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PWL音楽論コミュのUNPOLISHED DIAMONDS PWL-REMIXES

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以前に「PWL DIAMOND 90’S REMIXES」という、「SAW-POP」をコンセプトとしたミックス・テープについて紹介しましたが、実はもうひとつ、個人的にこれぞ究極の「PWL-SOUL」とも言える1本を作りたかったという思いから、昨年の同時期に作成したミックス・テープ「UNPOLISHED DIAMONDS
PWL-REMIXES」についてご紹介したいと思います。

特に拘ったのは、こちらも90年代をポイントとした「UK R&B-SOUL」全開な
「PETE WATERMAN’S-GROOVE」の世界が味わえる、これぞ究極の「BOROUGH-SOUL」。
収録ラインナップは以下のとおり。

【 UNPOLISHED DIAMONDS PWL-REMIXES 】

(SIDE.1)
1.Let's Get To It (Tony King 12" Mix) / KYLIE MINOGUE◆+
2.Walk On By (CLUB-MIX) / SYBIL+
3.I Can’t Wait (P.W.L-MIX) / DELAGE●+
4.Make It Easy On Me (THE REMIXES-VERSION) / SYBIL●+
5.Until You Come Back To Me (PHIL HARDING 12” MIX) / BASIA◇
6.Show Me Love (AKA-REMIX) / ROBIN S++
7.Make This A Special Night (THE ICE BOX-GROOVE VERSION) / COOL NOTES◆+

(SIDE.2)
1.Don't Make Me Over (The King-Dom Come Mix) / SYBIL+
2.Experienced / BARRIO BOYS◆+
3.Reachin’ / KELLY CHARLES & JAMES BRATTON□
4.Right Here Right Now (Tony King 12" Mix) / KYLIE MINOGUE◆+
5.If Only I Knew (ON THE BUSES PIANO-MIX ) / PAUL VARNEY◆+
6.Step Back In Time (Tony King Remix) / KYLIE MINOGUE●+
7.Free To Love Again (SWING-MIX) / SUZETTE CHARLES◆++
8.The Love I Lost (12”CLUB PROMO VERSION) / WEST END Feat. SYBIL◆++

PRODUCED BY STOCK AITKEN WATERMAN●
EXCEPT PRODUCED BY STOCK & WATERMAN◆
REMIXED BY TONY KING+
REMIXED BY AKA( TONY KING & ASHA )++
REMIXED BY PHIL HARDING◇
MIXED BY HARDING & CURNOW□

90年初期作品に拘ったのは、当時流行となった「R&B-HIPHOP」、
「GRAND-BEAT」といった、「MIDDLE-SCHOOL」なダンスミュージック全盛時期で、グッドメロウな「UK-SOUL」作品に限りなく絞り込んだ。
当然ながら、SAWというよりは「STOCK & WATERMAN」作品が中心となる訳ですが、正にR&B好きな日本人には最高なラインナップであると思う。

スタートを飾るのは、「I Wanna Sex You Up」(COLOR ME BADD)のリズムトラックを「R&B-POP」として変換させた「Let's Get To It」。
こちらはオーストラリア盤CD「GREATEST REMIX HITS」シリーズ収録の
「Tony King Remix」で、オリジナルに比べてよりインパクトあるこの「ミックス・チューニング」技術は、やはり「TONY KING」以外に存在しない。

続く「Walk On By」は、こちらも「TONY KING」による代表作ですが、2コーラス目にセカンド・ミックス「PJD Remix」(PETER DAY)に切り替えるが、後半サビメロで「CLUB-MIX」に戻し、
ベースはあくまでオリジナル音源とした。

3曲目は、ある知人に提供して頂いたレア音源で、「GRAND-BEAT」を取り入れた「NU SHOOZ」の86年大ヒット・カバー。
4年後という短いスパンでカバーされたのは、SAWが「GOOD-MUSIC」として評価した表れであり、また私自身にとってもお気に入り曲であった事が何よりも嬉しい。
恐らく音源からすると、リミキサーは「TONY KING」だと考えられる。
後半ブレイクからレゲエ・テイストなサンプルが入ってくるのですが、これが「JASON DONOVAN / Another Night (J.D IN DUB-MIX)」に近い音源となっており、このあたりもそれらしい。

