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グッドラック感動のお奨め映画コミュの「いまを生きる」

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 さまざまな映画を評価するとき、人それぞれに好き嫌いがあったり、評価の基準なるものがあるでしょう。私の基準は過去に見た名画、傑作映画が基準となっています。この歳になると、今より感受性が豊かな時期に見た、深い感動の振幅を超える映画に遭遇することは極めて難しくなってくるのも事実です。

 私は自分でアップしている<グッドラック感動のお奨め映画>というコミュでは、100点満点で採点し、90点越えは名作・傑作・超お奨め映画、80点以上はお奨めに値する映画という評価を、極めて個人的趣向の元に採点しています。

 さて、ここで従来の評価にプラスアルファを加えてより評価を明確にできないかなと思っています。映画の評価を面積評価をしようと思っているのです。

映画を分析・評価を下すとき、<映画の重要性&オリジナルティ>を縦軸に評点を付け、
横軸に<表現力&演技・演出力>を横軸に評点を付けます。

 私のお奨め映画、最高峰の一つは「風と共に去りぬ」です。スカーレットの生き方は、戦後のアメリカの女性だけでなく、全世界の人々に世界大戦後荒れた庶民の心に生き抜く大きな力を与えました。大戦前に作られた映画がですが、一度もリメイクを考えた人はいません。それほど完成度が高い作品なのです。つまり<映画の重要度&オリジナルティ>も<表現力&演技・演出力>もピカイチと言えます。縦軸10×横軸10の面積100の映画と評価できます。私の洋画の基準がこの「風と共に去りぬ」です。

 私は映画の<重要度>をとても意識しています。最近見た「告白」の重要度は、低く評価合計点も80点をクリアーできませんでした。驚愕度は高くても、オリジナルティも高くても、映画として大切な<重要度>が低いのです。私が思う<重要度>とは、共感できるか、向上したくなる影響力を持っているか、この2点です。

縦軸10、横軸9、面積90の名作青春映画を紹介しましょう。。
ニューイングランドの厳格な名門全寮制学院を舞台に、苦悩する学生たちの自立を描いたアカデミーオリジナル脚本賞受賞の名作「いまを生きる」です。

 1959年、バーモントの全寮制学院ウェルトン・アカデミーの新学期に、同校のOBという英語教師ジョン・キーティング(ロビン・ウィリアムス)が赴任してきた。ノーラン校長の下、厳格な規則に縛られている学生たちは、このキーティングの風変わりな授業に、最初はとまどうものの、次第に行動力を刺激され、新鮮な考え方に目覚めてゆく。
 ある日生徒のニールは学校の古い年鑑に、キーティングが学生時代に『デッド・ポエッツ・ソサエティ』というクラブを作っていたことを見つけ、ダルトンやノックスらと共に、近くの洞窟でクラブを再開させる。ニールの同室である転校生のトッドも、誘われるままそれに加わった。そして彼らは自らを語りあうことで自分がやりたいものは何か自覚してゆくのだった。

 ノックスはクリスという娘との恋を実らせ、ニールは俳優を志し『真夏の夜の夢』の舞台に立つ。しかし父親に反対され、陸軍士官学校に転校させられることになったニールは自ら命を絶ってしまう。この事件を捜査する学校側は、退学処分を切り札にデッド・ポエッツ・ソサエティのメンバーに証言を強要し、やがてそれは煽動者としてキーティングの責任問題に結びつけられ、彼は退職を余儀なくされる。キーティングが学院を去る日、トッドたちは校長の制止も聞かず机の上に立ちキーティングを見送る。それは彼らのせめてもの抵抗の証しであり、キーテングが教えようとしていた<自立>というスタンスそのものだった……。

 
 私はこの映画を見終わって、「教育の意義は<自立>にある」と気づきました。私にとっては永遠に忘れられない作品となりました。生きることは決して容易くない、今を行きようとすればするほど多くの抵抗が待ち受けているでしょう。しかし、若者はそのアゲイストの風を受けながらも<自立>を目指して欲しいと思います。

電球19歳の若きイーサン・ホークと出会えますよ


 本を読んで理解する力、自らが語り、文章を書いて他人に理解させる力、社会や身近な出来事を本質を見抜く力、すべて教育によって<自立>して行く過程で構築されていくものです。どんな優秀な学校をでようと<自立>しようとしないで親に依存し、しかも親に不満を持ち、ときには暴力を振るう輩たち。
 不満なら家を出て一人で生きることを目指しなさいと云いたいです。酷い親なら復讐を考えるのではなく、高校時代にバイトをして働き、家を出る計画を立てるしたたかな生き方を目指して欲しいと思います。「いまを生きる」とはそういったことだと思います。


カチンコグッドラック感動のお奨め度:(90点)
電球重要・感動面積<90>

1)オリジナルティーあふれるストーリーと意外な展開は説得力があり、
  しかも様々な愛と哀愁・切なさが含まれている。(20点満点−19)

2)考え抜かれた自然なセリフ(脚本)に何度も胸を打つ(10点満点−9)

3)今までにない主演者の演技とストーリー展開での登場人物の成長・変貌
  ・怒り・悲しみに胸を打つ(10点満点−9)

4)助演者・脇役らに存在感があり、各シーンに溶け込み表情
  ・セリフを自分ものにしている(10点満点−9)

5)動と静の音楽が各シーンの感動を増幅させて、メインテーマは心に残る(10点満点−9)

6)撮影が新鮮で記憶に残るシーンが随所にある(10点満点−8)

7)テンポのいい編集は心地よい緊張と緩和を生み、
  感動のラストシーンへ導いていく(10点満点−8)

8)違和感のない特殊効果は映画の質を落とさずリアリティーを感じる or
  凝った美術・衣装・時代考証は違和感がなく自然で美しい (10点満点−9)

9)総合点:この映画・DVD・ビデオを見てもがっかりしない、満足度、お奨め度(10点満点−10)

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