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博士号取得者のキャリア・パスコミュの博士という肩書き?

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Ph.D.という肩書きって?
意味があるのだろうか?

僕は意味があって、ないようなものだと思っている。

まあ、僕の日本語の名刺は、
研究職を離れてからは、博士は書いていない。
英語の名刺には必ずPh.D.
と入れるのだが・・・
(あまり意味がないのだが・・・)

僕は、D2の時にプロジェクトが一段落したこともあり、
中退を考えたのだが、当時のボスや師匠と話して
博士号を取得した。

博士号がないとつけない仕事があったり、ポジションがある
のは事実である。
キャリアの選択肢が増えるためのツールであるのは確かなようだ。

しかし、日本の社会ではあまり評価されない
ところもある・・・
確かに利益をあげる方が、肩書きがある人よりも企業にとってはいいのかな・・・
従って、採用の際、職務経験が重要視される。

コメント(8)

アメリカの社会ではdoctorの学位はアカデミアで生きてゆくために必須です。自分はMDでPhDはもっていませんが、ポストを探すときにPhDがあったほうが、MDだけよりも便利なようです。(多くのポスドク以上の募集要項にはPhDを必要条件としています。あとは実力次第でしょうが・・)M
>Kotaroさん
コメントありがとうございます。
海外では、Ph.D.が評価されるようです。日本での位置づけは微妙ですよね・・・最後は実力勝負というのはどの世界も同じだと思いますが^^
海外で(少なくともアメリカで)Ph.D.が評価されて、日本で余りされないのは、Ph.D.の中身が違うからだと思います。
(MSとPhDで給料も格段に違ってきます。)

僕は日本で修士を取り、博士課程はアメリカに来ました。金銭面など様々な理由がありましたが、一番は、修士学生の目から見ても、同じ学科の博士卒業者の誰一人に魅力を感じられなかったからです。

後少しでPh.D.を取る所まで来ましたが、この5年間アメリカに来て、求めていたトレーニングを積めたと満足しています。

日本の博士課程は、(理系での話ですが)
教授について、実験をし、論文を書くことでしょうか。

アメリカのPh.D.コースは、
ディスカッションをメインとした授業をとり、
研究室を一年かけて周り、自分に合った研究室とテーマを見つけ、
博士研究のプロポーザルを書き、発表し、質疑応答に耐え、晴れて実験を始め、
実験をし、
毎年、中間報告を繰り返し、学科内、学外での発表を続け、
論文を書く
というものです。

日本の方を、少し単純に書きすぎた感はありますが、アメリカのトレーニングには様々な要素が入っています。Ph.D.コース入学者の半分程しか卒業まで至らない、という事実も付け加えておきます。

ですので、アメリカでPh.D.が評価されるのは、何も専門知識を持っているからだけではなく、誰もやったことの無いプロジェクトを提案し、実行し、修正を繰り返し、結果を導き出し、様々なオーディエンスに対して発表する、という一連の最低限のスキルを身につけた人材として、評価されているからだと思います。

このため、アメリカのPh.D.取得者は”つぶし”がきくのです。専門に固執さえしていなければ、他分野の専門知識を学び、プロジェクトを完結する能力があるわけです。

少し、日本の博士課程を批判的に書きすぎましたが、反論、ご意見、お待ちしています。
>ひろーしさん

「アメリカでPh.D.が評価されるのは、何も専門知識を持っているからだけではなく、誰もやったことの無いプロジェクトを提案し、実行し、修正を繰り返し、結果を導き出し、様々なオーディエンスに対して発表する、という一連の最低限のスキルを身につけた人材として、評価されているからだと思います。


はPh.D.に持っていないといけなく、広く応用が利くスキルだと思います。

私の大学院時代のボスは、
海外での教授生活もあったせいか?
マスターの際のテーマは与えられるのですが・・・
それ以降は、学生ではなくコラボレーターとしての
扱いを受けておりました。従って、ハードルも高かったですが・・・今、思えば得るものも大きかったように思っています。

日本の修士・博士課程もしくはポスドクにあると良いカリキュラムって何でしょうか?
海外の方々は色々なカリキュラムを経験していると思いますので、こんなものが役に立ったというものがあれば教えて頂ければ助かります^^
あればいいカリキュラムってプレゼンのやり方とか、ドキュメントの書き方でしょうか。研究の進め方みたいなところは、研究を進めていくのに必要なことなんですが、早い段階でこういうものだということをおぼろげでも理解したところで進めていったほうがよいかもしれません。

