ふく茶屋？コミュのHIV予防薬？ワクチン？

San Francisco Department Public Health(SFDPH－サンフランシスコ公衆衛生局)のHelp Fight HIV Projectから、ボランティア募集の記事で、興味深いものを見つけたので、お知らせしたいと思います。このボランティアは、下記の対策が市場に出る前の段階において、テストをするというものです。リサーチの一環として行うということです。

現在、HIVの感染予防の手段では、リスクのある性行為の予防を中心に行われています。
例としては：
・コンドームを、常時使用
・ HIV抗体検査を、６ヶ月ごとに受ける
・性病検査を、３ヶ月ごとに受ける
・リスクの高い性行為の拒否する意識
と様々な内容が、考慮されてきました。

しかし現在でも、上記の予防策を、教育していく形式により行われてきたわけですが、１１，０００人の感染者が、毎日報告されています。そこで、考えられた対策が、医療的調査から打ち出された、新しい考えの予防方式です。

SFDPHが、HIV感染を予防するために、革新的なHIVリサーチ・プロジェクトを、２つ打ち出したました。
? Project T（プロジェクト・ティー）
? HIV Vaccine Trials（HIVワクチン使用試験）

●Project T●
男性のためのプロジェクト！

サンフランシスコでは、毎週１５～２０人の新感染者が出る状況で、その感染者のほとんどは、MSM（Men who have sex with men＝男性と性行為を行う男性）です。

Project Tのターゲットとしている男性は年齢１８歳～６０歳で：
? HIV陰性のゲイ
? HIV陰性のバイセクシャル
? HIV陰性のトランス・ジェンダー・MTF（Male to Female=男性から女性に性転換した方）
であり、上記のHIV陰性の方々に、HIV陽性患者の治療法で使用されているTenofovir薬剤ピルを、採取して貰い、陽性になる予防に繫がるのかを、リサーチするものです。

更にProject Tでは、毎日上記の薬剤ピルを取ることで、当ボランティアの参加者に対する体調への影響・HIV感染に繫がるリスクの増減を、リサーチしていく方針でもあります。

ボランティア参加者は、上限＄７５を、一回の訪問で受け取ることが可能。更に、無料にて、HIV抗体検査・性病検査とカウンセリングを、受けることも可能。

＊注意！Tenofovir薬剤ピルが、HIV感染予防に効果があるかは、確証されていません。

お問合せ先：Scott Carroll or Blue Buddha
TEL 415-554-8888
http://www.helpfighthiv.org

●HIV Vaccine Trialｓ●
新しいワクチン？心の準備は？

効果のあるHIVワクチンは、未だに開発されていませんが、開発中の新薬をテストするボランティアを募集しているそうです。概要は、サンフランシスコ・ベイエリア在住のHIV陰性の方々に対して、ボランティアを募集中。ワクチンを開発する際に、考慮することには、すべての人種の人々に使用可能であることです。

＊注意！HIVのワクチンから、HIV陽性に成る事はありません。

お問合せ先：John Farley, Erin Singer,or Gavin Morrow-hall
TEL 415-554-9068
http://www.helpfighthiv.org

Shinya著