until You Come Back To Me」に繋がる。 以前にもご紹介しましたが、アナログ化されなかったのが非常に悔やまれるバージョンで、ブレイク部分での高音域で流れるピアノサンプルに対して、更に綺麗なディレイがかかっており、 これがなんとも心地いい。 リズムの方は、「PHIL HARDING」ならではの「RARE-GROOVE」テイストが効いており、非常にノリがいい。
6曲目は「Show Me Love」。 ご存知「ROBIN S」の代表曲ですが、こちらはイタリア盤オンリーとなるPWLリミックスで、 「TONY KING & ASHA」によるピアノ・アレンジを主体としたシックなバージョンとなっている。 大ヒットしたオリジナルの方は、太いエレクトロ・サンプル音を軸とした 「HOUSE-SOUND」というイメージが強いが、PWLバージョンではアレンジが全体的に切り換えられた。 恐らく、PWLの方が原曲モデルに近いような気がする。 例えるなら、後の「LOVELAND」スタイルに通じるものがあり、非常に聴きやすい。 「R&B-SOUL」というよりは、「R&B-HOUSE」タイプではありますが、 今回はワンポイントとしてセレクトした。
そしてA面ラストを飾るのは、ご存知「STOCK & WATERMAN」による幻の 「R&B-SOUL」の名作、「Make This A Special Night」。 どうしてもオリジナルバージョンばかりが目立ってしまうのも無理もないのですが、お洒落に絡めたオリジナル・アレンジに比べて、プロモ・オンリーとなった「THE ICE BOX-MIX」の方がリズム主体なシンプルアレンジとなっており、こちらの方が原曲本来のクオリティセンスが再確認できる。 本当に何度聴いても心地いい、これぞ「PETE WATERMAN’S-GROOVE」どっぷりといったところ。 ミックス・タイトルを「ICE BOX-GROOVE」としたのは、「THE ICE BOX-MIX」とカップリング収録の「ORCHESTRAL-DUB」を後半ブレイクとして絡ませたというもので、 ファンにとってはこれ以上と無い、正に贅沢な世界。