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サンデーサイレンス革命コミュの松田博師が放つ“三本の矢”クラシック制覇へ2本がスタンバイ

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松田博師が放つ“三本の矢”クラシック制覇へ2本がスタンバイ
アドマイヤムーン、アドマイヤキッスと牡牝の有力クラシック候補を抱える栗東・松田博資調教師が、今週、皐月賞トライアルにさらなる矢を放つ。中山のフジテレビ賞スプリングSに前走のきさらぎ賞を制したドリームパスポート、阪神の若葉Sには良血キャプテンベガがスタンバイ。皐月賞(4月16日、中山、GI、芝2000メートル)に“三本の矢”を揃えて挑む心づもりだ。



坂路で軽めの調教を終えた愛馬の様子をチェックする松田博調教師の頬が、自然と緩む。アドマイヤムーン、アドマイヤキッス、ドリームパスポート、キャプテンベガ…。厩舎周りでクールダウンを行うそのいずれもが、今春のクラシックで有力視されているダイヤの原石となれば、期待感が募ってくるのも当然だ。

その中でも、ドリームの重賞を勝つまでの成長ぶりには驚きを隠さない。「ソエが出る、腰が悪い、馬が硬い…。色々なことがあったからな。ただ、外から見ているとそうなんやけど、乗った人間は最初から“柔らかいし、走ってくる馬”と言うてたんや」。昨夏の小倉でデビュー(3着)してから堅実な走りを続けて、きさらぎ賞では直線一気の豪脚で突き抜けた。

「前走は多少、急仕上げやったから、そのぶん今回は中間、少し楽をさせた。それがどうかと思ってたんやけど、今は馬に硬さがないし、優雅に歩いている。先週、追い切ってからようなってきとるな」

松田博師は上昇気配を実感している。鞍上にはミルコ・デムーロ騎手を確保。当初は、福永騎手が阪神大賞典でアドマイヤフジに乗る予定で、デムーロはフサイチリシャールとコンビを組むことがオーナーサイドから明らかにされた。その後、フジが体調不良で回避し、福永がリシャールの手綱を取れることになり、デムーロが空いた形となった。日本でもGI勝ちのあるイタリアのトップジョッキーを得て、過去に2度、後塵を拝している2歳牡馬王者を逆転する態勢は整った。

そのドリームとは対照的に、師がデビュー前からキャプテンベガに寄せていた思いには並々ならぬものがある。それも当然。サンデーサイレンスのラストクロップで、母ベガは松田博師が手掛けた平成5年の桜花賞、オークスの2冠馬。全兄には11年ダービー馬アドマイヤベガ、半兄にGI7勝アドマイヤドンがいる。「貴公子という感じやな」と師が言うように、綺麗な黒鹿毛馬には大物の風格が漂っている。

ここへきて連勝と、素質も開花の気配。「2週ほど前に蹄冠(蹄の裏)を切ったのがどうかやが、体はひと回り大きくなったし、信頼してますよ。ここで権利が獲れないようでは…。皐月賞にはもっと上がいるんやから」。多少のアクシデントはあったが、それも意に介さない。絶好調のトレーナーが全幅の信頼を置くキャプテンベガが、キッチリと権利を射止めた時、松田博師は万全の態勢で春を迎える。

(下村静史)


★血統魅力の2頭…GI狙えるバックボーン

ドリームパスポートの父フジキセキ産駒は今年絶好調。すでにカネヒキリのフェブラリーSを含むJRA重賞5勝をマークし、1月最終週からは4週連続で重賞Vを飾った。母系はステイゴールド、サッカーボーイが出ている一族で、近親バランスオブゲームは今年の中山記念で連覇を達成した。キャプテンベガの兄3頭(アドマイヤベガ、アドマイヤボス、アドマイヤドン)はすべて重賞ウイナー。また、母ベガの弟マックロウ(父トニービン)は松田博厩舎に所属して平成13年の京都記念をV。ともにGIで上位を狙えるバックボーンがある。

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