そしてA面中盤を盛上げるのは、幻の「SAW-SOUL」の名曲、「Make It Easy On Me」。
ここは特にバリエーションをアピールしてみた。
スタートはグッドメロウを演出するオリジナルテイストな「UK-MIX」とし、徐々に盛上げていく訳ですが、2コーラス目で切り替えるのは面白くないので、2コーラス「Bメロ」から「US-MIX」に切り替え、後半の魅力ある「GRAND-BEAT」全開なブレイクは最高なグルーブポイントとなり、ここはじっくりと流したいところ。
また、エンドあたりから複雑に打ち込まれるドラム音が魅力的な「Drumming Remix」
(KEY TRONICS)を絡ませる。
複雑なドラムパターンに「US-MIX」による「GRAND-BEAT」が完全に重なり、
これが「クロさ全開」なビートが演出できた。
このあと「ピアノ・ソロ」が続くが、ある程度のところで次曲へカットアウト。

この後は、こちらもUSプロモCDオンリーとなる最も魅力ある
「Until You Come Back To Me」に繋がる。
以前にもご紹介しましたが、アナログ化されなかったのが非常に悔やまれるバージョンで、ブレイク部分での高音域で流れるピアノサンプルに対して、更に綺麗なディレイがかかっており、
これがなんとも心地いい。
リズムの方は、「PHIL HARDING」ならではの「RARE-GROOVE」テイストが効いており、非常にノリがいい。

6曲目は「Show Me Love」。
ご存知「ROBIN S」の代表曲ですが、こちらはイタリア盤オンリーとなるPWLリミックスで、
「TONY KING & ASHA」によるピアノ・アレンジを主体としたシックなバージョンとなっている。
大ヒットしたオリジナルの方は、太いエレクトロ・サンプル音を軸とした
「HOUSE-SOUND」というイメージが強いが、PWLバージョンではアレンジが全体的に切り換えられた。
恐らく、PWLの方が原曲モデルに近いような気がする。
例えるなら、後の「LOVELAND」スタイルに通じるものがあり、非常に聴きやすい。
「R&B-SOUL」というよりは、「R&B-HOUSE」タイプではありますが、
今回はワンポイントとしてセレクトした。

そしてA面ラストを飾るのは、ご存知「STOCK & WATERMAN」による幻の
「R&B-SOUL」の名作、「Make This A Special Night」。
どうしてもオリジナルバージョンばかりが目立ってしまうのも無理もないのですが、お洒落に絡めたオリジナル・アレンジに比べて、プロモ・オンリーとなった「THE ICE BOX-MIX」の方がリズム主体なシンプルアレンジとなっており、こちらの方が原曲本来のクオリティセンスが再確認できる。
本当に何度聴いても心地いい、これぞ「PETE WATERMAN’S-GROOVE」どっぷりといったところ。
ミックス・タイトルを「ICE BOX-GROOVE」としたのは、「THE ICE BOX-MIX」とカップリング収録の「ORCHESTRAL-DUB」を後半ブレイクとして絡ませたというもので、
ファンにとってはこれ以上と無い、正に贅沢な世界。

ということで、B面の方は次回に続く!

コメント(4)

JO−JOさん>

いつもありがとうございます。
リミックスワークの中で一番かというと難しいですが、
そもそも「R&B-SOUL」系で言えば、必然的に「TONY KING」
となる訳で、PWLリミキサーでは他に匹敵するグルーブセンス
を備え持つエンジニアは存在しません。
そういった意味で「TONY KING」作品の中で考えたいところですが、
どの作品も安定感ある技術を感じさせます。
あとは原曲クオリティによって差がでてくるのかと思います。
JO−JOさん>

プロデューサーか?リミキサーなのか?
どちらに完成度比率を感じるか?
これはよほどの音楽好きでなければ聴き分けることはできないかも知れません。
おっしゃるように、原曲クオリティの低いモノを
リミキサーの手でメイクアップさせヒットさせる場合は分かり易いですが、
このパターンは数少ないケースですね。
(whitneyはオリジナルもヒットしてますが..。)
肝心なのは、それぞれの持つ技術センスを知るということでしょうか。

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