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シェイクスピアコミュのマクベスの魔女に関しての質問です

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あるブログで、マクベスの中に出てくる三人の魔女は、ヨーロッパの神話にはよく出てくる話で、ワルキューレのにも運命をつかさどる女神が三人の魔女として現れるのだ、とありました。

ヨーロッパ神話にもワルキューレにも詳しくないのですが、ワルキューレやヨーロッパ神話にも三人の魔女というのは現れるのでしょうか。お詳しい方いらっしゃいましたら教えてください。

コメント(3)

どうもです。ワルキューレの関連からすると、運命の女神三姉妹ノルンを連想します。ノルンの末っ子スクルドはワルキューレの一人とのことです。ノルンは神々でさえ抗えない運命を予見する女神、そして同じ連想はギリシャ神話のモイラ(ローマではパルツェ)と呼ばれる運命の女神がいます。人の一生を機織りに例えて、長女のクロートーが糸を紡ぎ、次女のラケシスが糸の長さを測り、三女のアトロポスがハサミで糸を裁つ。

モイラは女神というイメージよりも機織りをする三人の老婆というイメージで、魔女と形容したほうがしっくりくる感じです。

モイラは文学的にはよく遣われるモチーフで、個人的にはゲーテの『ファウスト』で冥界の王プルートゥスに扮したファウストの取り巻きとして登場する場面の印象が強いです。

特定のイメージではないですが、神話の女怪物は三姉妹が多いように感じられます。ハルピュイアしかりゴルゴンしかり。
シェイクスピア劇団の者です。 僕がマクベスに出演した時は三人の魔女は、過去・現在・未来や聖なる三位一体を表していると教わりました。 マクベスの舞台はスコットランドなのでケルト神話になりますよね。 キリスト教にも3という数字は大切みたいです。 ただシェイクスピアはギリシャ神話はよく言及してますが、その他の神話はあまり触れていないです。 お役に立たない情報で申し訳ありません。
 ギリシア悲劇で言うなら、アイスキュロスの『オレステイア三部作』の最後で、主人公のオレステイアが、母親殺しの復讐を遂げた後、「エリュニュエスの復讐三女神」にとりつかれるシーンがありますね。
 『マクベス』の場合は、三人の魔女が悪を唆して、実行犯のマクベスが「復讐」される展開に見えますが、「オレステイア」の場合は、父の敵である母を息子が討った上で、更に亡霊になった母親げっそりが息子を祟る展開なので、「復讐者も復讐され返す。故に終わらない復讐」という演出なのかなexclamation & questionと思いました。
 『マクベス』との関連は不明ですが、「復讐と三女神」というくらいの共通項はあるのかなあせあせ(飛び散る汗)御参考までに ... キスマーク

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