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日本の政治を考える会コミュの自らを変えた小沢一郎

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昨年4月、民主党の代表選挙で小沢一郎は映画「山猫」の中の台詞「変わらずに生き残るためには自ら変わらねばならない」を引用し「私自身が変わらなければならない」と名演説し代表に選ばれた。代表就任後、小沢は低レベルの議員やマスコミに対しとっていた傲慢な態度を改め、相手のレベルに合わせ丁寧に対応するようになった。

そのためか小沢の変身で、彼の豪腕にほれ込んでいた人々は物足りなさを感じたようである。しかし愚直に政策を訴え、粘り強く地方を行脚する姿を見て小沢の人気は少しずつ上がっている。例えば「YAHOOみんなの政治」に参加する人々の小沢に対する期待は「買いかぶりではないか」と思うほどの人気ぶりである。

ところでかつて自民党中枢にいた小沢は「日米経済摩擦」や「湾岸戦争」で大政治家としての力を存分に発揮し、総理大臣候補のNo1でもあった。しかし自民党の官僚依存体質を嫌い、改革派の仲間とともに官僚政治打破を掲げ自民党を離党した。離党後は政権交代を目指し新生党、新進党、自由党と次々に政党を創っては壊してきた。

しかし民主党と民由合併してからは1兵卒として民主党を支え、また民主党の代表になっても、党内の反発を避けるために自らの主張を強く表に出すことはせず、方針だけ示し後は党内論議にゆだねる姿勢を強めた。従来、民主党内は、改憲派の鳩山、前原、護憲派の横路、市民派の菅など様々な政策集団の寄り合い所帯でもあった。

その中でも改憲派と護憲派は相容れない部分が多く、民主党は常に分裂の危機に瀕してきた。しかし小沢は「政権交代」を旗印に異質な政策グループを上手にまとめあげ分裂を回避している。この小沢の手腕はさすがであり、まさに「壊し屋」の異名だけではなく「まとめ屋」としての姿も垣間見せている。

さらに小沢の「国際主義」「国民主義」に立脚した「小沢イズム」は今日の日本において最も優れた思想であるが、国家主義が台頭する中で彼の考え方は幅広い国民の支持を得るまでには至らなかった。しかし国民もようやく小沢の偉大さに気づき始めており、それが今日の小沢人気につながっているのだろう。

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