Albion's Barコミュの2012年6月の特集(スタッフから70)

【 North Highland】

1.GlenMorangie(ｸﾞﾚﾝﾓﾚﾝｼﾞ)10y/40%･･････････････\1,260
ｸﾞﾚﾝﾓﾗﾝｼﾞは､LVMH(ﾓｴﾍﾈｼｰ･ﾙｲｳﾞｨﾄﾝ)ｸﾞﾙｰﾌﾟで､現在はｸﾞﾚﾝﾓﾗﾝｼﾞとｱｰﾄﾞﾍﾞｯｸﾞ(ｱｲﾗ島)という2種類の主力ｼﾝｸﾞﾙﾓﾙﾄを中心にｽｺｯﾄﾗﾝﾄﾞで最も背の高いﾎﾟｯﾄｽﾃｨﾙ(単式蒸留機)でｳｲｽｷｰを造っています｡
このﾎﾞﾄﾙは90年代瓶詰めのｲﾀﾘｱ向け｡

2.GlenMorangie(SMWS)125.49/9y/60.8%･････････････\1,260
SMWS(ｽｺｯﾁﾓﾙﾄｳｲｽｷｰｿｻｴﾃｨｰ)とは?本部(ｴｼﾞﾝﾊﾞﾗ)の選定ﾒﾝﾊﾞｰがｽｺｯﾄﾗﾝﾄﾞ各地にある蒸溜所の樽を厳選し瓶詰しています｡
ﾗﾍﾞﾙには蒸留所名を記載していません｡
記載されているのは､蒸留年月､瓶詰年月､熟成年､ｱﾙｺｰﾙ度数､そして蒸留所ｺｰﾄﾞと樽番号です｡

3.Balblair(ﾊﾞﾙﾌﾞﾚｱ)1973/22y/40%･･･････････････\1,890
G&M(ｺﾞｰﾄﾞﾝｱﾝﾄﾞﾏｸﾌｧｲﾙ)社の｢CentenaryReserve(ｾﾝﾃﾅﾘｰﾘｻﾞｰｳﾞ/1895年～1995年の100周年)｣記念ﾎﾞﾄﾙ｡
ﾊﾞﾗﾝﾀｲﾝの原酒でもあるﾊﾞﾙﾌﾞﾚｱは1996年｢InverHouse(ｲﾝｳﾞｧｰﾊｳｽ)/ﾀｲﾋﾞﾊﾞﾚｯﾁ｣社が買い取り､歴史の新しい一章が始まりました｡

4.Teaninich(ﾃｨｰﾆﾆｯｸ)1973/33y/55.9%････････････\1,890
MurrayMcdavid(ﾏｰﾚｰﾏｸﾀﾞｳﾞｨｯﾄﾞ)社のﾎﾞﾄﾘﾝｸﾞ｡2001年ｱｲﾗ島の｢ﾌﾞﾘｯｸﾗﾃﾞｨｰ｣蒸留所を｢ﾎﾞｰﾓｱ｣蒸留所元ﾏﾈｰｼﾞｬｰ｢ｼﾞﾑ･ﾏｯｷｭﾜﾝ｣氏と共に復活させたことで一躍脚光を浴びました｡
ｼﾝｸﾞﾙﾓﾙﾄとしてﾎﾞﾄﾘﾝｸﾞされる事は少ない蒸留所｡

5.Dalmore(ﾀﾞﾙﾓｱ)1979/23y/54.6%････････････\2,620
｢ﾎﾜｲﾄ&ﾏｯｶｲ｣と共に2007年｢UBｸﾞﾙｰﾌﾟ/ｲﾝﾄﾞ｣に6億ﾎﾟﾝﾄﾞ(約1500億円)で売却された蒸留所｡
このﾎﾞﾄﾙは日本限定で､故ﾏｲｹﾙｼﾞｬｸｿﾝ氏も80/100点の評価した秀酒｡
2010年､3本限定で発売されたﾀﾞﾙﾓｱ64年｢ﾄﾘﾆﾀｽ｣が､ｳｲｽｷｰの競売価格としては世界最高記録となる12,000ﾎﾟﾝﾄﾞ(約1,680万円)で販売されました｡

6.Tomatin(ﾄﾏｰﾁﾝ)1965/37y/47.2% ･･････････････\2,620
1985年日本の企業が所有した最初の蒸留所で､｢宝酒造｣と｢大倉商事｣のﾍﾞﾝﾁｬｰ企業が買収し､現在は｢丸紅ﾖｰﾛｯﾊﾟ｣所有｡
以前はｽｺｯﾄﾗﾝﾄﾞ最大の蒸留所で在ったが､現在は縮小傾向｡
しかし近年､注目の｢北ﾊｲﾗﾝﾄﾞ｣の中でも､最も注目されている蒸留所｡