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香港総合格闘技観戦会コミュの皇帝を最も苦しめた男

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僕はヒカルド・アローナ以外考えられない。

香港総合格闘技観戦会の諸氏にとっては既に何度も観た伝説のファイトだろうが、
ここはとくとご覧あれ。




この試合はリングスルール(KOKルール/グランドでの顔面パンチ禁止)で
あった為、元々パウンド禁止の制約があった。

現代のMMAマッチで必ずや大きな勝敗の要因となり、且つ皇帝にとっても最大
の攻撃手段の一つである顔面へのパウンドがもがれていると言う前提ではあ
ったが、アローナはポジショニングに於いて若き日の皇帝相手に互角以上の
展開を披露した。

ヒョードルはフロントチョーク主体でアローナのタックルに対処したり、
敢えて無理に抵抗もせずマウントも容易に取らせて(取られて?)いる。

またパンチも習い始めて間もない時期だった事もあり、まだまだ現在の精度や
コンビネーションは見られず、一言で言えば『荒削り』。

結局この試合、2ラウンド終了時では3人のジャッジの内2人はイーブン。
一人はアローナに投票⇒そして延長ラウンドへ。

延長でも大まかな展開は変わらなかったが、アローナはタックルを切られ始め
スタンドとサブミッションの仕掛け(積極性)でヒョードルが正に薄氷の勝利。

恐らく映像として残っている試合の中で、ポイントで対戦相手に先行された事は、
彼の輝かしい戦歴の中ではこの試合と、昨年のサンボ大会での負けの2度だけで
はないか。

ノゲイラとBTT陣営はこれを観て(ヒョードル、恐るるに足らず)と思ったと言う。

結局MMAのルールはヒョードルの“潜在能力”を存分に発揮させてしまう事に
なり、後にかくも恐るべき『史上最強の絶対王者』が誕生してしまう事になる
のだが。。。

それにしても、あれから10年、今や二人のMMAでの地位は雲泥の差にまで開いて
しまったヒョードルとアローナ。

でもこの皇帝の“苦戦振り”は後世に伝えられるべきアローナの存在価値の一つ
となろう。

アフリクションでのバーネット戦が消滅した後、(一瞬ではあったが)この再戦
の噂もあった。

どれだけ二人の“差”が開いてしまったのかを、ファンとしては、確認したかったな。

コメント(6)

う〜ん、この試合は見れば見るほど思う所がありますね。
グラウンドで顔面P無しのルールって、今考えると意味不明ですが、当時はこれもMMA。
ルールに則りヒョードルを完封せしめる寸前まで持っていったアローナは凄い。

ただ、ヒョードルの下からの攻めは相変わらず物凄い圧力を感じます。(自分だけ?)
リングスは日本マット界に大きな礎(いしずえ)を作った運動体で
あった事はこの二人が対戦している事自体で証明されていると思い
ます。

考えて見ればノゲイラやクートゥア、ジェレミー・ホーン、ババルなど
後のMMA界に多大な影響を与えることになる選手の宝庫でした。

顔面Pなしルールと言うのは、今にして思うととても不自然です。
でもこれはリングスの前身がUWF、UWFの前身が新日本プロレス
と言う系譜である事を考えると猪木の格闘技戦の延長であり、顔面P
が許されない世論(当時はTV放送コードに引っ掛かるのではないか?、
と言うロジックが横行していました)がまだ日本では色濃く残って
いた事もあると思います。前田日明は否定派でしたし。。。

試合に戻りますが、柔術家のアローナと違い、ヒョードルはまだMMAの
トレーニングが充分ではない感じですね。サンボの延長線で試合をしている
感じです。

気が付いた所を挙げますと、まずガードを取らない(取らして貰えない?)。

ガードが取れれば下からもっとアグレッシブに行けたでしょうし、得意の
腕十字で(極めれなくても)展開をもっとコントロール出来たでしょう。

まあアローナはアブダビ王者でもあるので極められる事は意地でも許さない
でしょうから逃げ切るでしょう。ただしそうなると十字を逃れるが故に
ヒョードルの上を取り続ける事を諦めなくてはならず、そうなるとスタンド
に戦況が移る可能性が大きくなる。

結果、仮に現在のMMAで両者再戦となると分が無くなるのはアローナの方に
なりそうです。

>ヒョードルの下からの攻めは相変わらず物凄い圧力を感じます。
僕もそう思います。やはり下からも攻撃を試みていたのは皇帝の方ですね。
アローナは“抑えつけていただけ”(←これ自体凄いのですが)、との
見方があるのは否めません。



こうして改めて見ると、意外と体格はそれほど差違が無いのですね。
アローナもヒョードル、桜庭、シウバと名実共に最高級の選手達と
戦い、善戦、勝利、を収めているのに、今は全く消息不明の選手に
なってしまいましたね。

何が彼の人生を分けたのか不明ですが、もったいない逸材でした。
桜庭を血みどろボコボコにし、シウバを倒し、完全なヒールのように
なって、ショーグンにボコされた。そしてシウバのリベンジ戦に負けた。

この二つの試合に勝っていれば、今でもトップランナーの一人
だったかもしれませんね。端整な顔立ちですがちょっと暗い感じの
印象の選手でした。
SAKAESHIさん:
それほど体格は変わらないですね、確かに。。。

そしてやはりアローナは強い。

あの皇帝が自分の位置を確保するのにこれほど苦労した
対戦相手は記憶にありません。

実際、ポジショニングだけを見ると明らかにアローナが上。

ただスタンドでは逆にヒョードルが上。総合で判定すると、
極めに行く試みをそれなりにしていたヒョードルが辛うじて
上に見えます。

まあでもこれは2000年当時の両者であり、ルールも今の
MMAよりかなり“甘い”。

今やったら皇帝がアローナを秒殺するかも知れないですね。

アローナの強さはバランスのよさだと思います。

時間があればサーフィンに出てしまうという彼、波乗りで鍛えられているのではないでしょうか?
これはBJペンにもいえますね。大自然のランダムな波の動きは正に予測不可能。
これを相手に日々バランス感覚を磨いていれば自ずとグラウンドでのバランス感覚も磨かれるでしょう。



そういえば最近どこかのMMAサイトのリンクをたどった先に

  『ゲイ男性が選ぶ素敵なファイターTOP10』

という、なんとも香ばしい企画がありました。



具体的ランキングは失念しましたが、アローナ選手はTOP5に入っていたはずです。
ちなみにあの Sexy-Yama 秋山選手も7〜8位に堂々のランクイン。

かのフィル・バローニ大先生は 『グラウンドなんてゲイがやるもんだ!』 と一切の寝技練習を放棄、
出る試合、出る試合、全て寝技で一本負けしていた時期がありました。

ランク付けした奴といい、バローニといい・・・そういう視点でMMAと関わるなっての!

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