でりばてぃぶの会コミュのファンドの決算期末の月末なのでドレッシング？

ヘッジファンドやら年金やら海外投資家は、11月、12月が決算月ですから、月末はドレッシング買いと呼ばれる買いが入って株式市場は高く傾向があり、本日11月30日は株式市場は高くなりましたが、決して鉱工業生産の数値がよかったから上がっているわけではないと思います。

特に昨年からの欧州系の買い（オイルマネー？）が強烈な分、売りも強烈だったということでしょうね。彼らにとってみれば日本の景気がどうとかは関係なく、利益が出ているかどうかですから非常に現実的な投資行動だと思います。本日発表の投資主体別売買動向をみても、11月は現物以上に先物の外国人売りが顕著です。それにしても今日の先物の買い戻しはすごかったようですね。

まだ12月末もありますから決して油断はできませんが、アク抜けはしたかな、という感じはします。この相場は外国人投資家が主役ですから、たとえ個人投資家の信用取引の評価損率が悪くても関係ないでしょう。それでも中小型株もしっかり戻り始めていますし、内需株が強くなってきていることは評価ポイントと考えていいと思います。

中長期投資を考えている方は国際優良株（ハイテクを除く）か、成長力の高い中小型株（ネット株を除く）を打診買いするタイミングでしょう。