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whole9.comコミュの瀧澤憲一から、新年のご挨拶【一緒にスノーボーダーを増やしましょう】

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皆さん、あけましておめでとうございます♪

新年のご挨拶、だいぶ遅れてしまいましたね(笑)

今年もよろしくお願いいたしますよぉ♪

年明けはお店の初売りに大忙し&インフルエンザにかかってしまって大慌てのお正月を過ごしていましたがぁ、本日、復活です♪

やっと、昨日、今年の初滑りも済ませることができ これから本格的にライディング中心の日々へと突入です♪


皆さん、新年を迎えた1月1日、何を思い2011年を どう過ごしたいと思いましたか?
もちろん、お正月だからといって区切りだとか抱負だとかそんなの関係ないと思う方も少なからずいるでしょう。

おぃらも例外ではなく、シーズン単位で仕事をしていますので 特に今までは お正月だから今年はこうしようとかって考えてはいませんでした。

ただ、インフルエンザで 寝込んでいた2日間、おぃらは今自分のできる事、今年どう生きていくべきかなんて事、少し考えても見ました。




2010年12月31日、ゼビオ札幌太平店、年内最後の終礼 店長が発した言葉

「新年を迎える今、太平店がオープンしてから6年間のお店の歴史を振り返ってください。そして、自分の歴史を降りかえってみてください。」

そんな問いかけがありました。

自分は、お店のオープンスタッフとして 太平店と共にスタートしました。
最初は契約社員として、人生初の社会人としてのスタートでした。
社会人となり、多くの人々と出会い、人として成長を重ね、今の自分がいます。

この6年間のおぃらを知っている人にはどう映っているんでしょうね♪
大人になったなぁ〜なんて声もいただきますし、老けたなって言われることだってある(笑)

そりゃ、今年、33歳ですもん、老けて当たり前!
でも、6年前、定職にも就かずに スノーボード中心の生活を送っていたあの頃は自分が老けるって事、思ってもみなかった。
自分だけは 永遠だと思っていた。

数年前はこれが、すごく 歯がゆかった。
お店に入ったことで、スノーボードが思うようにできず、技術が衰え、体力も落ちた。
プロとして活動する事が 困難だと悟った。
でもそのうち、働きながら続けること、努力する事、スノーボードを続ける意味を見つけた。

現在、大会などからは退き スノーボードの魅力を伝える立場として活動を続けている。




『プロスノーボーダーってなんだ?』


21歳の時、スノーボード協会のプロ資格を取った時から、おぃらはプロになった?
いや、決してそんなことはなかった。
プライドだけは一端のプロになった気でいた。
でも、おぃらが本当の意味でプロになったのって最近のような気がする。

一般的にじゃあ、プロってなに?
資格取ったらプロ?
お金もらえるようになったらプロ?
道具もらったらプロ?
ビデオに出たらプロ?
雑誌に出たらプロ?


一流のライダーがこんな事を言っていた。

「技術的に、パフォーマンス的に、最前線にいる者達だけが プロであればいい。最高のパフォーマンスをできなくなった者は退くべきだ。」


納得。
おぃらもそう思う。
彼から言わしたらおぃらはプロではないのだと思う。

でも、おぃらは最高のパフォーマンスをしていた頃、手摺狂会で活動していたころは、おぃらが今思うプロの姿ではなかった。
今の自分からこの頃の自分を見ていたらスノーボードがうまいだけのただのガキ。


それじゃ、おぃらは、いつからプロになった?


それはいつしか 人に求められる立場になった時。
ゼビオがきっかけだったのかもしれないし、w9.がきっかけだったのかもしれない。
スノーボードを通して、社会貢献をすることができた時、初めておぃらはプロになりました。



今後、おぃらは技術も体力も歳と共に衰えていくでしょう。
いまさら、若いライダー達に パフォーマンスで勝てるとも思っていません。むしろ、応援してあげる立場です。
でも、この仕事を続けていく限り、おぃらの志が高い限りは、プロスノーボーダーとしての活動をやめません。
おぃらには スノーボードを次の世代に伝える使命があるから。


山で、ライディングしている時だけが おぃらのプロとしての仕事ではありません。
お店でアドバイスしている時、w9.やLATE、DOM7sを通してスノーボードを伝えている時、生活している時間、仲間と過ごしている時間、おぃらのスノーライフ全てがプロとしての自分のあり方です。




