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伊丹万作コミュの『新しき土』

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ビデオは手元にありながら、まだ未見です。

日本とドイツの共同制作。
この映画の撮られたいきさつなど、いろいろな問題もたくさんあるタイトルではあります。

共同監督のアーノルド・ファンクはレニ・リーフェンシュタールの映画などでも有名ですね。

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原節子
http://mixi.jp/view_community.pl?id=20340

コメント(9)

日独版がアーノルド・ファンクで日英版が伊丹万作の監督とされていますね。
ラストはファンクらしく山岳映画にむりやり持っていくので呆気にとられました。
原節子はドイツで熱烈な歓迎を受けたということです。
この映画、まだ見たことないのですが、この製作過程で伊丹万作が体を壊したと言われ、その意味で忘れられない作品です。
内容をめぐってファンクと衝突したために2ヴァージョン存在するのですが、どのように衝突したのかは私の勉強不足でわかりません。
どなたかご存知の方いますでしょうか。
ドイツでは「サムライの娘」という題名で公開され、ドイツ人への日本紹介映画の感があり、富士山や火山、地震、神社仏閣、着物、桜などオリエンタリズム溢れる情景が多いようです。音楽も山田耕筰が担当しましたが、出来上がりが日本への異国趣味一辺倒となり、ゲッペルスの不満を買ったとも言われています。

伊丹はこうした時代錯誤的異国描写に我慢出来ず、別バージョンを作ることになったらしいので、情景シーンが短いかもしれません。音楽も西洋音楽風のものに多く差し替えたようなので、音楽部分が一番異なっていると思われます。

私もこの映画を見たことはないので、憶測でしか言えませんが。
1〜2年前にDVD化されたらしいです。
長年の疑問ですが、そのDVD化されているのはどうもファンク版らしく、私が過去にBSで観たものもやはりファンク版らしく、では一体伊丹版というのはちゃんと現存していて観ることが可能なのでしょうか?

内容はもうすっかり忘れてしまいましたが、全体にのんべんだらりなリズムで進んでいく中、(恐らく伊丹氏演出による)軽妙洒脱さを取り入れんとする小さな抵抗?の数々がことごとく空回りしている、そんな印象の映画で素人目にもこれはかなり痛々しいと感じた記憶があります。

なのでこれは伊丹版ならひょっとしたらもうちょっとなんとかなっているのではないかと淡い期待を抱き、伊丹版を観る日までは判断保留映画として頭の片隅に今も放置されたままで困っています。(というほどでもないですが。)

でもそういえばラストはとても唐突だった記憶があり、ある意味そこはそれはそれで面白かったような気もします。
国立近代美術館フィルムセンターに「日英版」の「新しき土」が保存されているようです。時間は114分。おそらくこれが「伊丹版」(日本版)と言われているものではないでしょうか。フィルムセンターで上映されるチャンスがあるかもしれません。
確かにフィルムセンターの所蔵作品を検索すると、日英版(伊丹版)の「新しき土」が所蔵されていますね。
ただ2006年3月9日(木)にフィルムセンターで「新しき土」が上映されたのですが、ドイツ特集だったこともありその時は日独版での上映でした。
しかしDVDでも販売せず、BSでも放映していないとなると、著作権云々の問題がまだあるでしょうか・・。(1937年制作ですが。)
国立近代美術館フィルムセンター・・・それだけのために出かけてゆくにはいささか遠いです・・
ファンとしては「国士無双」のようにこの際断片でもいいから(ものすごく全編みせてくれと思いながら帰路についた記憶がありますが。)また別のフィルムが発見/復元されるのを気長に待つ日々です。
伊丹万作の日英版、初めて来週に鑑賞予定です。
国立映画アーカイブにて、7/26(火)と 30(土)。楽しみです。手枷足枷を嵌められて、雁字搦めになった中でも、少しでも伊丹万作の伊吹を感じてみたいと思います。

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