ログインしてさらにmixiを楽しもう

コメントを投稿して情報交換!
更新通知を受け取って、最新情報をゲット!

Is the internet dying?コミュのWhat kind of world are we hoping ?

  • mixiチェック
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
次世代ネットワークという話になると、ネットワーク技術者たちは往々にして次世代ネットワークプロトコルの話をしてしまいがちですが、必要なのはどういうネットワーク社会を人々は望んでいて、それを実現するためのネットワークはどのようなもので、どのように管理されるべきかを、全方面において現実を見据えて議論すべきです。インターネットの哲学は素晴らしいものでしたが、それは、世界平和の哲学と同様に、追い求めなくてはならないものであると同時に、現実に生じている諸問題を解決するものにはなかなかなり得ません。理想と現実のギャップの間で暮らす我々は、どのような社会、どのようなネットワークを作っていけばよいのか。それを考えてみることは重要なことでしょう。いろいろ建設的議論ができればよいかと思います。

コメント(27)

そういう私はというと、愚直に(いやいつも反語というひねくれた形になってしまうのですが)、インターネットの哲学を問いかけつづけることをやめるつもりはないのですけどね。
ちなみにサブテーマにわかれそうなら、トピック作ってもらって構いません。
まずは、「自律できる個人が、言論の事由市場のもと、自己実現と自己統治をなすための手段」というコンセプトがあって、その言論の自由市場というのがインターネットなのではないか、その意味で、自由と自律が、キーワードであったわけですし、それは、現在でもある意味かわらないでしょう。

でも、現実を前提とすると、無責任な発言や揚げ足取りにかき消され、ネットワークで真剣に議論しようという気持ちもだんだんなくなりかけてきたような気がしますね。昔は、オープン名ところでもちゃんと議論できたのに、いまは、少人数のSNSかMLくらいじゃないと、議論する気もしないです。

また、フィッシングやら情報漏えい・名誉棄損やらで、現実に被害を被っている人たちが、目の前にいます。
このような現状で、どのように「インターネットなるもの」のかじとりをしていくべきかということですね。

利用者のリテラシーをあげることが第一であるとしても、それがきちんとあがって、理想郷が実現するとは絶対に思ってはいけないということでしょうね。

現実からスタートしましょうと。

でもって観点は、
1)セキュリティ
2)追跡可能性
3)違法情報
4)有害情報
あたりが具体的な論点になりそうですし、ある意味、もうなっていますね
(高市案なんてのもででいるわけですし)

「永遠のビギナー」の存在を否定しえない以上、ISPが、ある程度、積極的に関与することを認めるべき、それが、表面的に、通信について、届けることを拒絶することになったとしても、それを正面からみとめていくべきだろうという議論になるものと思われます。

上の4つの論点について従来のスタンスのままでは、「インターネットなるもの」が使い物にならなくなるのてはないかということで、悲しいながらも、パラダイムを転換しなくてはならないという考えです。
"Wild West" から、"ISP as Guardian"あたりでしょうか。

ここらへんが、次世代セキュリティ研究会の意識として展開されていくことになるだろうと思っています。

法律家的には「通信の秘密」と正面から向き合って、いままでのタブーを壊していくことになります。
前提として再度念を押しておきたいのは、End-to-End で Open なインターネットなどというものは、守るべきだという以前に、とっくに壊れている、あるいはこれまでもなかったということでしょう。

End-to-End の夢よもう一度を標榜する方々の拠り所の、IPv4枯渇に関するJPNICの報告書においても、「ユーザ(って何)」側にはサーバはなく、事業者のサーバにどうつなぐかという考察にしかなっていません。私にとっては悲しい報告書なのですが、それが現実なのでしょう。
(もちろんPeer to Peerな絵もIPv6同士にはあったりするのですが、、、)
ミスターITさん
> ISPが、ある程度、積極的に関与することを認めるべき、それが、表面的に、通信について、届けることを拒絶することになったとしても、それを正面からみとめていくべき
(snip)
>法律家的には「通信の秘密」と正面から向き合って、いままでのタブーを壊していくこと

そもそも、はなっから、ISP(とりあえずここではコンシュマー向けISP)が通信事業者として扱われてしまったところからボタンの掛け違いが始まったと思っています。

企業や大学は組織として(建前であったとしても)自律してインターネットにつながっていました。その中の構成員の一人一人が自律していたとは昔に遡ってもとても思えません。

