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Roger Muraroコミュの管理人交代のお知らせ

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旧管理人M氏がmixiを辞められたため、急遽私が管理人を勤めさせていただくことになりました。どうぞよろしくお願い致します。

コメント(1)

ということで、以下に、M氏による旧コミュ説明文を掲載しておきます。

*

Roger Muraroが演奏するショパンのポロネーズ集を聴いて、以下の石川淳の文章を思い出した。

 画にしろ、小説にしろ、すぐれた作品がひとを打つとはどういうことか。まさしく、その作品において集中されているエネルギイが、それにふれるひとびとに、かつそれと因縁あるひとびとに直接に感応するものと見られる。さうして自分において吸収しえただけのエネルギイの量を、ひとはめいめいの流儀で、今度は自分の仕事として打出するに至るであらう。たとへば、慰問のレコードでショパンを聴いた後、兵士が勃然と銃を取つて前線に駆け出して行つたり、ヴァレリイを読んだ後、学生が夢中で数学の勉強をはじめたり、光悦の茶碗に感心したとたん、書けないでいた小説家が急になにか書きたくなったり、その他よい芝居を見た晩にふと汽車に乗って山登りに行きたくなる会社員も、ドン・キホオテを読んでどうしても飛行家になると決心する中学生も、それらはすべて大小深浅にかかはらず、芸術作品が享受者に及ぼすところのうつくしい感動の発現に相違ない。一般に、立派な芸術作品はかならず惰夫を起たしめる底の力をはらんでいるものだ。もっとも、それでも起ちえないような人間のことを、惰夫といふのかも知れぬ。
(石川淳「虚構について」より)

芸術について考えるといつも思い出すテキストだ(短いエッセイだが最後まで素晴らしい!)。で、ショパンが大嫌いな私に、「ショパンを聴いて戦争へ行こう!」と思わせてくれたRoger Muraroなのであった。3月20日だからだろうか?

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