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そうだ、世界を飛ぼうコミュのホーチミンは、バイクと仏コロニアルの街でした。

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ベトナム、ホーチミンに行かれる方、よろしければご参考に。
パリ経験者は、街を比べてみるとおもしろいですよ。
**
ホーチミン、それはアジアのエネルギーが渦巻く活況の街、かつてのサイゴン。初めてのベトナム旅行先に、ホーチミンを選んだのはベトナムの歴史と文化の代表都市だと思ってのことだった。ところが、街を歩きまわるうちに(なんの予備知識もなく訪れたのだが)、都市空間についての疑問が膨らんでいった。そして、ついにホーチミン歴史博物館で、その理由が明らかになって、驚いた。

「え〜、サイゴンはカンボジアだったのぉ! うっそ〜」、ほんとらしいのだった。

私が勝手に、「昔からベトナムの都市だと思っていたサイゴン」は、6世紀にカンボジアのクメール人がメコン水系を下ってきて築いた街であったという。もともとハノイを中心とした北部フォン河流域をホームグランドとするベトナム人が南下を続けサイゴン周辺に定住する17世紀までは、ささやかではあるがカンボジアの街だったのである。そして、ベトナム勢力もたいして確立しないまま19世紀半ばにはフランスがこの地を制圧。フランスはまだ未開のサイゴンを港町として注目し、大々的な開発にのりだしたのだ。

「そもそも、フランスがイチから都市計画たてて作ったんだ」なるほどね、だった。

植民地政府は、フランス式の都市計画を立てて幅の広い道路を作り、アパート、市場、劇場、広場を作り、住宅地はヨーロッパスタイルとした。つまり、朝夕のラッシュ時にバイク軍団がぐるぐるまわっている、あのロータリーはフランス時代の都市計画が基礎になっていたわけだ。フランスが作った街だから、やたらと放射線状のロータリーと公園が多いことも納得。

道路には見たことのない巨大樹木の並木(樹齢100年以上、太さ1.5m、高さ10m以上はありそう)があり、目を見張ったが、このオイルの木(ガイド説明、でもオイルの木は調べてもでてこない)もフランス時代に植えられたということだった。

「お〜、あのベイタイン市場も、やっぱり!」

何度も通ったベンタイン市場の建物も、「中身はアジアの混沌だけど、ベトナムの建築物にしては牛の絵や形がちょっと、アジア風でないな?」と違和感があったのも、フランスの設計だったからだ。尖塔が並んだ聖母マリア教会やピンクの市民劇場、ピンクのコンチネンタルホテルなどは、ひとめでフランス時代に作られたものだとわかったけれど、道路もホーチミンおじさん像がある公園もそうとは、しばらく気がつかなかった…。

「な〜るほどね、それで街には古いアジア的な建物がないんだ」と理解ができ、たいへんすっきりした。現在のホーチミンは、コロニアルな建物とバイクの街という感じが強い。

それにしても、残念ことがひとつだけある。何度も前を通ったのに、コロニアルホテルに1歩も入らなかったことだ。ホテルの扉の向こうには、かつての「東洋のパリ」の面影が必ずあったはずなのだ。

*写真左は人民劇場(かつてのオペラハウス)

コメント(12)

ハノイのメトロポールホテル(いまはソフィテル系か)で
食事したことがあります。
フレンチとベトナム料理が
見事に融合した、きわめて高いレベルの料理。
コロニアルという意味がとても美味な料理として
サーブされていましたよ。
フランス食の足跡は、庶民レベルでは、やたらカフェが多いこと。
コーヒーとフランスパンは、食生活の中の一部となっているようですね。

ベトナム民族は、東南アジアの中では、けっこう舌が繊細なようで
しかも器用ですので、上手にフレンチのよいところを取り入れたものを作り出したのでしょうね。
私は、今回の旅行では、ホテルのレストラン(5つ星)以外は、ベトナム料理をメインにいただきましたので、融合には、残念ながら遭遇しませんでした。
ぼくもここで食べたのはベトナム料理ですが
屋台の店のおいしいさとは違う洗練された
ベトナムでした。
調理法がフレンチの手法を取り入れているようでした。

その後、アムステルダムで
インドシナという店があり
食事をするとまったく同じような味なので
尋ねると、
そのホテル出身のシェフでした。
パリでなく、アムスで!
しかも、食べ過ごすのでなく、尋ねずにはいられなかったほどの強烈な味の思い出と、シェフの経歴にはちょっと赤までいかずともピンクの糸を感じますね。

シェフは引き抜かれたのかな〜?

でも、オランダでインドシナというお店に入られるとは
緑の鏡さん、かなりエスニック好きなようですね。

屋台では、アジアの爆色を経験いたしました。
香草の中に混じっていたドクダミも、食べましたよ。
その店その後つぶれたか、少なくとも移転していて
ありません。(たぶんつぶれた)
アムスより東京の方がブレイクしそうでした。
東京にああいうレベルのベトナム料理ないですから。
前からあのホテルの料理人引き抜いて
東京でレストランやりたいという妄想抱いてますし。
エスニックすきです。
特に韓国料理ですけどね。
安い。おいしい。ですから。
大変興味深く読ませてもらいました。
読んだら、ホーチミンへ行きたくなりました。
フランス語ほとんど通じないだろうなぁ...。
同感です。まったく。
9月の初旬に、独立記念日があるのですが、(フランスからベトナムが独立した日)その日は、まさにカブの天国となります。お祭り騒ぎで、わたしも、いつか次にベトナムに行くとしたら、この独立記念日に行きたいと思ってます。

また、食べ物、物価、最高です!
ひきひきさま
ちょっと、理屈ぽいまとめになったので
「う〜ン、おもしろくないな〜」と思っていましたが、お読み頂きありがとうございました。
フランスのあとには、アメリカが入りましたので
知識人の第一外国語は英語の方が一般的だそうです。

おじいさんとかは、フランス語だそうです。


香里さま
独立記念日は9月2日、3日のようですね。
カブのお祭り騒ぎ?、普通でも相当強烈なのに、
事故に気をつけてくださ〜い。
カブの天国。どんなかんじなんだろう。
水曜どうでしょうを思い出してしまいました。カブ天国。
keikoさん、独立記念日教えてくださってありがとうございます。

カブの天国。

とは、

ホーチミン市全体が、暴走族状態になる、といった感じ。

わたしも、ひょんな展開から、カブの背にのせられ、ぐるぐる、ぐるぐる、夜通し、街を走り回って過ごしました。。。もう数年前のことです。

どこへ行くでもなく、ただ街を走り回る・・・

なぜかと聞いてみたら、「楽しいから」「気持ちいいから」「走るのが目的」という答えでした。

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