別府の隠れた名店　さかゑ寿司コミュの【長い歴史に幕本当にお疲れさまでした】

令和三年五月七日『別府の隠れた名店』さかゑ寿司さんが開業以来60年に渡る歴史に幕を閉じられました。
別れを惜しむかのように当日の未明から降っていた雨も昼過ぎには止んで、開店の時間には空は明るくなり良いお天気となりました。
数年前から「東京オリンピックの年に店を閉める」と仰っていたのですが、コロナの影響でオリンピックが1年延期され、さかゑ寿司さんも1年延長されまして、大将がお店を継いでから40年になり、女将さんのお誕生日であるこの日を引き際にされました。
体調と相談しながら、晩年は週４日の営業にされましたが、最後の9日間は休まずに多くの馴染みあるお客様がたをお迎えされました。
この日は「もうクタクタや」とかすれた声で苦笑いされてました。それでも皆さんが楽しみにしているお寿司を握り、刺身を切って、精一杯いつも通りの仕事をされてました。女将さんもラストまでいつもの美味しい赤だしや茶碗蒸しを作って下さり、多くのファンをもてなして頂きました。
予約で席が一杯にもかかわらず、次から次へと馴染みの方がたが惜別のご挨拶に訪れ、いかにさかゑ寿司さんが皆様に親しまれていたのか、あらためて痛感致しました。

皆さんが口を揃えて悩みを言っています。
「これから別府で寿司を食いたい時はどこに行けばいいんや？？」
「いや、無いやろ。。」

唯一無二の
【また食べたいまた逢いたい】

大将、女将さん、本当にお疲れさまでした。
誠にありがとうございました。