ＣＡＦＥ大好きさんコミュの原宿　Mother Kurukku

今日は、仕事の合間によく利用する、原宿のカフェ、Mother Kurukkuについて書き込みします。


これからの季節、とてもおすすめしたいカフェです。





最近、東京はとても暖かくなり、つい先日の夕方は、風が夏の空気を含んでいました。

気持ちのよい５月の風です。


毎年毎年、寒い冬の間は、「本当に来年は夏が来るのだろうか」
と心配になるけれど、今年もこの時期にちゃんと、夏の足音が聞こえてきました。



こんな日は、真っ直ぐ家に帰るのがもったいないような気がして、千駄ヶ谷から少し歩き、Mother Kurukkuへ。

場所は、郵便局のすぐそば。




原宿には、明治通りや表参道から一本道を外れるだけで、とても静かな場所があります。





Mother Kurukkuを選んだのには、理由があります。


ここの建物は、2階建てでガラス張りなのですが、この日、ガラスの壁が開放されていました。

2階の窓際の席で、果物のジュースでも飲めたら気分がいいだろうな、と思ったからです。



お店は夕方でも混雑しておらず、落ち着いた雰囲気。

タバコを吸わないお客は、2階へ通されます。






大好きな2階の窓際の席から、ななめ向かいにある古着屋、OTOEのへんてこでステキなディスプレイを眺めながら、バナナジュースでひと休みしました。


実は私、バナナジュースが大好き。


近所のスーパーでは売っていないし、どこかで見つけても、下手をすると、作り物みたいな味にあたってしまうことも。



カフェのメニューにあることも、そんなに多くない気がします。




ぼんやりと外を眺めているうち、空は静かに暗くなってゆき、ああ夜が来るなと思う頃にお店を出て、のんびりと駅まで歩いて帰りました。


さて、この日、カフェに入ったのには、５月の風以外にもうひとつ理由がありました。




仕事でお世話になっているある方と、前の晩、ちょっとした口論になった私。

いや、きっと、仲はいいはずなのですが、馴れ合いはいけません。

お互い反省しました。

ううむ、詳しくは書けませんが、いかなる理由があったにせよ、仕事でお世話になる方と、口ゲンカをするなんて、本当に自分が情けない。


何故か分からないけど、口論のあと、Ｍさんは、ばつが悪いような顔をして、

「マリ岡さん、秘密ですが、僕の彼女を教えてあげます」

と、長年秘密にしていた恋人の名前を教えてくれました。

相手はなんと、同じフロアのＳさん。



大学時代からの恋人がいるそうで、社内のみんな、外部スタッフみんなに、自分の彼女をやたらと褒めるＭさん。

口癖は『僕の彼女は〜』です。



彼の話だと、彼女はずいぶん気立てがよく、かなりの美人ということでした。

やたらと褒める割には、写真を見せたり、名前を教えるようなことは決してしない。

そのせいで、『本当は彼女はいない説』や、ちょっと意地悪な先輩からは『彼女ブス説』（ヒドイ！）などがウワサされていました。



きっと、口論のお詫びという意味なのでしょうが、少し重い秘密を知ってしまった私です。



バナナジュースを飲みながら、昨日の夜のことを思い出し、ほろっと涙腺が緩んだことを反省したり、突然の告白の意味を考えたりして、楽しくなったり、恥ずかしくなったり。

心地のよい風を浴びながら、気持ちを整理する時間が持てました。




ちなみに、Ｓさんのこと、私は詳しくは知りませんが、すごく好感の持てる方です。


Mさんが豪語するような、超美人ではないけれど、ま、いんじゃないでしょうかね。

秘密はちゃんと守りますよ。

お幸せに。












★Ｍother Kurukku



www.kurkku.jp/