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PWL音楽論コミュのSAW秘蔵っ子の実力派POP IDOL

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PWLアーティストのなかで実力派POP IDOLとして浮かぶのは、「KYLIE MINOGUE」だが、黒人アイドル以外で次に挙げるならやはり「SONIA」だろう。
彼女の魅力は持ち前のキュートな中にある歌の上手さである。
POP IDOLといえば「歌が下手」というイメージが多く見受けられがちだが、なかには歌の上手いアーティストも多い。

彼女がデビューした1989年あたりといえば、あの「KAKKO」(鈴木杏樹さん)も同期で、二人はデビュー前にPWLスタジオのオフィス内で働く仲良しだったらしい。
結果としてSONIAが先にデビューすることとなり、彼女が大ヒットした後だけに、KAKKOのプレッシャーも相当なものだったのではないでしょうか?
(日本人プロデュースの流行りにSAWが対抗したものだったが...。)

そんな彼女の唯一のアルバム「Everybody knows」について語りたいと思います。このアルバムからシングルカットされたのはなんと、10曲中の5曲という通常パターンの4曲を超える数をみると、アルバムセールスの凄さを物語っているのが判る。

EVERYBODY KNOWS
* Produced by Stock/Aitken/Waterman
+ Produced by Harding/Curnow

LP: 90 UK CHRYSALIS/PWL ???
You'll Never Stop Me Loving You * 3.21
Everybody Knows * 3.27
Listen To Your Heart * 3.25
Someone Like You + 3.52
Counting Every Minute * 3.33
Can't Forget You * 3.25
Now I'm Without You + 3.29
Can't Help The Way That I Feel * 3.30
Climb To The Top Of A Mountain + 3.25
End Of The World *   3.35

ご覧のとおり、SAWが手掛けたのはシングル5曲を含む全7曲。
残りの3曲は一番弟子PHIL HARDINGとコンビを組むIAN CURNOWによるもの。
SAWファンならば全曲プロデュースを期待したいところだが、さすがに当時の多忙な彼らのワーキングを考えるとやむ得ないところ。

まずこのアルバムで感じて頂きたいのは、「SAW作品」と「お弟子作品」の実力差である。ここではっきり言うと、この違いを理解出来ない人はPWLファンを辞めたほうがいい。
(毒舌でスイマセン...。)
正にこのアルバムにおいて、PWLサウンドの核はSAW以外に成立たない事が証明されている。
しかし結果として、彼女のボーカルによって全てがパーフェクトに仕上がっている。
このアルバムの目玉としては、シングル曲以外では残りのSAW作品2曲で、
元気溢れ勢いあるスタートを飾るのは「Everybody knows」でしかない、と言う程にオープニングに相応しい名曲。そして、SAWアルバム作品に必ずマイナー的な哀愁感や、
アレンジセンスを含めたメロディアスな楽曲が1曲は収録されるなかで
「Can‘t help the way that i feel」がこれに相当するグッドミュージックである。

決してHARDING&CURNOW作品を評価しないという事ではなく、彼らもまたSAW作品のプレッシャーを刺激とし、気合の入ったHOUSE POP主体の楽曲だとは思う。

そして、カバー曲である「End of the world」を除くシングルを聴いて感じるのは、聴けば聴くほどに味が出る「Can‘t forget you」や「Listen to your heart」がSAWにしか書く事が出来ない名曲であり、またこのアルバム以外のSAWによる作品は、
Listen to your heartのB面に収録された「Better than ever」もそうだ。

この曲を聴いた私の個人的な憶測だが、楽曲イメージから恐らく1988年に
RICK ASTREYに提供するべきはずだったモノではないだろうか?
曲調から女性アイドルが歌うようなタイプの曲とは思えないのだが、
そんな楽曲にも全く違和感なく実に見事に歌いこなしている。

もう1曲はBIG FUNとのコラボとなった「You‘ve got a friend」。この12インチに限ってはジャケットイメージで曲を判断してはならない。
一見POP IDOL同士の単なる企画モノと思われがちだが、実際に曲を聴いてみると本格派なサウンドで、改めてSONIAのリズム感を含めた実力を思い知る。
ちなみに日本の中古レコード市場では意外にも高評価となっている。

このように、結果としてリリースしたアルバムが1枚というのも納得と言えばそうかもしれないが、
彼女のような個性的なPOP IDOLを発掘するのは難しいという事だけは確かである。

コメント(11)

前のカキコ間違って消してしまいました。すみません。

このアルバムの後にでたCDを中古でこの間手に入れましたが、2曲だけお弟子さんMIXが入っていました。どうやらPWL離れて2枚アルバム出しているみたいですね。手に入れたのは、そのうちの一枚でした。BETTR THE DEVIL YOU KNOW
たしかにSAWとは差がありますね。
EVERYBODY KNOWS はCDを探しているのですがなかなか出会えません。久々に聴きたいので、頑張って探してみます。
きたさん>
先程カキこんだら消えていたのでアラッ?でした。

BETTR THE DEVIL YOU KNOW ←ですが、私は聴いた事がありません。恐らく今までの様々なケースから、年代的にPWLを離れて数年後とあって少しサウンドに名残がある感じですかね?

不思議とPWLを離れたリミキサーの作品はモノの見事にサウンドが変わってしまうのも
面白いですよね。

やはり、PWL−MIXはPETE氏が根元にあるんでしょうね。
「You'll Never Stop Me Loving You」はSAW最後の
全英ナンバーワン作品でしたっけ。
これ以降、SAWは残念ながらチャート的には振るわなく
なってしまいます。
それゆえ、トリオ後期近くの作品の中には結構入手が
難しいものがあります。

eBayですごい値段がついているSCDなどもありました。
たっくん>
本年もひとつヨロシクです。
チャートを確認してみますと、SAWソングライトとしては
最後のナンバーワンだったようですね。
私は特にナンバーワンには拘りません。
TOP10以内であれば十分大ヒットですからね。

ちなみにeBayのレアモノって何だったんですか?
最近、忙しくてログインしていませんでした。
返事が遅れて申し訳ありません。
 
Kさん、今年もよろしくお願いします。

ebayでかなりの値段がついていたのは
The twins「All mixed up」のSCDです。

先日Youtubeで初めてこの曲のPVを見ました。
たっくん>
The twins「All mixed up」ですか?
ビックリですね。そんなマイナーな曲が...。(私大好きですけど。)

Youtubeにあるんですね。最近アップロードされたのかな?
後で見てみます!
ご覧になりました?
画像も音もかなり悪いですけどね。

マイナーな分、出回っている枚数が少ないのでしょうね。

SAW後期はヒットは出なくなっていたものの、
作品としては完成の域に達していました。
たっくん>
初めて見ましたけど、なかなかシンプルで、曲もいいからマニアにはたまらないですね。

ということで、貼り付けましょう。

http://www.youtube.com/watch?v=5Fgc_F9V8t0

Gipsy womanをフィーチャーしているのもあって、
私は冬になると聴きたくなります。

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