山手樹一郎コミュの好きな長編ベスト３はなんですか？

山手樹一郎全集は膨大な量です。
一体どの作品が人気なのか、ベスト３を挙げて下さい。
まず俺から・・・
たぶん、３／４は読破していますが、その中から。

１．山手樹一郎長編時代小説全集　43　江戸の暴れん坊
　　街道もの・・・博徒の敵討ちの娘、大店の内儀が登場し、主人公の崋山と長英疑獄に
　　　　　　　　　　かかわりがあって、鳥居要蔵が奉行職にいるうちなので旅している。
　　　　　　　　　　　ユーモアあふれる山手文学の真骨頂。

２．山手樹一郎長編時代小説全集　30　青年安兵衛
　　堀部安兵衛の修業時代。江戸に出てくるときに道連れになった娘の一途さ、
　　何度読んでも涙を誘う作品。

３．山手樹一郎長編時代小説全集　54　天保うき世硯
　　生まれつき顔にあざのある姫のお庭番を命ぜられた福太郎は、
　　あろうことに姫と恋に落ちてしまい、今度は江戸隠密を言い渡されてしまう。
　　そして福太郎のゆく手には悲運な女性たちが。
　　ほかに快男児もの「極楽一丁目」を収録。これも面白いです。

コメント(5)

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[1] mixiユーザー 05月21日 12:35

?一　素浪人横丁だったかな　若しくは素浪人長屋
　真心が読んでいたのは　確か小６の頃だから　記憶も悪しい物だが
　素浪人物が面白かったと思う
?二　若殿様が　自分の座を弟に譲り　自由気儘に庶民生活する

今は　本の題名を　殆ど忘れて居るが　別れた宿六の家に
置いて来たので　分らないが兎に角　百冊ほどは読んだし　持っていた

頼りない話だねェ～　御免ネ

[2] mixiユーザー 05月21日 14:45

＞真心「まみ」　さん
はじめまして！　

すごい記憶力ですね。
題名と内容一致しません。
素敵なマンネリ小説なんで、筋立てが似たようなのばかりで
俺はなかなか題名と内容が一致しません。

さて、１．は浪人横丁　ですかね？
時は幕末。港横浜で水兵にからまれていた母娘を助けた神田は十軒長屋の侍・青江京介。ある日、“父切腹”の悲報がもたらされて遺書を読んでみると、京介の出生の秘密が記されていた。幕末の混乱を描く。「街に出た若殿」併収。

それとも、素浪人日和　？
ご落胤の身を認めてもらえず、意気消沈の阿蘇猪太郎。途方にくれる猪太郎を、美しい踊りの師匠お久姉さんが拾ったのだが……。なにやら猪太郎を放り出した京極家でただならぬ気配。猪太郎とお久は渦中へと。

どっちも素浪人ですが、どちらもご落胤ものです。

浪人ものでは、長編ですが、
　浪人市場（一）～（四）　も面白いですよね。

２　は、若殿街に出る　ですかね？
　　三百六十五日も、家督を弟に譲って浪人したときから話が始まります。
　浅草寺観音さまのお告げ（!?）で、質屋・倉橋屋の用心棒をすることになった風雷太郎。しかしここの女主人お浦は少々変わり者……。そこへ巷を荒らす悪旗本・大河原一味がやってきて、先代の勘当息子をネタにゆすりを始めた。

別れた宿六さん（笑）も、山手作品好きだったんですか？
百冊はもったいないですね。

俺も引っ越しを繰り返すうちに、半分ほど散逸してしまいました。

[3] mixiユーザー 05月21日 22:01

さく@さん（後のつづり）は　省略してゴメンなさい
　
別れた　宿六は無趣味な人だョ～ん

其れはさて置き　素浪人の話は10巻の連作だったと思うョm(__)m

題名なんかは　殆ど忘れているけれど　あの浮世捨三郎の話は　面白い

黒潮太郎が　無人島へ仲間七人が　漂着して次々と亡くなり其の仲間の
遺言と遺産を　渡すために　江戸の町で　色々な事件を解決しながら
一番最初の尋ね人の　占い師白蘭との　関わりが大変に面白い。

[5] mixiユーザー 06月08日 11:33

真心「まみ」さん、返事が遅くなってスイマセン。

２．の題名が街に出るやつは、
浮世捨三郎は、「はだか大名」ですね。
その昔、「まぼろし大名」として、１９６０年、映画になっているそうです。

将軍家から明石藩松平家に押しつけ養子が天下り、隠居の身となった嫡子の直之助は、愛する菊乃の自害に無常を感じ、浮世捨三郎と名乗って忌わしい過去を忘れようとするが…。大名生活の虚しさから逃れようとした直之助も、江戸庶民の温かい人情の中に、いつかまた生家の騒ぎにまき込まれていく。波瀾の明朗時代長編！

１．の素浪人ものは、
素浪人物だと、長編は浪人横丁だと思うんですけど、どうですか？

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