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オレンジカウンティー将棋コミュの子どもが激変する将棋メソッド (単行本)

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将棋普及の切り札になるかな???


(2008年4月17日 読売新聞)より

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将棋の授業法、棋士が学ぶ 講習にプロ40人

 将棋を通して集中力や礼儀作法を身につけてもらう授業の進め方「将棋メソッド」が注目を集めている。

 提唱しているのは東京・千代田区の私立暁星小教諭、安次嶺(あじみね)隆幸さん(45)。今月、「子どもが激変する将棋メソッド」(明治図書)を出版した。先月26日には日本将棋連盟の本部がある将棋会館で、指導法の講習会を開き、プロ棋士40人が集まるほど関心を集めた。

 将棋を教えるにも、クラスの全員が興味を持っているわけではない。安次嶺さんは「導入部で授業は決まる」と力説する。色紙を折り、はさみで切り取ると、駒の形の五角形をした紙4枚が簡単に出来る。低学年のクラスを受け持つと、この「折り紙将棋」を児童の前で実演して見せる。「子供たちが駆け寄ってきて『先生、教えて教えて』と目を輝かせる」と話す。

 将棋に使う40枚の駒は、数人でグループを作ればすぐそろう。切り取った紙に「王」や「金」と書き込めば、即席の駒ができる。

 「うまく作れない子供には隣の子供が教える。その間に、今度は紙で将棋盤を作る子供も出て来る」。クラスに生まれる連帯感が、授業をうまく進ませるコツという。安次嶺さんはこうしたノウハウや、子供たちの反応を、全国の教育関係の集会で紹介してきた。

 将棋連盟も昨年度から、東京都と大阪府の公立学校に棋士を派遣する事業を始めた。今年度は申し込みが増え、小学校を中心にそれぞれ約50校。神奈川県や沖縄県にも派遣するという。

 米長邦雄・同連盟会長は「棋士は将棋の強い子供に教えるのはうまくても、ルールを知らない子供に教えるのに慣れていない。どうすれば子供の心をつかめるのか、学ぶ必要がある」として、講習会を企画。折り紙を使った「導入部の工夫」に感心した棋士たちから、「授業で使いたい」という声が多く聞かれた。

 安次嶺さんは若いころ、棋士の養成機関「奨励会」を3度受験して落ちている。「プロになれなかった私が教師になり、将棋の教育的意義を研究してきた。『将棋メソッド』でその効果を広めたい」と話している。(西条耕一)
(2008年4月17日 読売新聞)

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