おぃらの使命は『スノーボードの魅力を伝え、スノーボード人口を増やし、スノーボード業界を活性化させること』
この使命が、おぃらができる社会貢献だと思っています。



おぃらの今の立場ではそれができるのです。
スノーボードをこれから始める多くの初心者の皆さんとの接点があるのです。
ゼビオのスタッフの一員として売り場に立つことができる、どれだけ素晴らしいことなんでしょう。
ゼビオは量販店です。
量販店をカッコ悪いと思う方もいることでしょう。
決して、プロショップのようなプロを育てる活動ができるわけではありません。
しかし、そのプロを支える、このスノーボード業界を支える、多くの初心者スノーボーダーを生んでくれているのがこの量販店なんです。

ゼビオ最高!今は自信を持ってこう言えます♪




働き始めた当初、おぃらは 自分のお店の商品を毛嫌いしていました。
初心者用品…自分が売るものじゃない。

当時の自分は手摺狂会でオープニングを飾り、働き始めたその年にトリを飾りました。
ライダーとしてはイケイケの時代です。
そんな自分の小さなプライドが どこか初心者とは遠い存在でいたかったのでしょうね。


ゼビオでは スノーボードの3点セットが19900円で買えます。
当時のおぃらからしてみたら、こんなのスノーボードじゃない、なんて、本気で思っていました。


19900円のセットを買いに来てくれたお客様を、こんなのスノーボードじゃないから買わないほうがいいよ、なんて本気で馬鹿な事言って、帰してしまったこともあった。
今じゃ、これ、笑えないエピソードです。



今は、この19900円の3点セットが、スノーボード人口を増やすためには無くてはならないものだと痛感しています。

もちろん、機能的な事を考えれば もっともっと金額は上がってしまうのが当たり前。
でも、19900円でもいいんです。

このBLOGを読んでくれている人の多くの方は、スノーボードで19900円なんて、安物だと思っていることでしょう。
でも、違うんです。
スノーボードをやったことない人からしてみれば 19900円は十分、大金なんです。
お年玉かき集めてスノーボード買いに来てくれる小学生や中学生にとっては、人生初の大きな買い物なんです!
それはもう、宝物なんです。


これに気付いた時、おぃらは それまでの自分を捨て去りました。
自分の持っていた商品に関する価値観なんてものは、一切 お客様には必要無いと悟りました。

おぃらに必要なのは、お客様のニーズに合った 最高の一枚を、最高の一足を、最高の一台を、最高の一着を、おぃらの持っている全ての知識を振り絞ってアドバイスし、笑顔になってもらうこと、わくわくしてスノーボードを楽しく初めてくれることそれに尽きるのです。



そして、1人でも多くの方が、スノーボードを体験したことがない方が、板一枚持って、山に行って欲しい!

今のスノーボード業界には、スノーボードを体験してもらうこと、山にまず足を運んでくれること、それが一番大切だとおぃらは本気で思います。


このBLOGを読んでくれている人ならわかりますよね♪
スノーボードにハマった瞬間♪
スノーボード最高なんです♪
スノーライフが人生を変えてくれるんです!
1人でも多くの人を幸せにしたいんです!

是非、お友達を山に連れ出してください。
19900円でもいいです。レンタルでもいいです。リサイクルでもいいです。


山に行くこと、スノーボードを体験する事が一番大切なんです!





今年のお正月に、小学生のころ、セットでスノーボードを買ってくれたお客様が、再度来店してくれました。
今は 背も大きくなって、中学生になってました。
彼は、お小遣いや、お年玉を貯めて、今年、FTWOの板とバインディングを買ってくれたんです。
中学生にとって、十万円に近い買い物がどれだけの価値があるのか想像を絶します。
今のおぃらの収入と照らし合わせたら、車一台買うくらいの覚悟と気合はいるでしょう(笑)


その彼が プロになりたいと言ってくれました。
目指しているのは『瀧澤憲一』そう言ってくれているんです。


ありがたい話です。
本当に嬉しくて、目頭が熱くなります。


昨シーズンは、オリンピックがあり、スノーボードも何かと世間を騒がせました。
ネット上ではスノーボードの動画が簡単にみられる時代です。
彼も例外ではなく、多くのスノーボーダーの映像を目にした事でしょう。

その中で、尚、おぃらの存在を認めてくれている。

自分がこうしてプロとして活動しているなかで、お店でもゲレンデでもこのネット上でもいいんです。
おぃらが伝えたスノーボードで、彼のようにスノーボードが大好きになってくれて、スノーボードを生活の一部にしてくれて、これからのスノーライフを楽しくて笑顔で満ち溢れた豊かなものにし、幸せになってくいれる人が一人でもいてくれたら。
それだけで、おぃらがこうしてプロスノーボーダーとして活動し続けている意味が生まれてくれます。






2010年12月31日 最終終礼にて店長がおぃらに投げかけた言葉。

「新年を迎える今、お店の歴史を振り返ってください。そして、自分の歴史を降りかえってみてください。」




おぃらは、今、最高にハッピーな仕事をしています!

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