Gianluca Luisiコミュのジョルジュ・オンスロウのCD

オンスロウ：ピアノ五重奏曲、ピアノ六重奏曲

ジョルジュ・オンスロウ（1784～1853）はフランスの作曲家件ピアニスト（オーヴェルニュ生まれだが父親はイギリス人で、綴りも英語風のGeorgeなので、ジョージ・オンスロウと表記するのが正しいかも）。メンデルスゾーンやシューマンにも高く評価され、「フランスのベートーヴェン」と称されました。1825年に書かれた『ピアノ六重奏曲』作品30は、ピアノの他にはフルート、クラリネット、ファゴット、ホルンの４つの管楽器とコントラバス、また『ピアノ五重奏曲』作品79bisの方は、シューベルトの『ます』と同じ、ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ、コントラバス各１で書かれており、共に編成がユニークなのも特徴的。

　アンサンブル・コンチェルタント・フランクフルトは1987年結成の弦楽五重奏団。メンバーはフランクフルト放送交響楽団員が中心です。MDGから既にオンスロウの弦楽五重奏曲作品33と74（MDG 60312332）をリリースしていますが、今回収録されたのはイタリア出身のピアニスト、ジャンルカ・ルイージを迎えてのピアノ入り室内楽作品2曲。ちなみに、「bis」の付かない作品79はピアノ七重奏曲で、編成はピアノの他は、オーボエ、クラリネット、ホルン、ファゴット、コントラバス。（ユニバーサルＩＭＳ）

オンスロウ：

・ピアノ五重奏曲 op.79bis
・ピアノ六重奏曲 op.30

　ジャンルカ・ルイージ（p）
　アンサンブル・コンチェルタント・フランクフルト