それなのに、「インターネットのようなもの」を商品として与えられた市民は、 ISPの自律の壁の中に入れてもらえず、荒野に放り出されてしまったのです。自律が必要なことも教えられずに、、、
ISPは通信の自由を、面倒な壁をつくるコストを避ける口実に用いてきただけです。
国とISPは対立しているようにみえて、利害が一致しているのです。

一方で、自律を求める人の自由は尊重すべきなのに、それは徐々に蝕まれてきました。OP25Bがその良い例です。

自律なんてわからない人をISPの自律で包んであげることはせず、自律したい人の自由は奪う。
それがこれまでのインターネットのようなものがやってきたことなのです。
OP25B だけではなく、欧州方面では DNS cache に偽の応答をさせることを政府が要求する時代ですね。日本でも追従したいというお話が存在していたり。
OP53B(要するに「ユーザ」のパソコンのDNS query をISPのDNSで集中管理する)という話もありますね。(ポインターを見失いました)
とっくの昔に大部分の企業や大学の中のコンピュータはインターネット(?)とは隔離されてしまっています。学生に、「君がmixiしているそのコンピュータはインターネットとつながっていると思うか? つながっちゃいないんだよ」と禅問答を仕掛けていたりします。
「でもインターネットっていうアイコンでつないでいますけど、、、」なんて返事があったりなかったり、、、
崎山さん

>DNS cache に偽の応答をさせることを政府が要求する

DNS cache poisoningと政府ですか。

DNS cache poisoningの行為と法的な位置づけ、ISPのCode of Practiceというのは、興味深いです。
英国あたりは、いろいろと調べだしているのですが、今年のテーマですね。




実はインターネットを混沌と崩壊から救う唯一の策と思われる私案が固まりつつあります。期待していてください。具体的な草案づくりに少し時間がかかりそうですが。
株式指数のデータが突然受信できずその後GD→ファンドがLC→200兆円消滅。
えらい時代になったもんです。
ミスターITさん

世界的な動向は
OpenNet Initiative http://opennet.net/
が詳しいです。

紙の書籍として Access Denied というタイトルで MIT Press から出ています。ただ、本の方は時期的にヨーロッパはまだ薄いですね。

いずれもご存じの上での話かもしれませんが念のため。
崎山さん

情報ありがとうございます。

私としては、民主国家におけるISPの関与のバランス的なもの(あとその法的な位置づけ)を調べたいなと思っています。

コンテンツ規制の問題もあるだろうし、Communication Dataの問題もあるだろうということで、セキュリティから発信者情報開示までを念頭においています。
ONIの関心とは、ちょっとずれるかもですね。
インターネットを混沌と崩壊から救う唯一の策

それは、まずインターネットを定義することからはじまります。
シャンペンは Appellation d'Origine Contrôlée で守られている。
スコッチは The Scotch Whisky Order で守られている。

やっぱ、定義しないと守れないんですよ。
インターネットには定義も理念もなくってしまっていることが問題。
このままでは、検閲マンセーなクソなネットといっしょくたにつぶれて、それどころか自由な社会もなにもかも潰されてしまいそうです。
綺麗事いっていてもしょうがなくて、シャンパンはシャンパンでしっかり残したうえで、スパークリングワインからシャンメリーまで、それはそれでニーズがあるものは認めていけばいいんですよ。シャンメリーまでシャンパンだっていってるから、わけのわからない議論になってしまうんです。

そして、次に必要なのは、その定義と理念を守ることのできるネットワークに対するライセンス。GPLは自由をライセンスで守っています。ライセンスなしに自由は守れないでしょう。オレオレインターネットがどんどんできていくだけ。(バルカン化)
>やっぱ、定義しないと守れないんですよ。

ただ、古き良き時代のインターネットというのが本当にあったのか。

結局、大衆デモクラシーという概念を立てざるを得なかったように、大衆インターネット社会という概念にせざるをえないですよね。

インターネットが、それこそ、リアルワールドでのデモクラシーの閉塞感からの開放ととらえられていた(wiredなりwww.thomas.gov)にもかかわらず、結局、マス ソサイエティに戻ってくるわけですし、絶望的ということもできそうです。

「大衆インターネット社会」という概念で論文を書こうかと思っています。受けますかどうか。自分としては、一つの方向性をきりとりってはいるなと思っていますけど。
私もほとんど幻想に近い絶望的なものだと思っています。
(だからこそインターネット崩壊論者を自認しているわけですが、、、)

