ログインしてさらにmixiを楽しもう

コメントを投稿して情報交換!
更新通知を受け取って、最新情報をゲット!

映画が好きコミュの「大鹿村騒動記」

  • mixiチェック
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
ご存知怪優 原田芳雄の最期の作品で・・・眼鏡たらーっ(汗)

長野県の南アルプスの麓にある静かな大鹿村 でもこの時期になると村の中は活気付いてみんな浮き足立った感じの日々を・・・それは300年前からこの村に継承され続ける村歌舞伎の公演が近付いた事で・・・関係者はその準備や稽古やと家業そっちのけで・・・天秤座
そこで鹿肉料理店を経営する彼はこの歌舞伎の花形役者だが 18年前に幼馴染みの友が女房連れて駆け落ちして以来ずっとひとりで暮し 後5日後に迫った公演を前に突然女房が帰って来て・・・ペンギン
幼馴染みの友は申し訳なさそうに言うには 彼女にボケが出だしてオレの名をあんたの名前で呼び出して ために返却したいと・・・雨
まぁ一応は大ケンカを始めるが心の底では許すそんな大らかさが感じられ そして仕方なく記憶の飛んだ女房を受入れて・・・電球
そんな時に大型台風の到来や それによっての女房の記憶回復や 彼の相方の台風での怪我やで 結局は昔の相方だった女房を出す事で何とか歌舞伎の公演は乗り切って だがだが女房は又もや痴呆になって彼の名を叫びながらあの男の元へと走って・・・・・走る人

色んな教訓をテンコ盛りにして それは都会からやって来て彼の食堂に住み込む性同一障害の若者とか リニア新幹線でもめる利権がらみの行政現場とか 地デジ対策に追われる役場広報課の多忙さとか 老いが占める村国家での高齢化による痴呆問題とか 現代社会の縮図を開示しながらの・・・カラオケ 
更に歌舞伎で語られる平家の主人公が源氏のイヤな世を見たくないと云って両眼に刃を刺しすシーンを 地下の舞台回し役をするオカマの若者が 目が見えなくなったらイイものも見えないじゃんとか云って 妙に納得したりの・・・蟹座

ラストに見せる再び駆け落ち男に走るサマは一種の後戻りで 同時に東京へ発つためにバスの乗る役場女に愛の告白をする運転手は 何と行かせない様にバスをバックしてここでも後戻りのサマを見せ 駆け落ち男が恥を忍んで後戻りするように戻って来たのと同様に ここで見せる後戻りの美学は今まさにこの国家には必要不可欠かいなと・・・信号

原田芳雄は最期を飾るように多くの親しい役者連中に囲まれて気持良さそうに 歌舞伎の立ち回りから逃げた女房への未練と相変わらず達者に演じてはいるのだが ご冥福を・・・( ̄∧ ̄)ナム
大楠道代は逃げた女房を正常異常と忙しなく落ち着かない演技を見せてふらふら
岸部一徳はその駆け落ち男を相変わらず図々しくもデカイお顔で見せてうまい!
石橋蓮司は土建屋にお似合いの駄々っ子の様なごり押しで存在感見せてぷっくっくな顔
佐藤浩市はバス運転手として何とも薄っすらした存在感の無さを見せてウッシッシ
松たか子は役場の広報課担当で舞台の端から出られないお芝居を眺めて冷や汗
雑貨店主のでんでんやオカマ男の富浦智嗣や郵便配達人の瑛太とかとか双子座
更に三国連太郎は村の長老としてヨボヨボしいそれなりの存在感見せてがく〜(落胆した顔)

この作品は配給会社の方針とかで入場料を千円均一(先日の「デンデラ」も同様)にするも大勢(約200人!)の観客は私を含め老いぼれが多く その殆どは普段から千円で観られるお方ばっかしという珍妙な企画ながら ソレを見越して少しでも実損失くし数少ない若者を呼び込むんかいなとも・・・がま口財布

さてさてこの右の写真でどんだけの役者さんがわかるか 当ててみてくださ〜い目

〜〜〜ウマ見せまっせ 大鹿村の 騒動記 歌舞伎顔負け お馬鹿丸出し山羊座〜〜〜


コメント(1)

行ったぇ〜(にっこし)

かなりお得ですねぇ〜出演者リスト観たらぁ〜ゾクゾクと名だたる俳優さんがぁ〜◎

歌舞伎ファンといたしましてはぁ〜(ニヤリ)なかなかの出来栄え!

ログインすると、みんなのコメントがもっと見れるよ

mixiユーザー
ログインしてコメントしよう!

映画が好き 更新情報

映画が好きのメンバーはこんなコミュニティにも参加しています

星印の数は、共通して参加しているメンバーが多いほど増えます。

人気コミュニティランキング