一般に人に対する説明は、Labのopen house的なところで説明係りを何回つとめるとできるようになるんですけどね。
Ph.D.は称号自体に意味がなくて、それを取る過程でどういうことをやったかどうかに価値があります。それができてない人、つまり自分でネタを見つけてprojectを進められない人という意味ですが、は問題です。
>6のコメントについて。

研究テーマを見出し、研究計画を立案し、実施するための体制を整えてこれを実施し、対面・論文等を介してその成果を周知せしめてその説得力を他の専門家に認められる(その過程では通常、修士以下の学生諸君との協同・指導なども必然的に含まれてきます)というのは、現状の日本の博士学位取得に求められる事項のはずです。企業(勤務経験はありませんが)などでいうなら、企画立案から事業計画の作成、小規模なチーム運営を含めた事業のマネジメントと成果物の発表・プレゼンまで、といったところなのでしょうか。

博士学位は、「それができる」と認められた人間にのみ与えられるものです。少なくとも規定上は。

ですから、博士号を持っている人間を目にした者は、学術という分野においては、以上のことを実施することが出来た人なのだ、と判断することになります。であるならば、Ph.Dの有無は判断基準としての意味を持ちますよね。

いわば「検定試験」(「資格試験」ではありません)みたいなものです。


以下は>6へのコメントというよりは、全般的なコメントです。

このトピックで語られた「日本の学位批判」は
1.そうした博士号の授与基準を実際に実施できているのかという疑惑
2.博士号を持っているにも関わらず、上記のことを実行できない者がいるのではないかという疑惑
の2点に集約できるのではないでしょうか。

そんな人はいないことになっている、としか言いようがありません。もしいたならば、信頼できない検定が実施されたと言うことで、その人個人は信用と職を失い、学位を授与した者もまた(教育者・教育組織としての)信用を失い結局は困窮する。それだけでしょう。当然の報いで、そんなもの放っておけば良いんですよ。汝ニセ学位飢えて死ね、いわゆるディグリー・ミルと一緒です。


また、日本の博士課程には授業や講義はほとんどありません。いきなり研究者としての業務に携わります。外国人はこれをオンザジョブトレーニングと名付けたんでしたっけ。日本の企業さんも類似の方法による人材育成が十八番だと聞いております。

日本経済が絶頂にあった時代には、そんな外国人達が「日本に学べ」と喧しかったそうですが、今般15年に及ばんとする経済停滞下、手のひらを返したように日本のやりかたへの風当たりが強くなっていて笑える話です。

なお、私が博士学位を取得した日本の大学でも、専攻を同じくした人間で博士学位取得に至ったのは、当初の博士課程入学者の半数程度であったことを付言しておきます。

もっとも、それが「よりまともな職域への脱出に失敗した」半数である可能性もありますがw。北米あたりじゃこの辺の事情はどうなんですかねw。
> このトピックで語られた「日本の学位批判」は
> 1.そうした博士号の授与基準を実際に実施できているのか
> 2.博士号を持っているにも関わらず、上記のことを実行できない者がいるのではないか
> という疑惑の2点に集約できるのではないでしょうか。

まさにそこだと思います。3、4年間がんばった子には、みんな博士をあげてしまう甘さに問題があるのだと思います。”ハズレ”が多すぎると、”博士”自体の価値は社会の中で下がっていくのは当たり前です。(アメリカでも、Ph.D.でもピンキリですが、最低ラインは厳しくチェックされています。) 

では、どうすれば判断基準を厳しく、そして実行可能なものに出来るのでしょう??

<<提案>>
チェックポイントを卒業の最後に置くのではなく、もっと前に置くのはどうでしょう?(一年目が終わったところなど。)研究室に入り、指導教官と論議を重ね、テーマを組み立て、必要な情報を調べつくし、予備の実験を行い、この先2年間の実験計画を学科の誰もが参加できるセミナーで発表するのです。

この方法の利点は幾つか考えられます。
1.一年目なので、通らなくてもやり直しが効く。
2.審査員も容赦なく落とせます。 
3.オーバードクターが減ります。3年間を見越した計画を立てるので、成功する確率が格段に上がります。
4.そして何より重要なのは、一年目にして、自分は博士を取るのに向いているか考えられ、向いていない場合は、まだ止めれます。(テーマを変えるなり、学科を変えるなり、やはり企業に行くなり。)

あくまでアメリカを参考にしたものなので、日本のシステムに合ったように、変えれば良いと思います。ご意見お待ちしています。

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