ただ、今後のバルカン化した「インターネットのようなもの」を考えるとしても、試金石は必要ですし、現実的に考えても極々わずかには Internets(複数形) eXchange としてのインターネット(?)が必要だと思っています。中心に必要なものはなにか、それすら成立しえないのか、それを考えたいと思っています。
滅びるべきもの、滅んでもいいものは何か。
滅んではいけないものは何か。
自律が成立するとするならば、それは誰の自律なのか、、、
自律の精神を抜きにした管理されたネットワークは必要なのか、成立するのか、
成立するとして、それは邪悪なるものではないのか、、、
そろそろ形而上から下へおりて具体的に考えてみたいと思っています。
Internets eXchange としてのインターネットすら成立しえないとすると、世界はどうやって繋がればいいのでしょう、、、
インターネットユーザという言葉について
http://www.e-ontap.com/blog/20080505.html
FYI: こんな本がでたようです。IGF方面に興味ある方にはいいかも
Multi-Stakeholder Governance and the Internet Governance Forum
http://press.terminus.net.au/
通信の秘密についての論文等を総務省の会議で発表しております。

「次世代の情報セキュリティ政策に関する委員会」の第8回資料
(http://www.soumu.go.jp/joho_tsusin/policyreports/chousa/next_generation/080523_2.html)
に資料があがっています。

資料8-5 ISPの活動と「通信の秘密」(高橋郁夫構成員) PPTフアイルです。
資料8-6 「通信の秘密」の比較法的研究・序説(高橋郁夫構成員)
資料8-7 「通信の秘密」の数奇な運命(要旨)(高橋郁夫構成員)

ということで参考まで。

APWGの会議(CeCOS2)でもはっきりしましたが、通信データについては、これを取
得し、共有し、できるかぎり早くtake downしていこうということに流れとして
はなっています。
(APWGについては、
http://internet.watch.impress.co.jp/cda/event/2008/05/27/19700.html
http://internet.watch.impress.co.jp/cda/event/2008/05/28/19719.html
などが議論のメインストリームでした)

これとプライバシーとのバランスをとっていくのにどのように安定的な枠組みを
構築することができるか、というのが現代的な問題であるというのが現場の感覚
と思われます。

私は、ダースベーダーの格好して、才能におぼれて、一線を超えた技術者の話とパラダイムシフト(大衆インターネット社会)のもとのISPの役割についての問題提起をしてきました。
オバマが ビルジョイ をCTOに採用するかもしれないそうです。
http://www.technobahn.com/news/2008/200811071458.html

ヴィントサーフやスティーブバルマーなんかより、ずっとCTOにふさわしいでしょう。
なんといっても、こういうことを語っている賢明な人物ですから。
Why the future doesn't need us.
http://www16.plala.or.jp/maknakat/Tech_Info2/html/BillJoy.html
明らかに人生において何になろうとも、幸福といえるためには、人生における意味のある挑戦と十分な自由とを見いだすことが必要である。しかしわれわれは自分たちの創造的な能力というものに対する別のはけ口を見いださなければならないと信ずるものである、それは永続的な経済的成長という文化を超えるものでなければならない。この成長というものはここ数百年にわたる恩恵ではあるが、そのことは私たちに純粋な幸福というものもたらしては来なかった。そして科学と技術を通した際限のないそして方向性のない成長とそれに伴う明白な危険との間の選択を今やしなければならない。
ヴィント サーフはGoogleのVice President になって
"there isn't any privacy, get over it."
なんていってるし、スコット マクネリも昔、同様のこと発言してますね。
ちなみに、日経サイエンスの12月号の特集「ネットが蝕むプライバシー」はなかなか読み応えあります。
ついでに、、、
グーグル検索担当副社長メイヤー氏いわく、究極の検索エンジンとは、、、
「一文で表現すると『あなたの記憶すべてと、完全な世界の知識を持つ、大親
友のような存在』だ。あなたのことと世界のことすべてを知っているから、聞
けば何でも完ぺきに答えてくれる。」だそうです。
究極の世界で「あなたの記憶」は本当にあなたの記憶なのだろうか、、、という疑問も、、、

ログインすると、残り2件のコメントが見れるよ

mixiユーザー
ログインしてコメントしよう!

Is the internet dying? 更新情報

Is the internet dying?のメンバーはこんなコミュニティにも参加しています

星印の数は、共通して参加しているメンバーが多いほど増えます。

人気コミュニティランキング