ログインしてさらにmixiを楽しもう

コメントを投稿して情報交換!
更新通知を受け取って、最新情報をゲット!

グッドラック感動のお奨め映画コミュの「猿の惑星:創世記(ジェネシス)」

  • mixiチェック
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
 「猿の惑星:創世記(ジェネシス)」(2011)。シリーズ1作目の「猿の惑星」を見たのは1968年、中学3年生の時だった。主演のチャールトン・ヘストンが女性と共に馬に乗って、不時着した惑星の渚を行くシーンを今でも鮮明に覚えている。聡明な猿たちが禁断の地と呼んでいた地域には、自由の女神の残骸をはじめ、人類が築いてきた文明のかけらが散らばっていた。不時着した場所は、未来の地球だったのだ。愚かな戦争が人類を滅ぼしたことを知る…。C・ヘストンが打ち寄せる砂浜に膝をついて泣きだすラストシーンは忘れられない。

 映画が上映された時期はまだ、東西冷戦の真っ直中(ベトナム戦争:1960〜1975年)。 ただのSF映画ではなく、痛烈な戦争批判が話題となってその後4本がシリーズ化されたが、2作目からは5作目まではすべて駄作だった。この作品で6作目となるが、最新作は、良くできた作品だ。猿が地球を支配するに至る第一歩が描かれる。冷戦における世界大戦が人類を滅ぼした第一作のラストとは違った内容になっているが、時代の流れとして受け止めるしかない。
 自我に目覚めていく聡明な猿シーザー、彼の目には明らかに心(=精神)が宿っていた。その心の動きをパフォーマンス・キャプチャー技術を駆使したリアルなVFX映像が見事に描き出す。「猿の惑星」の原作者ピエール・ブールも、きっと驚くに違いない。 

 この新作映画を見る前に名作映画「12モンキーズ」を鑑賞されるようお奨めする。人類が滅んだ原因を追求するために過去に送られた主演のブルース・ウィリス。 ぶっ飛んだ演技でアカデミー賞の助演男優賞にノミノート、ゴールデン・グローブ賞を獲得したブラッド・ピット。二人の共演は驚愕に値する。監督は特異な世界観が秀逸な巨匠テリー・ギリアム。

カチンコグッドラック感動のお奨め度:(80点)
電球重要(メッセージ性)×感動面積<8×7=56点>

1)オリジナリティーあふれるストーリーと意外な展開は説得力があり、
  しかも様々な愛と哀愁・切なさが含まれている。(20点満点−17)

2)考え抜かれた自然なセリフ(脚本)に何度も胸を打つ(10点満点−7)

3)今までにない主演者の演技とストーリー展開での登場人物の成長・変貌
  ・怒り・悲しみに胸を打つ(10点満点−8)

4)助演者・脇役らに存在感があり、各シーンに溶け込み表情
  ・セリフを自分ものにしている(10点満点−7)

5)動と静の音楽が各シーンの感動を増幅させて、メインテーマは心に残る(10点満点−7)

6)撮影が新鮮で記憶に残るシーンが随所にある(10点満点−9)

7)テンポのいい編集は心地よい緊張と緩和を生み、
  感動のラストシーンへ導いていく(10点満点−8)

8)違和感のない特殊効果は映画の質を落とさずリアリティーを感じる or
  凝った美術・衣装・時代考証は違和感がなく自然で美しい (10点満点−9)

9)総合点:この映画・DVD・ビデオを見てもがっかりしない、満足度、お奨め度(10点満点−8)

コメント(0)

mixiユーザー
ログインしてコメントしよう!

グッドラック感動のお奨め映画 更新情報

グッドラック感動のお奨め映画のメンバーはこんなコミュニティにも参加しています

星印の数は、共通して参加しているメンバーが多いほど増えます。

人気コミュニティランキング