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PWL音楽論コミュのD.O.A MEGA−MIX PART.2

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前回のPART.1に引き続き、マスターテープの2本目について。

何故「2部構成」にしたのか?
それは個人的に日頃から90分を主流にミックス・テープを作っていたからである。

しかし、「2部構成」によくあるケースで、1作目に比べて、どうしても2作目のクオリティが劣るという傾向。
要因としては、1作目で自分の描いていたモノを全て出し切ってしまうというパターン。

幸いにして、D.O.A作品には魅力ある楽曲が豊富な為、自然と「2部構成イメージ」が浮かんできた。
ただ、セールスが示すとおり、クオリティ面では「MAD, BAD, AND DANGEROUS TO KNOW」よりは「YOUTHQUAKE」というように、楽曲バランスには充分に注意した。

◆D.O.A MEGA−MIX PART.2

「It's Been a Long Time」オープニングからタイミングに注意してサンプリングを打ち込む〜「Then There Was You」2コーラスBメロ迄〜「It's Been a Long Time」中盤でのサンプリングはポイントを突いて〜「Then There Was You」2コーラス後から〜「It's Been a Long Time」PETE BURNSボーカルから後半の盛上げ部分をじっくりと流す〜「Then There Was You」再度2コーラス後から〜「Lover Come Back To Me (7" Bonus Mix)」前曲でのフェイドアウトにカブせて頭から〜「Brand New Lover (The Dust Monkey's 〜 Mix)」魅力あるロングな前半ブレイク部分迄でサンプリング〜「Lover Come Back To Me (7" Bonus Mix)」サビメロからカットイン〜「Brand New Lover (The Dust Monkey's 〜Mix)」前半ブレイク途中からボーカル直前迄〜「My Heart Goes Bang [Album Version]」2コーラス迄〜「I'll Save You All My Kisses(The Long Wet〜Mix)」サンプリングを加えながら1コーラス迄〜「My Heart Goes Bang [Album Version]」2コーラス後から〜「I'll Save You(The Long Wet〜Mix)」後半ブレイク部分〜「Hooked On Love [Album Version]」頭のギターからオカズ・ドラムの入るタイミングを取りながら2コーラス迄〜「I'll Save You(The Long Wet〜Mix)」再度、後半ブレイク部分から〜「Hooked On Love[Album Version]」2コーラス目のサビ部分から〜「I'll Save You(The Long Wet〜Mix)」再度、後半ブレイク部分から〜「Something In My House[Album Version]」頭からスタートで2コーラスBメロ途中あたりから−「(House Instrumental)」1コーラスとブレイク途中あたり迄カブせる−「Something In My House[Album Version]」中盤ブレイクダウンから後半盛上げ部分迄−「(House Instrumental)」後半サビメロでカブせて後半ギターソロやゴースト・ボイスあたり迄〜「Come Inside」2コーラスBメロ迄〜「Lover Come Back To Me (Extended Version)」オープニングでのBURNS声後の電子ベースからカットインで1コーラスBメロ迄〜「Come Inside」後半サビメロから〜「Lover Come(Extended Version)」中盤ブレイクから後半Bメロ迄〜「You Spin Me Round (Murder Mix)」頭の衝撃音からスタート−「My Heart Goes Bang (12" Version)」前半ブレイク部分同士で完全に混ぜる−「You Spin(Murder Mix)」前半ブレイク途中で入替−「My Heart(12" Version)」1コーラス部分迄−「You Spin(Murder Mix)」中盤ブレイク部分を混ぜる−「My Heart(12" Version)」後半ブレイクからエンド迄−「You Spin(Murder Mix)」後半ディレイ・シンセと混ぜる〜「Lover Come Back To Me (Extended Remix)」後半BURNSのサンプリング部分からカットイン〜「Something In My House (Mortevicar Mix)」ラストのゴースト・ボイスでエンディング


上記内容について説明すると、オープニングを飾るのは、インスト・アレンジ技術が光る「F.G.T.H / TWO TRIBES」を彷彿させる「It's Been a Long Time」。
インスト部分でキメ細かなサンプリングに気を使った。
この作品は前半・中盤・後半と夫々にジリジリと盛上がるポイントがあり、これに対し個性ある楽曲
「Then There Was You」で絡ませた。

「Lover Come Back To Me」の中でも、ド派手なビートを全面にアピールした「(7" Bonus Mix)」をメインで使用し、ロング・ブレイクが魅力的な「Brand New Lover (The Dust Monkey's 〜Mix)」ではブレイクのみに拘った。

「My Heart Goes Bang [Album Version]」は、シングル・リミックスに無い「別モノ」として捉えられるバージョンである為、じっくりと聴かせた。

同様に、SAWオリジナル音源である「Hooked On Love [Album Version]」についても、じっくりと聴けるように意識し、あえてギャップ感ある「I'll Save You(The Long Wet〜Mix)」をブレイク・ビート的な役割として取り入れた。

「PART.2」での「盛上げ2部構成」の内、第1部として登場したのは「Something In My House
[Album Version]」。
個人的に特に拘りを通したのがこの部分で、最も魅力ある「Album Version」を軸に、なんとコレに絡ませたのは「House Instrumental」。
実は12インチミックスの中では、最もビートにノリのあるトラックで、全面に出過ぎたメイン・シンセ音が削除されている点も含め、「Album Version」にフィットし易い。
そして、2コーラスBメロ途中から重ねるあたりに意表を突きながら、後半はギターソロを充分に鳴かせロングに流した。(全体として約8分のバージョンとなった)

この後、一旦「Come Inside」のミディアム・テンポで流れを緩やかにし、
「Lover Come Back To Me(Extended Version)」ではブレイク部分とソング部分ではBメロ迄に
拘った。
この楽曲はサビメロよりもA〜Bメロまでが最もノリを感じる。

最後を飾るのは、やはり「スーパーヒット曲」である「You Spin Me Round (Murder Mix)」と
「My Heart Goes Bang (12" Version)」による「コンビ−MEGA」を意識。

「You Spin Me Round」のBPMの方が速いので、「My Heart Goes Bang」のピッチを上げて合わせ、ブレイク部分をメインに完全に混ぜてみたのだが、意外にもフィットする「コンビ−MEGA」を
演出できた。

最後は「Lover Come Back To Me (Extended Remix)」後半でド派手なブレイク部分の後に、
「Something In My House (Mortevicar Mix)」ラストでの「ゴースト・ボイス」(笑い声)で
エンディング。

全体として「2コーラスBメロ部分迄」というパターンが多く見られたと思うが、
これは「1コーラス」ぴったりで終わってしまうと「メドレー」のイメージが強くなる事を避ける為。

もうひとつは、2つの楽曲が交互に登場するのも特徴的であるが、ここで気をつけたいのは、あくまで「前半から後半部分」へと楽曲を流していく事を前提とし、間違っても後半から前半ブレイク部分へと「逆戻り」させない。

「PART.1」に比べ、「PART.2」の方は、どちらかというと「MAD, BAD, AND DANGEROUS TO KNOW」を強調した内容に仕上げた。

リアル時期に話題となった「MIXモノ」の多くは、オリジナルに比べ遥かにBPMが速過ぎた。
(3〜4%UPで、これはDISCOでも主流であったが..。)
ここまで速くしてしまうと、最早オリジナル作品の魅力を潰すようなもので、当時は速くすればする程にノリが増すという発想だったのだが、これは絶対にNG。(せいぜい2%強が限界)

改めて感じたのは、これ程にイジリ甲斐のある楽曲はどこにも無いことが再確認されると共に、
私にとってこの「D.O.A MEGA−MIX」は一生の宝となった。

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