1968年9月2日メキシコの南西部、コアツァコアルコス生まれ。レバノン人の父とメキシコ人の母の間で育った。児童劇団で芝居を始め、メキシコの大学で国際関係と演劇を学ぶ。80年代後半からメキシコのテレビに出演、初めて出演したTVシリーズ“Nuevo Amanecer”(88)でTV小説賞新人賞に輝く。メキシコのゴールデンタイムで大人気を博したソープ・オペラのTVシリーズ“Teresa”(89)ではタイトルロールを演じ、同番組は世界20ケ国以上で放映された。同時に、メキシコシティでアラン・エイクボーンの戯曲による舞台“Bedroom Farce”に出演。 英語は話せなかったがアメリカに進出、ロサンジェルスに移りアリスン・アンダーズ監督作“Mi Vida Loca”(93)でアメリカ映画デビュー。テレビで“The Sinbad Show”(93)、デイヴィッド・アークェット主演のロバート・ロドリゲス監督によるTVムーヴィ『ロードレーサーズ』(94/V)に出演。95年には、クエンティン・タランティーノ製作総指揮によるオムニバス映画『フォー・ルームス』のロドリゲス監督パートを経て、ロドリゲスが自作をアントニオ・バンデラス主演でリメイクした『デスペラード』のヒロインで出演。色気溢れるラテン系女優の印象を確立、スターの地位を獲得。その後は、『フロム・ダスク・ティル・ドーン』(96)、ケヴィン・ウィリアムスン脚本によるSFホラー『パラサイト』(98)、『デスペラード』の続編として制作された最新作“Once Upon a Time in Mexico”など、計6本のロドリゲス作品に出演、常連スターとなっている。 また、母国メキシコでは、ホルヘ・フォンス監督作『ミラグロの瞳』(95/V)に出演しヘラルド賞とアリエル賞の主演女優賞候補となり、ノーベル賞作家のナギブ・マフフーズが書いた歴史ドラマのTVシリーズ“El Vuelo del Aguilla”(96)などに出演。 また、自身の制作会社ヴェンタナローザ・プロダクションも設立。同社では、ヴィンセント・ドノフリオ共演作『ベロシティ・オブ・ゲイリー』(98/TV放映)、カンヌ映画祭コンペ部門に正式出品されたメキシコの名匠アルトゥーロ・リプステイン監督作“El Coronel no tiene quien le escriba”(99)、初めて製作総指揮も担当した主演TVミニシリーズ“In the Time of Butterflies”(01)、製作・主演を兼ねた本作と順調に制作しており、プロデューサーとして、女優として多才ぶりを遺憾なく発揮している。本作では、国際的に演技も評価され、アカデミー賞、ゴールデン・グローブ賞、米俳優組合、イギリス・アカデミー賞の主演女優賞候補となった。 最新作に、“Once Upon a Time in Mexico”(03)、製作総指揮・出演も兼ねるヴェンタナローザ制作のTVムーヴィで初監督に挑戦する“The Maldonado Miracle”(03)、同じくヴェンタナローザ制作で兄が脚本を書き自ら主演・製作を担当する“Murphy's Law”などがある。