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グッドラック感動のお奨め映画コミュの「最近の邦画2作品」

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「アンダルシア 女神の報復」

「アマルフィ 女神の報酬」で外交官でありながら、まるで秘密工作員なみの単独行動を取る黒田康作の言動が、現実的にありえないと思いながら見入ってしまうのは織田裕二の抑えた渋い演技に好感を感じるからか。そのTVドラマ「外交官 黒田康作」も製作されたが、ストーリーもしっかりとしっかりしており、ファンとなった。そして第2作目の「アンダルシア 女神の報復」もまずまずの出来でした。
 スペイン北部の小国で、邦人投資家が殺害されるが、単なる物盗りの犯行と警察もインターポールも判断するが、黒田康作だけはその不自然さに気づき、その裏に日本の警察や政府からのもみ消し示唆する圧力があった。殺された投資家が警視総監の息子で、しかもヤクザの金をマネーロンダリングしていたとはかなり無理なストーリーだったが、国家権力にただ一人立ち向かう孤独な主人公織田裕二の演技も一枚皮がむけてとても好感が持てた。湾岸署の青島刑事からうまく脱皮できたように感じた。外交は国家の利益を優先する仕事。TVドラマは日本と米国が絡む薬害問題だった。個人の犠牲より国家を守ると権力者達は考える。それが政府という組織だ。前回の「アマルフィ 女神の報酬」は、外務省のODA資金が軍事政権に流れていたことを知りながら資金援助をした外務大臣への復讐だった。
(グッドラックの感動のお奨め度:78点)


「小川の辺」
 藤沢周平の短編を「山桜」に引き続き、に東山紀之主演でじっくりと描いた「小川の辺」は、時代劇の良さを十分感じられた。時代劇や西部劇の良さは大自然を淡々と描くところにあると私は感じている。篠原哲雄監督は、そのことをしっかりと把握しているように感じた。藤沢作品では「蝉しぐれ」が最も時間をかけて東北の小藩の海坂藩を描いていたが、「小川の辺」も美しい風景が印象に残った。殺陣指導が久世七曜会でなかったのが、残念でした。
 出奔した妹の夫を討つという藩命を帯びて、江戸から下総に向かう。その旅の途中峠にさしかかり、一休みしながら出奔の理由を明らかにしていくところや、ある風景を見て幼い頃の勝ち気な妹との思い出が蘇ってくるところなど、美しい自然を背景に描かれるのでワンシーン、ワンシーンがとても印象に残ってくる。「山桜」でも篠原哲雄監督は、美しい自然をうまく撮影していたように思う。過酷な藩命も大自然を前にして心が洗われるように感じるのは、決して主人公だけでなく、映画を見ている観客まで染みいってくるのではないか。
(グッドラックの感動にお奨め度:80点)

コメント(3)

アンダルシア、今みてきました。
映画→TV→映画で黒田のキャラがぶれていないところが良いです。
展開も楽しめたし、なかなかの娯楽作でした♪

アンダルシア観ながら何となく『L.A.コンフィデンシャル』を思い出し、こちらもまた観たくなりました。
トト様

お立ちよりありがとうございます手(パー)

『L.A.コンフィデンシャル』、私も大好きな作品でDVDをネット購入したくらいです。
『笑う警官』の原作3部作も良くできた本だったのですが、映画は酷い出来でした。
監督した角川春樹さん、「10億円のヒットがなければ、
二度と映画は撮らない」と豪語した作品でしたが、残念な結果でした。
違う監督ならばと思わないではありません。
もしヒットしていたら「北海道警 コンフィデンシャル」の3部作の映画化となっていただろうだけに本当に残念でした。

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